車籠埔断層
集集地震を起こした台湾の活断層
車籠埔断層(チェルンプだんそう / しゃろうほだんそう / しゃろんぽだんそう)は、台湾にある活断層である。1999年9月21日に台湾中部で発生した集集地震によって出現した断層であり、この地震の際、長さ約95kmの断層が地表に生じた[1][2][3]。

集集地震による断層のずれ
また、2013年1月30日、台中市に車籠埔断層保存園区がオープンした[4]。ここでは、実際の断層を見学することができるほか、あらゆる地球科学について、体験しながら学ぶことができる。
脚注編集
- ^ 太田陽子, 松多信尚「台湾,車籠埔断層中部,「921地震教育園区」付近に おける地震断層とその活動の累積性について」『活断層研究』第2009巻第31号、日本活断層学会、2009年、33-38頁、doi:10.11462/afr.2009.31_33、ISSN 0918-1024、NAID 130005071570、2020年11月13日閲覧。
- ^ 松多信尚, 西川由香「台湾921地震で生じた車籠埔断層の保存様式」『日本地理学会発表要旨集』2008年度日本地理学会春季学術大会セッションID: P213、日本地理学会、2008年、203-203頁、doi:10.14866/ajg.2008s.0.203.0、NAID 130007014237、2020年11月13日閲覧。
- ^ “台湾・車籠埔断層|出版物とサービス|産総研 地質調査総合センター / Geological Survey of Japan, AIST”. www.gsj.jp. 2020年10月31日閲覧。
- ^ tgc (2013年2月1日). “台湾、車籠埔断層保存園区がオープンしました!”. 株式会社田中地質コンサルタント. 2020年12月9日閲覧。
関連項目編集
外部リンク編集
- ウィキメディア・コモンズには、車籠埔断層に関するカテゴリがあります。