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豊洲駅

日本の東京都江東区にある東京地下鉄・ゆりかもめの駅

豊洲駅(とよすえき)は、東京都江東区豊洲にある、東京地下鉄(東京メトロ)・ゆりかもめである。

豊洲駅
Toyosu Station 2018.jpg
東京メトロ7番出入口
(2018年11月21日撮影)
とよす
Toyosu
所在地 東京都江東区豊洲
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ・駅詳細
ゆりかもめ駅詳細
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乗り入れ路線編集

東京メトロの有楽町線と、ゆりかもめの東京臨海新交通臨海線(路線愛称そのものが「ゆりかもめ」)の同名駅が近接しており、乗り継ぎ・乗り換え可能な接続駅となっており、両社局とも駅番号が制定されている。

  •   有楽町線 - 駅番号「Y 22
  •   ゆりかもめ - 駅番号「U 16

歴史編集

駅構造編集

東京メトロ編集

東京メトロ 豊洲駅
 
ホーム(2016年6月)
とよす
Toyosu
Y 21 月島 (1.4km)
(1.7km) 辰巳 Y 23
所在地 東京都江東区豊洲四丁目1-1
駅番号 Y22[2]
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線 [2]有楽町線
キロ程 25.1km(和光市起点)
電報略号 トス
駅構造 地下駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
227,384人/日
-2018年-
開業年月日 1988年昭和63年)6月8日
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島式ホーム2面4線の構造を持つ地下駅である。改札階(地下1階)とホーム階(地下3階)の間にはコンコース階(地下2階。売店はこの階にある)が挟まる。改札階には定期券売り場が設置されている。

当駅から住吉押上方面に至る支線が分岐する計画があり、駅の構造はそれに備えたものとなっている[3]。しかし支線建設の動きはなく、内側2線部分は長らく線路も敷設されないままで、ホームには柵が設置されていた。

2006年にゆりかもめの開業に伴う地下通路の新設工事と出入口の増設工事が行われた。これによって切符売り場が工事前の位置から移動され2面になった。さらに2007年には自動改札機や案内装置の一部移設が行われた。

ゆりかもめ開業後、利用客が増加しているため、東京メトロでは混雑緩和のための改札の増設、階段・エスカレーターの増設・移設などの改良工事を2013年9月の完成を目処に実施していた[4]。この工事に伴い、支線用に用意されていた乗り場の柵を撤去して上下ホーム間を結ぶ仮設の渡り板を設置し、2009年10月からホームの一部として供用していたが、線路を敷設したうえで折り返し線ホームとして整備する方針[5]が固まったため、2012年9月12日に閉鎖された。

その後の駅改良工事に伴い、上下ホーム間の線路予定地に線路が敷設された。これに伴い2013年3月1日より従来の2番線を4番線に改称し、新たに降車専用ホーム(新しい2番線)と3番線が設置された[6]。2・3番線は、2019年10月12日から閉鎖され、2020年春までにホームになる予定である。

2013年3月16日のダイヤ改正により平日朝に当駅止まりの列車が2本設定され、2・3番線は引き上げ線として供用されている。なお、2・3番線は新木場方面にはつながっておらず、トンネルは住吉方面にカーブしている。その後2019年3月中旬のダイヤ改正で当駅止まりの電車は1本に削減された。2019年10月15日のダイヤ修正で豊洲駅の2・3番線が供用停止となることから、各駅停車の当駅止まりは10月11日を持って新木場行きに延長され、廃止された。

この他に月島寄りに引き上げ線があり、車両の留置や折り返しが可能である。こちらも改良工事に伴い1線から2線に増設された。基本的には運用の間合いで車両が留置されるが、車両トラブル発生時に該当列車が入線したこともある。

1番線の発車標は、先発列車のみを表示するものである[7]

