豪徳寺駅

東京都世田谷区豪徳寺にある小田急電鉄の駅

豪徳寺駅(ごうとくじえき)は、東京都世田谷区豪徳寺一丁目にある、小田急電鉄小田原線である。駅番号はOH 10

豪徳寺駅
南口
ごうとくじ
Gotokuji
OH 09 梅ヶ丘 (0.7 km)
(1.0 km) 経堂 OH 11
地図
所在地 東京都世田谷区豪徳寺一丁目43-4
北緯35度39分13.0秒 東経139度38分50.3秒 / 北緯35.653611度 東経139.647306度 / 35.653611; 139.647306座標: 北緯35度39分13.0秒 東経139度38分50.3秒 / 北緯35.653611度 東経139.647306度 / 35.653611; 139.647306
駅番号 OH10
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 小田原線
キロ程 7.0 km(新宿起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線*
乗降人員
-統計年度-
[小田急 1]26,183人/日
-2023年-
開業年月日 1927年昭和2年)4月1日
乗換 東急世田谷線山下駅
備考 *通過線2線含む
テンプレートを表示

豪徳寺駅
配線図

梅ヶ丘駅

2 1


STRg STRg STRf STRf
PSTR(R) STR STR PSTR(L)
PSTR(R) STR STR PSTR(L)
PSTR(R) STR STR PSTR(L)
STRg STRg STRf STRf

経堂駅

北口
ホーム
シンボルカラーはくすんだ黄色

東急電鉄世田谷線山下駅と近接しており、乗換が可能である。

歴史

編集

年表

編集

駅名の由来

編集

駅名は駅近くに豪徳寺があることに由来。豪徳寺は当駅周辺の地名にもなっている。

駅構造

編集

相対式ホーム2面4線を有する高架駅複々線区間に所在している。曲線上にホームがあるため、乗降の際は足元に注意する必要がある。

のりば

編集
ホーム 路線 方向 軌道 行先[10]
1   小田原線 下り 緩行線 小田原片瀬江ノ島方面
通過線 □小田原線 下り 急行線 (下り列車の通過)
通過線 上り (上り列車の通過)
2   小田原線 上り 緩行線 新宿  千代田線方面

※下り東北沢駅 - 登戸駅間、上り向ヶ丘遊園駅 - 東北沢間急行線・緩行線は原則として以下の通りに使い分けられている。

〔急行線〕
特急ロマンスカー・快速急行・通勤急行・急行が使用する。成城学園前駅 - 経堂駅間のみ通勤準急も使用する。
〔緩行線〕
準急・各停が使用する。通勤準急も上記以外の区間で使用する。
但し、千代田線直通上り急行は、経堂駅以東で緩行線を使用する。

設備

編集

改札・出入口は高架下1箇所のみであり、これらには特に呼称は付与されていない。小田原方に向いており、南北に走る道路東京都道427号瀬田貫井線)に面している。売店は1F改札を出た所にある。待合室は1・2番ホーム共にある。トイレは2番ホームエスカレータを降りた横にある。エレベーター・エスカレーターは1・2Fにある各ホームを連絡する。

東急世田谷線立体交差するため、複々線化される以前から駅は盛土上にあり、高架化されていた[4]。複々線化工事の際に盛土部を撤去、高架橋に改められている[4]

2013年度(平成25年度)の鉄道事業設備投資計画において行先案内表示器の設置が企図され[11]2014年1月頃に設置された[要出典]

