豊田 裕(とよだ ゆたか、1935年昭和10年)3月8日 - )は、日本研究者教育者である。長野県上伊那郡伊那町出身。東京大学農学部畜産学科を卒業し、同大学院生物系研究科(現・理学系研究科)を修了(農学博士[1]

研究者として、日本における繁殖生理学発生工学の礎を築く。哺乳動物における体外受精研究に関する多くの論文を執筆し、体外受精技術の発展に功績を残している。また、TYH(豊田、横山(横山峯介)、星(星冬四郎))と呼ばれる体外受精培地を開発し、広く用いられている[2]

豊田裕教授が開設した北里大学獣医畜産学部(現在は獣医学部)・家畜育種繁殖学研究室の出身者が中心となり、1990年に動物生殖工学研究会(Society of Animal Reproductive Biotechnology: SARB)を設立した。動物生殖工学研究会は、毎年12月の第一土曜日に、北里大学・白金キャンパスの会議室で開催されており、発足時の趣旨である「各人が仕事の現場で抱えている問題を参加者に投げかけ、多方面なアドバイスを受けてそれを解決する」という方針で、各界で活躍する生殖工学の専門家から実践的な解決策を得る場を提供している。

受賞編集

出典編集

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  1. ^ 博士論文 『ラットにおける排卵数の決定機構に関する研究』 (東京大学、1962年)
  2. ^ 豊田裕「TYH誕生の頃」JRD 2001年10月号(Vol. 47, No. 5)掲載