ゆりかもめと乗り換える場合は豊洲シエルタワー下層部のシエルコートを通り、シエルコート直結出入口を利用する。

2013年(平成25年)10月26日から、1・4番線においてホームドア発車メロディが使用を開始した。2・3番線についても同年12月28日にホームドア・発車メロディが使用開始された[8]。4番線のホームドアのうち先頭から2両目には透過型の可動式ホーム柵が試験的に設置されており、シャープ製のシースルーディスプレイが組み込まれたことでコンテンツの表示ができるようになっている。2015年9月19日から半年間、このシースルーディスプレイの日本初となる実証実験が行われる[9][10][11]

有料座席指定列車「S-TRAIN」は平日ダイヤのみ有楽町線に乗り入れ、当駅発着として運転される(当駅から新木場方面の運転は通常ないものの、2018年9月20日と21日に新木場まで運転されたことはある[12]。この場合、当駅から各駅停車新木場行きに変更され、座席指定券なしで乗車でき、座席の方向転換も実施しなかった。)。なお、当駅から東京メトロ線内のみの乗車はできない(一例として、乗車専用の石神井公園駅で乗り、当駅で下車するのは可)[13]。2018年3月10日ダイヤ改正より、一部の「S-TRAIN」を除いて当駅で新木場発着の各駅停車と接続することにより、辰巳駅・新木場駅利用者への利便性向上が図られる。

のりば編集

番線 路線 行先 備考
1   有楽町線 新木場方面
2・3 使用停止中
4 池袋和光市森林公園飯能方面 和光市駅から   東武東上線へ直通(森林公園駅まで直通)、または
小竹向原駅から   西武池袋線へ直通(  西武有楽町線経由飯能駅まで直通)


発車メロディ編集

2013年10月26日からスイッチ制作の発車メロディを使用している。

曲は1番線が「たんとんとん」(塩塚博作曲)、3番線が「フラワートレイン」(福嶋尚哉作曲)、4番線が「きらめくホーム」(福嶋尚哉作曲)[注釈 1]である[14]

ゆりかもめ編集

ゆりかもめ 豊洲駅
 
駅全景
とよす
Toyosu
U 15 新豊洲 (0.7km)
所在地 東京都江東区豊洲二丁目2
駅番号 U16
所属事業者 ゆりかもめ
所属路線 東京臨海新交通臨海線
キロ程 14.7km(新橋起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
22,427人/日
-2017年-
開業年月日 2006年平成18年)3月27日
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島式ホーム1面2線を有する高架駅。改札階は道路上にあり、その上にホームがある。

2006年3月27日有明駅から延伸開業し、新たに終着駅となった。なお、勝どき方面への延伸計画があり、軌道は延伸を見越して先端部が晴海通り方向に曲がっている。

定期券売り場が設置されているが、これは当駅までの延伸時に有明駅から移転したものである。また、駅員配置駅でもある。

のりば編集

番線 路線 行先
1・2   ゆりかもめ 市場前東京ビッグサイト台場新橋方面


利用状況編集

  • 東京メトロ - 2018年度の1日平均乗降人員227,384人である[利用客数 1]
    東京メトロ管内の駅では新宿駅に次ぐ第7位。
    • 2000年代に入るまでは1日平均乗降人員が5万人前後で推移していたが、ゆりかもめとの乗換駅になった2005年度からは大幅な増加を記録し、2007年度には11万人を越えた。他の東京メトロ線と接続しない有楽町線の駅では第1位となっている。2011年度には15万人を、2015年度には20万人を越えた。
    • 2006年時点の推計では、2016年度の1日平均乗降人員は193,000人に達すると予測されていた[15]が、実際はそれを上回るペースで増加している。後述の豊洲市場がオープンしたことにより、さらなる利用者の増加も見込まれる。
  • ゆりかもめ - 2017年度の1日平均乗降人員は22,427人である。
    ゆりかもめの駅では台場駅に次ぐ第3位。