利用状況

編集

2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員26,183人である[小田急 1](小田急線全70駅中40位)。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[12]
年度 1日平均
乗降人員[13]
1日平均
乗車人員[14]
出典
1956年(昭和31年) 9,090 [* 1]
1957年(昭和32年) 8,586 [* 2]
1958年(昭和33年) 9,655 [* 3]
1959年(昭和34年) 9,985 [* 4]
1960年(昭和35年) 21,429 10,494 [* 5]
1961年(昭和36年) 22,036 11,096 [* 6]
1962年(昭和37年) 23,965 12,068 [* 7]
1963年(昭和38年) 26,310 13,239 [* 8]
1964年(昭和39年) 28,155 14,174 [* 9]
1965年(昭和40年) 29,826 15,047 [* 10]
1966年(昭和41年) 29,140 14,529 [* 11]
1967年(昭和42年) 29,159 14,478 [* 12]
1968年(昭和43年) 24,721 12,214 [* 13]
1969年(昭和44年) 30,248 14,946 [* 14]
1970年(昭和45年) 29,585 15,259 [* 15]
1971年(昭和46年) 32,234 16,386 [* 16]
1972年(昭和47年) 35,250 17,697 [* 17]
1973年(昭和48年) 35,857 18,167 [* 18]
1974年(昭和49年) 37,188 18,891 [* 19]
1975年(昭和50年) [注 1]37,353 18,564 [* 20]
1976年(昭和51年) 35,418 17,428 [* 21]
1977年(昭和52年) 32,498 16,109 [* 22]
1978年(昭和53年) 31,791 15,976 [* 23]
1979年(昭和54年) 31,160 15,590 [* 24]
1980年(昭和55年) 29,594 15,300 [* 25]
1981年(昭和56年) 30,498 15,271 [* 26]
1982年(昭和57年) 30,960 15,552 [* 27]
1983年(昭和58年) 31,784 15,681 [* 28]
1984年(昭和59年) 32,156 15,666 [* 29]
1985年(昭和60年) 32,175 15,691 [* 30]
1986年(昭和61年) 33,002 16,108 [* 31]
1987年(昭和62年) 32,902 16,059 [* 32]
1988年(昭和63年) 33,106 16,211 [* 33]
1989年(平成元年) 32,128 15,730 [* 34]
1990年(平成02年) 31,535 15,797 [* 35]
1991年(平成03年) 31,574 15,810 [* 36]
1992年(平成04年) 31,005 15,382 [* 37]
1993年(平成05年) 30,530 15,070 [* 38]
1994年(平成06年) 30,021 14,754 [* 39]
1995年(平成07年) 29,472 14,492 [* 40]
1996年(平成08年) 28,854 14,170 [* 41]
1997年(平成09年) 26,770 13,804 [* 42]
1998年(平成10年) 26,362 13,590 [* 43]
1999年(平成11年) 25,672 13,131 [* 44]
2000年(平成12年) 25,626 13,038 [* 45]
2001年(平成13年) 25,480 12,905 [* 46]
2002年(平成14年) 25,156 12,728 [* 47]
2003年(平成15年) 24,833 12,527 [* 48]
2004年(平成16年) 24,354 12,496 [* 49]
2005年(平成17年) 25,041 12,830 [* 50]
2006年(平成18年) 25,736 13,200 [* 51]
2007年(平成19年) 26,663 13,637 [* 52]
2008年(平成20年) 26,410 13,438 [* 53]
2009年(平成21年) 25,926 13,151 [* 54]
2010年(平成22年) 25,493 12,932 [* 55]
2011年(平成23年) 24,889 12,628 [* 56]
2012年(平成24年) 25,479 12,904 [* 57]
2013年(平成25年) 25,779 13,064 [* 58]
2014年(平成26年) 25,796 13,061 [* 59]
2015年(平成27年) 26,498 13,412 [* 60]
2016年(平成28年) 26,724 13,505 [* 61]
2017年(平成29年) 27,258 13,770 [* 62]
2018年(平成30年) 28,149 14,244 [* 63]
2019年(令和元年) 28,656 14,495 [* 64]
2020年(令和02年) 21,101 10,688 [* 65]
2021年(令和03年) [小田急 2]22,423
2022年(令和04年) [小田急 3]24,471
2023年(令和05年) [小田急 1]26,183

駅周辺

編集
 
山下駅(左手前)と豪徳寺駅(右奥)

世田谷区の豪徳寺に伝わる「招き猫」の伝説に因み、2010年6月12日に駅前に御影石で作られた招き猫像が設置された[15][16]

