辺ノ島・中ノ島・沖ノ島

富山県にある島
辺ノ島から転送)

辺ノ島(へたのしま)・中ノ島(なかのしま)・沖ノ島(おきのしま)とは富山県下新川郡朝日町宮崎にある無人島である。最も陸地に近い位置にある辺ノ島、中間の位置にある中ノ島、最も沖合いにある沖ノ島の三島があり、付近に多くの岩礁が点在している。

辺ノ島・中ノ島・沖ノ島
所在地 日本の旗 日本富山県
所在海域 日本海
座標 北緯36度58分30秒 東経137度35分12秒 / 北緯36.975010度 東経137.586572度 / 36.975010; 137.586572(辺ノ島)
北緯36度58分40秒 東経137度35分18秒 / 北緯36.977907度 東経137.588418度 / 36.977907; 137.588418(中ノ島)
北緯36度58分57秒 東経137度35分24秒 / 北緯36.982584度 東経137.590135度 / 36.982584; 137.590135(沖ノ島)
辺ノ島・中ノ島・沖ノ島の位置(富山県内)
辺ノ島・中ノ島・沖ノ島
辺ノ島・中ノ島・沖ノ島 (富山県)
プロジェクト 地形
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朝日県立自然公園を構成する島でもある[1]

概要 編集

面積は辺ノ島は0.00003km2、中ノ島は0.00002km2、沖ノ島は0.00005km2[1]

辺ノ島・中ノ島・沖ノ島は宮崎・境海岸(通称ヒスイ海岸)付近にある島で、3島がほぼ一直線に並び、福岡県宗像大社の三宮構造を彷彿させる[1]。また、カメノテなど様々な生物の生息地となっている[2]

これらの島々は元々沖ノ島まで突出した岬であり、地上と陸続きであったが、年々波浪と沈降によって急激に後退して島ができたという。

そのかつての岬の突端(現在の沖ノ島)に鹿島神社を祀ってから宮の崎といい、後に宮崎という村名となったと伝えられている。

この三島の付近に「古泊」と呼ばれる所があり、社も「舟止めの明神」と呼ばれていたという[3]

脚注 編集

  1. ^ a b c 公益財団法人日本離島センター 編『新版SHIMADAS』公益財団法人日本離島センター、2019年、148頁。ISBN 978-4-931230-38-5 
  2. ^ エンジョイ富山!(夏休みの思い出編) 魚津水族館 - ウェイバックマシン(2021年12月4日アーカイブ分)
  3. ^ 『宮崎村の歴史と生活―舟と石垣の村―』宮崎村史編纂委員会 1954年8月 324~325頁

関連項目 編集

外部リンク 編集