超銀河団
超銀河団[1][2](ちょうぎんがだん、supercluster[1]、supercluster of galaxy[2])とは、宇宙において、銀河群や銀河団が集まり形成されている銀河の大規模な集団である。その大きさは1億光年以上の広がりをもつものもある[3]。
超銀河団が連なりさらに大きな構造(銀河フィラメント)を形作る。銀河フィラメント間にはほとんど銀河の見られない超空洞(ボイド)がある。
主な超銀河団
編集- おとめ座超銀河団(おとめ座銀河団・りょうけん座銀河団などが含まれる。銀河系も含まれている。)
- ラニアケア超銀河団(銀河系を含む超銀河団。2014年9月に定義された。)
- ペルセウス座・うお座超銀河団
- うみへび座・ケンタウルス座超銀河団
- シャプレー超銀河団
脚注
編集- ^ a b 『オックスフォード天文学辞典』(初版第1刷)朝倉書店、261頁。ISBN 4-254-15017-2。
- ^ a b 『天文学大事典』(初版第1版)地人書館、452頁。ISBN 978-4-8052-0787-1。
- ^ 宇宙の大規模構造、超銀河団、超空洞、壁 理科年表オフィシャルサイト
関連項目
編集