遣迎院 (京都市東山区)
京都市東山区にある浄土宗西山禅林寺派の寺院
遣迎院(けんこういん)は、京都市東山区にある浄土宗西山禅林寺派の寺院。南遣迎院とも称される。西山国師(証空)終焉の地である。
遣迎院 | |
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所在地 | 京都府京都市東山区本町19丁目400-1 |
位置 | 北緯34度58分28.2秒 東経135度46分16.2秒 / 北緯34.974500度 東経135.771167度座標: 北緯34度58分28.2秒 東経135度46分16.2秒 / 北緯34.974500度 東経135.771167度 |
山号 | 慈眼山 |
宗旨 | 浄土宗(浄土教) |
宗派 | 浄土宗西山禅林寺派 |
本尊 | 十一面観音菩薩 |
創建年 | 正治3年(1201年) |
開山 | 証空 |
開基 | 九条道家 |
正式名 | 慈眼山遣迎院 |
別称 | 南遣迎院 |
札所等 | 西山国師遺跡霊場第10番 |
法人番号 |
5130005000498 ![]() |
歴史編集
1201年(正治3年)に九条道家の開基、証空(浄土宗西山派の派祖)の開山により釈迦と阿弥陀を本尊として現在地に創建されたのに始まる。1583年(天正13年)には寺の敷地が豊臣秀吉により方広寺大仏殿(京の大仏)の敷地と定められたため移転を余儀なくされた。移転は大仏殿計画地が渋谷佛光寺境内に変更されたため中断されたが、一連の経緯の中で2寺に分かれることとなった。その内の1寺はそのまま残され、浄土宗西山禅林寺派の寺として現存している。もう1寺は現在の北区鷹峯に移され、浄土真宗遣迎院派の遣迎院である。