近藤雄一郎

日本の実業家

近藤 雄一郎 (こんどう ゆういちろう 1962年 - ) は、日本実業家

人物 編集

兵庫県出身。1986年同志社大学商学部卒業後、日興証券(現:SMBC日興証券)入社。

2010年執行役員、2018年常務執行役員、2019年専務執行役員。2020年代表取締役社長[1]。2022年専務らが、東京地方検察庁特別捜査部金融商品取引法違反で逮捕された事を受け、「深く反省している」と記者会見で謝罪を行った[2]。副社長が逮捕され再び記者会見を行ったが、辞任は否定した[3]

同年10月28日に行われたSMBC日興証券の相場操縦事件の初公判で、金融商品取引法違反(相場操縦)罪に問われた法人としての同社を代表して出廷し、起訴内容を認めた[4]。11月4日、近藤を半年間の無給とする社内処分が発表された。記者会見で近藤は「再建に道筋を付けたところで身を引き、けじめをつけたい」と述べた[5]

脚注 編集

  1. ^ 「近藤 雄一郎」の記事一覧”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン). 2022年3月6日閲覧。
  2. ^ SMBC日興・近藤社長が陳謝 「内部管理体制に不備」”. 日本経済新聞 (2022年3月5日). 2022年3月6日閲覧。
  3. ^ SMBC日興証券 逮捕の副社長 製薬会社株に大量の買い注文の疑い | NHK”. NHK NEWS WEB. 2022年5月8日閲覧。
  4. ^ SMBC日興証券の相場操縦初公判 収益優先、組織で緊密連絡”. 日本経済新聞 (2022年10月28日). 2022年10月31日閲覧。
  5. ^ “SMBC日興社長、半年無給 再建道筋付け辞任へ―三井住友FG首脳も処分・相場操縦事件”. 時事ドットコム. (2022年11月4日). https://www.jiji.com/sp/article?k=2022110400745&g=eco 2022年11月4日閲覧。