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超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー

スーパー戦隊Vシネマ
VSシリーズ
第1作 超力戦隊
オーレンジャー オーレ
VS
カクレンジャー
1996年3月8日
第2作 激走戦隊
カーレンジャー
VS
オーレンジャー
1997年3月14日
第3作 電磁戦隊
メガレンジャー
VS
カーレンジャー
1998年3月13日

超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』は、1996年3月8日に発売されたオリジナルビデオ作品。『超力戦隊オーレンジャー』のオリジナルビデオ作品であり、スーパー戦隊VSシリーズの一つ。

概要編集

『超力戦隊オーレンジャー』と『忍者戦隊カクレンジャー』のクロスオーバー作品。スーパー戦隊シリーズ初のVシネマ作品で、スーパー戦隊Vシネマシリーズの第1作にあたる。発売当時のシリーズ名は「スーパー戦隊OVシリーズ」。東映作品でテレビシリーズからのスピンオフとして完全新作のオリジナルビデオが制作されるのは本作品が初である[1]。二大戦隊が同時に登場するのは『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』以来である[2]

第1作であるため、『忍者戦隊カクレンジャー』が唯一スーパー戦隊Vシネマに登場した作品となる。以降の作品と異なり、「オーレVSカクレンジャー」という文字はOPタイトルではなく、サブタイトルとして表記されている。『超力戦隊オーレンジャーVSカクレンジャー』と表記されることもある[3]

吾郎、樹里、桃、三浦参謀長はカクレンジャーを知っており、カクレンジャー側のサスケ、鶴姫、サイゾウもオーレンジャーのことを知っていた。

バラノイアによって作り出された妖怪に対抗すべく、カクレンジャーオーレンジャーとともに戦う。オーレンジャー側の女性メンバーの水着姿や、三浦参謀長、サスケ、鶴姫のウエスタンスタイルなども見られる。本作品ではカクレンジャー側のロボは登場せず、巨大戦はオーレンジャー側のロボのみ登場となる。またカクレンジャー最終回で失われたドロンチェンジャーを所持している、オーレンジャー側のロボが全て出揃っているのに対し、バッカスフントが健在であるなどテレビ本編と一部矛盾する描写もあり、資料によっては番外編と位置づけられている[4]

キングレンジャーはテレビ版では5人の後に、一人で個別に名乗っているため、6人揃っての名乗りは本作のみである。

当初、オーレンジャー単体のVシネマの予定だったが吉川進がカクレンジャーとの共演を提案し、企画が成立。カクレンジャーのメンバーはニンジャレッドとニンジャホワイトのみ登場する予定だったが、企画が始まってから他のキャストも出演を申し出た[5]

パワーレンジャー・ジオ』のパワーレンジャージオとエイリアンレンジャーが共闘するエピソードに、本作品より一部の映像が流用されている。

あらすじ編集

ブルドントはバッカスフンドを超えることを宣言し、バッカスフンドもそれを受けて立つことにした。

勝負の内容は「どちらが先にオーレンジャーを倒すか」というものであり、バッカスフンドは自身の歯車を用いて、バラハグルマを作り出し、ブルドントはオカルト科学で妖怪オンブオバケを作り出し、オーレンジャーに差し向ける。

マシン獣に加え、妖怪という未知の相手に苦戦するオーレンジャーは、オーレンジャーロボとオーブロッカーを奪われてしまう。この事態を打破すべく、三浦は妖怪退治の専門家であるカクレンジャーを招集した。

オリジナルキャラクター編集

デザインはすべて阿部統が担当した[6]

