越前市市民バス(えちぜんししみんバス)は、福井県越前市コミュニティバス。「のろっさ」の愛称が付けられている[2][3]

「のろっさ」
からすのパンやさんラッピング車両2013年から運行[1]

2021年時点で11路線が運行されている[2]。愛称の「のろっさ」は福井弁で「乗ろうよ」を意味する[2]

歴史 編集

  • 1992年(平成4年)4月 - 今立町で福祉バス「うらら号」運行開始。
  • 2000年(平成12年)12月 - 武生市、福祉バス運行開始。
  • 2001年(平成13年)11月1日 - 今立町の「うらら号」をコミュニティバス「フレンズ」として再編し試験運行(現在の月尾・水間・服部の各ルート)[3]
  • 2002年(平成14年)
    • 4月 - 今立町で「フレンズ」が本格運行開始。
    • 10月 - 武生市の福祉バスがコミュニティバス「武生市市民バス」として再編され、武生駅を拠点に運行開始(現在の越前市内の各ルート)[3]
  • 2005年(平成17年)10月 - 武生市と今立町の合併により越前市が成立、名称を「越前市市民バス」に統一[2]
  • 2007年(平成19年)4月 - 市民バスの愛称として「のろっさ」を採用[2]、武生新駅(現・たけふ新駅)への乗入開始。

路線 編集

武生地区は市街中心部の越前市役所東側にある武生駅ならびにたけふ新駅を拠点に月曜 - 土曜の市街循環2路線と週2回の郊外6路線、今立地区は同市粟田部町のあいぱーく今立(越前市今立総合支所・市民交流複合施設)を拠点に月曜 - 金曜の巡回3路線を運行。両地区間は接続しておらず、公共交通機関の場合は福井鉄道の一般路線バス(南越線もしくは池田線)を利用することになる。

受託運行事業者 編集

2020年時点[3]

  • 福井鉄道[2]:市街地循環北ルート・南ルート、吉野・大虫ルート、王子保・南ルート、国高・北日野ルート、白山・大虫ルート
  • 小松タクシー:坂口・神山ルート、味真野・北新庄ルート
  • ヤマトタクシー:月尾ルート、水間ルート
  • 福鉄商事(旅客運輸事業名称は「武生タクシー」):服部ルート

脚注 編集

  1. ^ 市民バスに「だるまちゃん号」「からすのパンやさん号」が登場!”. 越前市 (2018年5月2日). 2018年7月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e f バスマガジン vol.105』講談社講談社ビーシー、2021年1月27日、48頁。ISBN 978-4-06-523034-3 
  3. ^ a b c d コミュニティバス運行状況(福井県) (PDF) - 国土交通省中部運輸局

関連項目 編集

外部リンク 編集