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貴麻衣 實治(たかまい さねはる、1988年9月29日 - )は、山梨県山梨市出身で、貴乃花部屋所属の元大相撲力士。本名は渡辺 太志(わたなべ だいし)。身長181cm、体重151kg、血液型はO型。最高位は西幕下7枚目(2012年11月場所)。上体の力と引きつけを生かした四つ相撲が得意である。[1]

貴麻衣 實治 Sumo pictogram.svg
基礎情報
四股名 渡辺 → 貴麻衣
本名 渡辺 太志
愛称 ナベ
生年月日 (1988-09-29) 1988年9月29日(30歳)
出身 山梨県山梨市
身長 181cm(現役時)
体重 151kg(現役時)
BMI 46.09(現役時)
所属部屋 貴乃花部屋
得意技 右四つ、寄り
成績
現在の番付 引退
最高位 西幕下7枚目
生涯戦歴 109勝98敗17休(33場所)
優勝 三段目優勝1回
序二段優勝1回
データ
初土俵 2011年5月技量審査場所
引退 2016年9月場所
趣味 テレビ鑑賞
備考
2016年9月25日現在

目次

来歴編集

少年期より柔道を初め、柔道を本格的に練習していたが、山梨県立塩山高等学校在学中に相撲で全国大会に出場している。高校卒業後は明治大学に入学したが、大学では相撲部に入り、本格的に相撲を始めることとなる。大学を卒業してからは大相撲の世界へ入ることを決意し、憧れの存在でもある、貴乃花親方(第65代横綱貴乃花)が師匠を務める貴乃花部屋に入門した。なお、貴乃花部屋に大学出身者が入門するのは初めてで、明治大学相撲部からの角界入りも東桜山(玉ノ井部屋)以来12年ぶりのことであった。[2]

2011年3月に新弟子検査を受検し合格したが、大相撲八百長問題で同年は3月場所が中止となったため、初土俵は1場所遅れて同年の5月技量審査場所となった。同期生には千代大龍常幸龍照ノ富士明生らがいる。この時の四股名は本名と同じ「渡辺」で、2番出世とした。

初めて番付に名前が載った同年7月場所は序ノ口で5勝2敗とし、序ノ口は1場所で通過。翌9月場所は序二段に昇格し、7戦全勝とした。同期生の佐久間山(のち常幸龍)と優勝決定戦になり、物言いがつく相撲であったが、勝利したため序二段優勝となった。なお、この優勝決定戦では、土俵下の勝負審判席に師匠貴乃花親方が審判長として座っていた。

同年11月場所で三段目に昇格すると3場所で三段目を通過したが、初めて幕下に昇格した2012年5月場所は初土俵以来初めての負け越しとなり、1場所で三段目に降格してしまうが、降格した同年7月場所は7戦全勝の成績とし、旭鵬山との優勝決定戦にも勝って三段目優勝とし、翌9月場所は関取昇進の可能性がある幕下15枚目以内の地位まで番付をあげた。その場所では4勝3敗と勝ち越すが、11月場所では7戦全敗という無残な成績であった。続く2013年1月場所も7戦全敗で幕下での連敗記録を史上2位となる15まで伸ばしてしまい、3月場所では三段目に落ちてしまった。その陥落場所もいきなり5連敗スタートで、自身の連敗記録が20まで伸びてしまったが、6番相撲でようやく半年振りの白星を掴み、7番相撲も勝って連勝でこの場所を終えた。翌5月場所から「貴麻衣」に改名。ところが2013年9月場所前に腰のヘルニアを発症し、9月場所では4番相撲から途中休場せざるを得なくなった。場所後の10月に都内の病院で手術を受けて11月場所を全休。稽古を再開したのは12月中旬だったといい、序二段30枚目まで番付を下げながら復帰を果たした2014年1月場所は蹲踞もままならないほどの不調に苦しみ3勝4敗の負け越し[3]。翌3月場所から3場所連続で勝ち越しを続けたことにより同年9月場所では三段目に復帰したものの、結局幕下に戻ることの無いまま2016年9月場所限りで引退した[4]

主な成績編集

場所別成績編集

貴麻衣 實治
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2011年
(平成23年)
x 八百長問題
により中止
(前相撲) 東序ノ口12枚目
5–2 
東序二段67枚目
優勝
7–0
東三段目68枚目
5–2 
2012年
(平成24年)
東三段目40枚目
5–2 
東三段目16枚目
5–2 
西幕下55枚目
3–4 
東三段目9枚目
優勝
7–0
東幕下13枚目
4–3 
西幕下7枚目
0–7 
2013年
(平成25年)
東幕下43枚目
0–7 
西三段目18枚目
2–5 
西三段目46枚目
4–3 
西三段目32枚目
4–3 
西三段目18枚目
0–4–3 
東三段目69枚目
休場
0–0–7
2014年
(平成26年)
東序二段30枚目
3–4 
西序二段51枚目
4–3 
西序二段26枚目
4–3 
東序二段4枚目
5–2 
東三段目70枚目
4–3 
西三段目50枚目
3–4 
2015年
(平成27年)
東三段目68枚目
4–3 
東三段目49枚目
5–2 
西三段目22枚目
3–4 
東三段目37枚目
2–5 
東三段目67枚目
4–3 
西三段目49枚目
4–3 
2016年
(平成28年)
西三段目31枚目
2–5 
東三段目56枚目
4–3 
東三段目41枚目
5–2 
西三段目18枚目
2–5 
西三段目46枚目
引退
0–0–7
x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴編集

  • 渡辺 太志(わたなべ だいし) 2011年5月技量審査場所 - 2013年3月場所
  • 貴麻衣 實治(たかまい さねはる) 2013年5月場所 - 2016年9月場所

脚注編集

  1. ^ 『相撲』2012年1月号45頁
  2. ^ 大揺れの角界に…貴乃花部屋に初の大卒力士誕生 スポニチアネックス 2012年10月6日閲覧
  3. ^ 『相撲』2014年2月号90頁
  4. ^ “元小結・時天空ら14人が引退”. SANSPO.COM. (2016年9月28日). http://www.sanspo.com/sports/news/20160928/sum16092810450003-n1.html 2016年9月28日閲覧。 

関連項目編集

外部リンク編集