資産管理サービス信託銀行
日本のかつての信託銀行
資産管理サービス信託銀行株式会社(しさんかんりサービスしんたくぎんこう、英文名称:Trust & Custody Services Bank, Ltd.、TCSB)は、かつて存在した日本の信託銀行の一つである。
本店が入居する晴海アイランドトリトンスクエア (右がZ棟) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | TCSB |
本社所在地 |
日本 〒104-6228 東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーZ 28階 |
設立 | 2001年(平成13年)1月22日 |
業種 | 銀行業 |
法人番号 | 5010001072446 |
金融機関コード | 0325 |
SWIFTコード | TCSBJPJT |
事業内容 | マスタートラスト業務、有価証券資産・確定拠出年金資産の管理業務 |
代表者 |
代表取締役社長 渡辺伸充 代表取締役副社長 野口亨 |
資本金 | 500億円(2018年10月1日現在) |
従業員数 | 631人(2016年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | JTCホールディングス株式会社 100%(2018年10月1日現在) |
外部リンク | 閉鎖 |
資産管理サービス信託銀行のデータ | |
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統一金融機関コード | 0325 |
SWIFTコード | TCSBJPJT |
法人番号 | 5010001072446 |
店舗数 | 1(本店) |
貸出金残高 | 7092億41百万円 |
預金残高 | 2兆2747億97百万円 |
特記事項: 貸出金残高、預金残高は、2019年3月31日現在の数値[1]。 |
概要
編集2001年1月22日、みずほ信託銀行(みずほアセット信託銀行(旧:安田信託銀行)との合併前)・朝日生命保険・第一生命保険・富国生命保険・安田生命保険(現:明治安田生命保険)の5社が出資して設立、同年1月30日に営業を開始した。2016年10月20日に第一生命保険が株式を譲渡し、かんぽ生命保険が資本参加した[2]。マスタートラスト業務、有価証券資産の管理(カストディ)業務、確定拠出年金の資産管理業務を行う。
信託財産残高は141兆865億円(2016年3月末現在)[3]。
2018年10月1日、三井住友トラスト・ホールディングス系列の日本トラスティ・サービス信託銀行(JTSB)と持株会社方式で統合し、JTCホールディングスの子会社となった。2021年をめどに持株会社と傘下の両行は合併する方針[4][5][3]であったが、早めて2020年にJTCHDとともにJTSBに吸収合併され解散し、JTSBは日本カストディ銀行に改称[6]。
脚注
編集出典
編集- ^ 2019年3月期決算の概況 (PDF) - 資産管理サービス信託銀行 2019年5月30日
- ^ 第一生命、かんぽに保有信託銀株の一部売却=40億円時事通信 2016年10月20日
- ^ a b “資産管理銀行、統合へ みずほと三井住友トラスト”. 朝日新聞デジタル. (2017年1月18日) 2017年2月8日閲覧。
- ^ “経営統合に関する契約(共同株式移転)の締結について” (PDF). 資産管理サービス信託銀行株式会社・日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (2018年3月28日). 2018年10月6日閲覧。
- ^ “みずほと三井住友トラスト、系列超え事業統合”. 日本経済新聞. (2017年1月18日) 2017年2月8日閲覧。
- ^ “「日本カストディ銀行」7月に業務開始 合併前倒し”. 日本経済新聞 (2020年1月31日). 2020年1月31日閲覧。