バラハグルマ
バッカスフンドが自分の体に埋め込まれている歯車から作ったマシン獣。自らの体に埋め込まれているスーパー歯車によって様々な機械を操り、スーパー歯車をバーロ兵に埋め込むことにより、その性能を強化。スーパー歯車以外では、耐久性に優れている。
オーレンジャーとオンブオバケの交戦中、オーレンジャーロボにスーパー歯車を取り付けることで暴走させた上、乗っ取ることに成功。オンブオバケが強奪したオーブロッカーと交戦し、オーブロッカーを奪い返したオーレンジャー男性陣を窮地に追い込むが、女性陣にオーレンジャーロボを奪還されてしまう。
超力ダイナマイトアタック、ビッグバンバスター、ジャイアントローラー、オーレバズーカの連続攻撃で敗北。巨大化後は、ブロッカーロボに押されたことから、オンブハグルマに合体。
オンブオバケ
オカルト科学に凝っていたブルドントが製作したおばりよんの妖怪。姿を消して、相手におぶさった上、その者に触れた者に電流を流す能力。敵の攻撃を吸収する能力。ピーコック男[7]という人間態やU.A.隊員にも化けた変身能力。これらのトリッキーな能力に加え、若い女性の精気が大好きで、口のファスナーを開けて、長い舌で女性の顔を舐めて吸い取る癖もある。妖怪エネルギーが無くても巨大化可能。
オーレンジャーとの初戦では、オーレンジャーロボ、レッドパンチャー、キングピラミッダーの攻撃を吸収して撤退に追い込む。オーブロッカーを強奪するが、カクレンジャーの作戦で水遊びする樹里と桃に誘き寄せられている間にオーブロッカーを奪い返される。カクレンジャーとの戦いでは、攻撃を吸収できないぐらいのダメージを受けていき、カクレマル・スーパー雷光波に怯んだ後、カクレンジャーボールとキングビクトリーフラッシュを連続で受けて敗北。
ブルドントによる巨大化光線で巨大化した際の戦闘では、ブロッカーロボの攻撃に押された為、オンブハグルマに合体。
髪型は『おんぶおばけ』のオマージュになっている[8]。また『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のウギー・ブギーも意識されている[8]
オンブハグルマ
巨大バラハグルマと巨大オンブオバケが合体した姿。バッカスフンドとブルドントがヒステリアに「親子ケンカしなさいで協力しなさい」と叱られたことから、合体を果たす。
オンブオバケの能力を使い、オーブロッカーのツインブロッケンクラッシュのエネルギーを吸収するが、オーレンジャーロボ、レッドパンチャー、オーブロッカーの3体によるタックルボーイ(車輪形態)のパスワークに翻弄されて転倒した隙を突かれ、ダイナマイトタックルを受けて倒された。

スタッフ編集

キャスト編集

声の出演編集

スーツアクター編集

音楽編集

主題歌
オープニングテーマ「オーレ! オーレンジャー」
作詞:八手三郎 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:米光亮 / 歌:速水けんたろう
エンディングテーマ「緊急発進!! オーレンジャー」
作詞:八手三郎 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:まきのさぶろう / 歌:速水けんたろう
挿入歌
「虹色クリスタルスカイ」
作詞・作曲:KYOKO / 編曲:京田誠一(コーラス編曲:永井誠) / 歌:速水けんたろう
「アクション! オーレンジャー」
作詞:八手三郎 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:京田誠一 / 歌:速水けんたろう

メディア編集

VHS、レーザーディスク

  • 2001年1月21日DVD発売[9]

出典編集

  1. ^ スーパー戦隊画報 2006, p. 222, 「Explanation COLUMN16 発展とともに広がりを見せるスーパー戦隊WORLD」.
  2. ^ スーパー戦隊 Official MOOK 20世紀 2000 未来戦隊タイムレンジャー20世紀VCINMA路線の魅力p.30
  3. ^ てれびくん2010年6月号紹介記事より
  4. ^ スーパー戦隊画報 2006, p. 201, 「BONUS COLUMN21 OV『オーレVSカクレンジャー』」.
  5. ^ スーパー戦隊VSシリーズ劇場 BATTLE-6 電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー(後編)|東映[テレビ]”. 東映. 2013年12月5日閲覧。
  6. ^ 百化繚乱 下之巻 2012, pp. 20-21.
  7. ^ 百化繚乱 下之巻 2012, p. 21.
  8. ^ a b 百化繚乱 下之巻 2012, p. 20
  9. ^ 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、 169頁、 雑誌コード:01843-05。

参考文献編集

  • 『スーパー戦隊画報』第2巻、竹書房、2006年7月7日。ISBN 978-4812427583
  • 『東映スーパー戦隊シリーズ35作品記念公式図録 百化繚乱 [下之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1995-2012』グライドメディア、2012年10月16日。ISBN 978-4-8130-2180-3

関連項目編集