年度別1日平均乗降人員編集

近年の1日平均乗降人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1][乗降データ 2]
年度 営団 / 東京メトロ ゆりかもめ
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
2000年(平成12年) 52,363 未開業
2001年(平成13年) 53,712 2.6%
2002年(平成14年) 51,161 −4.7%
2003年(平成15年) 50,588 −1.1%
2004年(平成16年) 51,190 1.2%
2005年(平成17年) 58,197 13.7% 7,600
2006年(平成18年) 84,470 45.1% 9,494 25.0%
2007年(平成19年) 110,635 31.0%
2008年(平成20年) 122,789 11.0%
2009年(平成21年) 131,069 6.7%
2010年(平成22年) 138,876 6.0% 15,904
2011年(平成23年) 154,214 10.4% 15,891 −0.1%
2012年(平成24年) 160,196 3.9% 17,729 11.6%
2013年(平成25年) 175,147 9.3% 18,647 5.2%
2014年(平成26年) 182,294 4.1% 20,175 8.2%
2015年(平成27年) 200,533 10.0% 23,844 18.2%
2016年(平成28年) 208,012 3.7% 22,277 −6.6%
2017年(平成29年) 214,032 2.9% 22,427 0.7%
2018年(平成30年) 227,384 6.2%

年度別1日平均乗車人員(1988年 - 2000年)編集

近年の1日平均乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員
年度 営団 出典
1988年(昭和63年) [備考 1]12,488 [東京都統計 1]
1989年(平成元年) 16,926 [東京都統計 2]
1990年(平成02年) 19,110 [東京都統計 3]
1991年(平成03年) 20,587 [東京都統計 4]
1992年(平成04年) 24,901 [東京都統計 5]
1993年(平成05年) 28,274 [東京都統計 6]
1994年(平成06年) 27,449 [東京都統計 7]
1995年(平成07年) 28,279 [東京都統計 8]
1996年(平成08年) 26,981 [東京都統計 9]
1997年(平成09年) 25,945 [東京都統計 10]
1998年(平成10年) 26,562 [東京都統計 11]
1999年(平成11年) 26,044 [東京都統計 12]
2000年(平成12年) 26,395 [東京都統計 13]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)編集

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 2]
年度 営団 /
東京メトロ
ゆりかもめ 出典
2001年(平成13年) 26,704 未開業 [東京都統計 14]
2002年(平成14年) 25,589 [東京都統計 15]
2003年(平成15年) 25,243 [東京都統計 16]
2004年(平成16年) 25,910 [東京都統計 17]
2005年(平成17年) 29,318 [備考 2]3,600 [東京都統計 18]
2006年(平成18年) 43,784 5,221 [東京都統計 19]
2007年(平成19年) 54,918 7,161 [東京都統計 20]
2008年(平成20年) 61,129 7,556 [東京都統計 21]
2009年(平成21年) 65,175 8,180 [東京都統計 22]
2010年(平成22年) 69,460 8,197 [東京都統計 23]
2011年(平成23年) 77,306 8,186 [東京都統計 24]
2012年(平成24年) 79,822 9,098 [東京都統計 25]
2013年(平成25年) 87,471 9,636 [東京都統計 26]
2014年(平成26年) 90,778 10,454 [東京都統計 27]
2015年(平成27年) 99,910 12,333 [東京都統計 28]
2016年(平成28年) 103,666 11,521 [東京都統計 29]
2017年(平成29年) 106,685 11,581 [東京都統計 30]
備考
  1. ^ 1988年6月8日開業。開業日から1989年3月31日までの計297日間を集計したデータ。
  2. ^ 2006年3月27日開業。

駅周辺編集

駅前すぐの所に豊洲駅前交差点があり、都道304号(晴海通り)、都道319号都道484号の3路線が交差する。

豊洲は東京湾6号埋立地に形成された街であり、IHI(旧:石川島播磨重工業)東京造船所跡地などを利用した大規模再開発が進められている。東京都策定の街づくり方針案によれば、完成すると、将来的には就業人口約33,000人・居住人口22,000人となる見込みである[16]