隣の駅

編集
小田急電鉄
  小田原線
快速急行・通勤急行・急行・通勤準急・準急
各駅停車
梅ヶ丘駅 (OH 09) - 豪徳寺駅 (OH 10) - 経堂駅 (OH 11)

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 当駅の乗降人員最高値年度

出典

編集
  1. ^ 小田急五十年史』小田急電鉄、1980年12月、98-99頁。doi:10.11501/11956508https://dl.ndl.go.jp/pid/11956508/1/78 
  2. ^ 佐藤信之「小田急電鉄連続立体化・複々線化事業を振り返る」『鉄道ピクトリアル』第68巻第6号(通巻946号)、電気車研究会、2018年6月1日、66 - 68頁、ISSN 0040-4047 
  3. ^ “小田急線 新駅舎のデザイン決定 世田谷の豪徳寺など5駅”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 29 朝刊. (1998年4月17日) 
  4. ^ a b c d 編集部「小田急の複々線区間工事前後を見る」『鉄道ピクトリアル』第68巻第6号(通巻946号)、電気車研究会、2018年6月1日、37頁、ISSN 0040-4047 
  5. ^ a b c 杉田弘志「小田急電鉄 列車運転の変遷とその興味」『鉄道ピクトリアル』第60巻第1号(通巻829号)、電気車研究会、2010年1月10日、210頁、ISSN 0040-4047 
  6. ^ a b 小田急線世田谷代田 - 喜多見間(6.4km)の複々線化が11月21日(日)に完成します。―これに伴い、12月11日(土)にダイヤ改正を実施し、所要時間の短縮を図ります―』(プレスリリース)小田急電鉄、2004年10月6日。オリジナルの2005年3月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20050308102237/http://www.d-cue.com/cgi-bin/info/pg02348.pl?key=870&info_kubun=d-cue&mode=online2021年5月4日閲覧 
  7. ^ 12月11日(土)、小田急線のダイヤ改正を実施 -複々線化区間の延伸、新種別の導入で所要時間が短縮します-』(プレスリリース)小田急電鉄、2004年10月6日。オリジナルの2005年3月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20050308101903/http://www.d-cue.com/cgi-bin/info/pg02348.pl?key=869&info_kubun=d-cue&mode=online2021年5月4日閲覧 
  8. ^ 2016年3月26日(土)小田急線ダイヤ改正を実施します ロマンスカー停車駅の新設および東京メトロ千代田線直通列車の増発』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2015年12月18日、6頁。オリジナルの2019年6月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190606121333/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8360_8351253_.pdf2020年5月10日閲覧 
  9. ^ 代々木上原 - 登戸間の「複々線化」により小田急の通勤が変わる! 2018年3月、新ダイヤでの運行開始 〜ラッシュピーク混雑率150%、町田〜新宿間の最大12分短縮を実現〜 〜快速急行の登戸停車や列車種別の新設で、都心へのアクセス向上〜』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2017年11月1日。オリジナルの2019年4月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190415221739/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8701_5820170_.pdf2020年5月10日閲覧 
  10. ^ 豪徳寺駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月3日閲覧。
  11. ^ 2013年度の鉄道事業設備投資計画 (3)サービスの向上 ③行先表示装置の新設 (PDF) - 小田急電鉄(2013年4月30日閲覧)
  12. ^ 世田谷区統計書 - 世田谷区
  13. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  14. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  15. ^ 幸呼ぶ招き猫像 豪徳寺でお披露目 読売新聞 2010年6月13日 東京朝刊29頁
  16. ^ 発祥の地アピール 世田谷・豪徳寺駅前 招き猫像を設置”. 東京新聞 (2010年6月17日). 2014年3月2日閲覧。
  17. ^ “東京とんぶらこ824 豪徳寺(世田谷区)”. (2018年6月2日) 
小田急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2024年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月14日閲覧。
  2. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
  3. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
東京都統計年鑑

関連項目

編集

外部リンク

編集