豪友会
高知市内に本部を置く暴力団
豪友会(ごうゆうかい)は、高知県高知市に本部を置く暴力団で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の二次団体[1]。
設立 | 1961年 |
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設立者 | 中山勝正 |
本部 | 〒780-0843 高知県高知市廿代町14-29 |
首領 | 加藤徹次 |
活動期間 | 1961年 - 現在 |
上部団体 | 山口組 |
来歴
編集初代体制
編集- 1961年(昭和35年)8月、三代目山口組系中井組組員・中山勝正は、統率する白タク組織の「自動車愛好会」を豪友会に改称した。
- 1970年(昭和45年)、高知市内に俠道会が傘下組織として高知支部を設立した。豪友会とはすぐに対立関係となり、抗争に発展。
- 1978年(昭和53年)には、俠道会系池澤組幹部が豪友会組員に拉致され、殺害される事件が発生。
二・三代目体制
編集- 1985年(昭和60年)、中山が一和会系組員の襲撃を受け急逝し、二代目を岡崎文夫が継承した。
前述の経緯もあり、岡崎率いる二代目豪友会は山一抗争では報復戦に積極的に関与した。特にかつての上部団体である中井組が一和会に属しており、85年中は、双方の間で事務所への発砲や組員の射殺といった攻防が展開された[注 1]。 - 同年3月2日には岡崎が火薬類取締法違反及びに凶器準備集合罪などで逮捕され、後に起訴される。その後、1986年(昭和61年)6月に引退した。
- 1986年(昭和61年)6月、岡崎に代わり、池本審が豪友会三代目会長となった[2]。
- 1992年(平成4年)6月、病気を理由に池本は引退した。
四・五代目体制
編集歴代会長
編集組織
編集脚注
編集注釈
編集- ^ なお、中井組は抗争の進展で1988年(昭和63年)10月に解散している。
出典
編集- ^ 『六代目山口組 完全データBOOK』 (P.10) 2007年12月1日 メディアックス ISBN 978-4-86201-328-6
- ^ 『山口組ドキュメント 五代目山口組』 “五代目山口組本家組織図” 溝口敦 1990年6月1日 三一書房 ISBN 4-380-90223-4
参考文献
編集- 『荒らぶる獅子 山口組四代目竹中正久の生涯』 溝口敦 1988年1月1日 徳間書店 ISBN 4-19-123603-2
- 『撃滅 山口組vs一和会』 溝口敦 2000年6月20日 講談社<講談社+α文庫> ISBN 4-06-256445-9