豊橋祇園祭(とよはしぎおんまつり)は、豊橋市関屋町吉田神社で毎年7月中旬に行われる祭事である。

豊橋祇園祭・打ち上げ花火

神輿渡御を本祭とする。前々夜の手筒花火、前夜の打ち上げ花火も有名である。

由来・歴史 編集

 
天王祭。歌川広重

江戸時代に天王祭として行われ、山本貞晨著作『三河国吉田名跡綜録』(吉田神社所蔵)という絵文書にもその様子が描かれている。神輿渡御の行列は源頼朝をしのぶものとされ、鎌倉平安時代の服装で練り歩く。

なお手筒花火は永禄元年(1558年)に今川義元吉田城代、大原備前守の吉田神社への奉納に始まるとされている。吉田神社内に「伝承三河伝統 手筒花火発祥之地」の碑がある。大筒花火は町内会が自分で手作り、それを神輿がわりに担いで練り歩く。

日程 編集

 
吉田天王社祭礼の図

*前日(木曜日)

    • 子供笹踊り:15〜17時
  • 初日(金曜日)
    • 宵祭り:18時より
    • 神前花火奉納(手筒花火):18時45分より
  • 二日目(土曜日)
    • 前夜祭(打ち上げ花火):18時より
  • 最終日(日曜日)

関連項目 編集

外部リンク 編集