かつては当駅周辺に専用鉄道東京都港湾局専用線が通っており、当駅前後で有楽町線とも交差していたが、1989年までに全て廃止された。再開発によりほとんどの痕跡は消滅しているものの、駅北西の晴海運河に架かる晴海橋梁や、駅北東の豊洲運河に架かっていた豊洲橋梁の橋脚が現存している。

なお、東京都中央卸売市場豊洲市場は当駅から南西へ1km以上離れており、ゆりかもめ市場前駅が最寄りである。

バス路線編集

駅前のバスターミナルと駅前交差点部に「豊洲駅前」停留所があり、都営バス東京空港交通路線バスが発着する。

バスターミナル編集

2015年4月1日より新たなバスターミナルが使用開始となった[17]

駅前交差点部編集

豊洲(ららぽーと豊洲)編集

水上バス編集

いずれもららぽーと豊洲にある豊洲停留所から発着する。

隣の駅編集

※有楽町線のS-TRAINの停車駅は当該記事を参照のこと。

東京地下鉄(東京メトロ)
  有楽町線
各駅停車
月島駅 (Y 21) - 豊洲駅 (Y 22) - 辰巳駅 (Y 23)
ゆりかもめ
  東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)
新豊洲駅 (U 15) - 豊洲駅 (U 16)

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 2012年7月7日から12月17日までは、和光市駅3番線で使用されていた。2015年5月30日からは副都心線東新宿駅1番線でも使用されている。

出典編集

  1. ^ “ホームドア設置計画進行中 千川駅、豊洲駅、辰巳駅に設置し、有楽町線全駅にホームドアの設置が完了します! 全179駅中84駅にホームドアの設置が完了しホーム上の安全性が向上” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東京メトロ, (2013年8月9日), http://www.tokyometro.jp/news/2013/pdf/metroNews20130809_k092.pdf 2018年5月6日閲覧。 
  2. ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年05月26日閲覧)
  3. ^ 一部自治体の構想ではこの分岐線を「東京直結鉄道」と称している。
  4. ^ 豊洲駅の改良工事について - 東京地下鉄 2009年10月14日
  5. ^ 平成24年度(第9期)事業計画 主な項目 (PDF)”. 東京地下鉄株式会社. p. 10 (2012年3月). 2013年2月4日閲覧。
  6. ^ 有楽町線豊洲駅で中線の入線試運転|鉄道ニュース|2013年3月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp
    実際には2月28日中に旧2番線の案内板に張り紙で「4」の表記がなされており、2月28日のうちに実質的に改番されている。
  7. ^ これは池袋 - 月島間と辰巳の各駅も同様である。
  8. ^ ホームドア設置計画進行中 千川駅、豊洲駅、辰巳駅に設置し、有楽町線全駅にホームドアの設置が完了します! (PDF) 東京メトロプレスリリースより
  9. ^ 透過型ホームドアでシースルーディスプレイの実証実験を行います,東京地下鉄,2015年9月14日
  10. ^ シャープのシースルーディスプレイを東京メトロ豊洲駅で実証実験,シャープ,2015年9月14日
  11. ^ 透明のホームドアに「シースルーディスプレイ」を設置 東京メトロ、日本初の実証実験開始へ,ITmedia,2015年9月14日
  12. ^ [1]
  13. ^ 2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始! 西武鉄道株式会社 2017年1月10日
  14. ^ 株式会社スイッチ. “株式会社スイッチオフィシャルサイト” (日本語). 株式会社スイッチオフィシャルサイト. 2019年10月3日閲覧。
  15. ^ 地下空間シンポジウム論文・報告集 第14巻、p68、2009年
  16. ^ 「豊洲1〜3丁目地区まちづくり方針」の策定について - 東京都都市計画局(現・東京都都市整備局) 2001年10月10日
  17. ^ 豊洲駅前
  18. ^ a b 都営バスの路線変更等について - 東京都交通局、2018年9月6日、2018年10月7日閲覧。

出典編集

関連項目編集

外部リンク編集