赫胥氏(かくしょし、ピンイン:hè xū shì)は、古国時代の氏族である。また、この氏族で統治者となった人物が1人しかいないため、その人物を指す事もある[1][2][3]

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姓については、記載がないが、驪連氏と同様に風姓とされる。これは、当時有力であった風姓・姜姓の2大氏族の交代以前と考えられるためである。

一次資料での記述 編集

  • 『荘子・外篇・馬蹄』

「夫赫胥氏之時,民居不知所為,行不知所之,含哺而熙,鼓腹而游」[4]

  • 成玄英疏

「赫胥,上古帝王也。亦言有赫然之徳,使民胥附,故曰赫胥。蓋炎帝也」亦称「赫蘇氏」

  • 宋 羅泌『路史』前紀七・赫蘇氏

「赫蘇氏,是為赫胥」

  • 明 張萱『疑耀』巻七

「古有赫胥氏,一曰赫蘇氏,古蘇・胥通」

関連項目 編集

出典・注釈 編集

  • 出典
  1. ^ 赫胥氏.在綫漢語字典 (引用:2019年06月20日)
  2. ^ 一次資料:班固『漢書』古今人表
  3. ^ 赫胥氏-Baidu
  4. ^ 荘子・外篇・馬蹄-Baidu
  • 注釈