都筑区

日本の神奈川県にある横浜市の区

都筑区(つづきく)は、横浜市を構成する18区のひとつ。

つづきく ウィキデータを編集
都筑区
港北ニュータウン 区庁舎位置
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 神奈川県
横浜市
市町村コード 14118-6
面積 27.87km2
総人口 214,871[編集]
推計人口、2021年9月1日)
人口密度 7,710人/km2
隣接自治体
隣接行政区
横浜市港北区緑区青葉区
川崎市高津区宮前区
区の木 (里山の木)ヤマモミジヤマザクラコナラシデ
(人里の木)サルスベリモクセイウメ
区の花 サクラソウ[1]
都筑区役所
所在地 224-0032
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央32番1号
北緯35度32分41.2秒 東経139度34分14.6秒 / 北緯35.544778度 東経139.570722度 / 35.544778; 139.570722座標: 北緯35度32分41.2秒 東経139度34分14.6秒 / 北緯35.544778度 東経139.570722度 / 35.544778; 139.570722
Tsuzuki Ward Office.jpg
外部リンク 都筑区公式サイト
横浜市都筑区位置図

都筑区位置図

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港北NT(港北ニュータウン)センターを中心とする旧港北区の北西部(山田、中川、茅ヶ崎地区等)と旧緑区の北東部(川和、池辺、東方、荏田南、荏田東地区等)からなる。

港北NTセンターは横浜市における主要な生活拠点(旧:副都心)に指定されている[2][3]。また、農家数では市内18区中最大である。

地理編集

南部の鶴見川沿いを除いて全域が丘陵地帯であり、起伏はなだらかだが高低差は大きい。東部を第三京浜道路、西部を国道246号、南部を鶴見川と首都高速神奈川7号横浜北西線に囲まれる形になっており、中央部を横浜市営地下鉄が通っている。

歴史編集

区名の由来編集

かつてこの地が都筑郡の一部であったことから[注 1]、分区に際してこの地名が採用された。都筑郡各町村が横浜市に編入された際に、都筑郡は行政上消滅していた[注 2]が、「都筑」という地名はここにおいて行政区名として復活したと言える。また、街作りが新しい「都を筑く」という区民の総意で進むことを願う意味も込められている[4]

応募件数上位の名称(上位8位)
名称 件数
1 光区 1,916
2 港京区 1,332
3 陽光区 916
4 北区 716
5 若葉区 711
6 平成区 699
7 富士見区 382
8 都筑区 340

上位はいずれも瑞祥地名であったが、かつて当地が属していた都筑郡という歴史的に由緒ある名前を残そう、という思いから現在の区名が選ばれた。

現在の都筑区川和町には旧都筑郡役場が置かれ、かつての都筑郡の中心地であった。なお、当時の都筑郡の範囲は現在の都筑区より大きく、現在の緑区青葉区旭区の全域、保土ケ谷区の西谷町・上星川町・川島町・東川島町・上菅田町・新井町・今井町、港北区の高田西一丁目-五丁目・高田東一丁目-四丁目・高田町・新吉田東一丁目-五丁目と八丁目・新吉田町・新羽町・北新横浜一-二丁目、および新吉田東六-七丁目と綱島東四丁目、大倉山の各一部、並びに川崎市麻生区の旧柿生村・旧岡上村の部分が含まれた。

沿革編集

人口編集

  • 1995年 116,776[5]
  • 2000年 155,092[5]
  • 2005年 179,008[5]
  • 2010年 201,271[5]
  • 2015年 211,751[5]

町名編集

都筑区内では、住居表示に関する法律に基づく住居表示は実施されておらず、すべて町名と地番を整理する方法(町名地番整理)により、住所整理が実施されている。町区域設定前の町名等欄で下線がある町名はその全部、それ以外はその一部である。

都筑区役所管内(95町丁)
町名 町名読み 住居表示実施年月日 住居表示実施直前町名 備考
あゆみが丘 あゆみがおか 1999年10月25日 牛久保町、都筑区荏田町、中川町の各一部
池辺町 いこのべちょう 1939年4月1日 池辺町
牛久保一丁目 うしくぼ 1992年10月19日
牛久保二丁目 1990年7月9日
牛久保三丁目 1991年11月11日
牛久保町 うしくぼちょう 1939年4月1日
牛久保西一丁目 うしくぼにし 1992年10月19日
牛久保西二丁目 1989年11月27日
牛久保西三丁目 1991年11月11日
牛久保西四丁目 1989年11月27日
牛久保東一丁目 うしくぼひがし 1994年11月6日
牛久保東二丁目 1994年11月6日
牛久保東三丁目 1995年10月16日
荏田東一丁目 えだひがし 1987年5月6日 池辺町、荏田町、港北区茅ケ崎町の各一部
荏田東二丁目 1987年5月6日 池辺町、荏田町、港北区茅ケ崎町の各一部
荏田東三丁目 1983年8月8日 池辺町、荏田町、港北区茅ケ崎町の各一部
荏田東四丁目 1987年5月6日 池辺町、荏田町、港北区茅ケ崎町の各一部
荏田東町 えだひがしちょう 1994年11月6日 池辺町、荏田町、港北区茅ケ崎町の各一部
荏田南一丁目 えだみなみ 1987年5月6日 池辺町、荏田町の各一部
荏田南二丁目 1987年5月6日 池辺町、荏田町の各一部
荏田南三丁目 1987年5月6日 池辺町、荏田町の各一部
荏田南四丁目 1987年5月6日 池辺町、荏田町の各一部
荏田南五丁目 1987年5月6日 池辺町、荏田町の各一部
荏田南町 えだみなみちょう 1994年11月6日 池辺町、荏田町の各一部
大熊町 おおくまちょう 1939年4月1日
大棚町 おおだなちょう 1939年4月1日
大棚西 おおだなにし 1995年10月16日
大丸 おおまる 1987年5月6日
折本町 おりもとちょう 1939年4月1日
加賀原一丁目 かがはら 1989年11月27日
加賀原二丁目 1989年11月27日
勝田町 かちだちょう 1939年4月1日
勝田南一丁目 かちだみなみ 1989年2月27日
勝田南二丁目 1989年2月27日
川向町 かわむこうちょう 1939年4月1日
川和台 かわわだい 1991年11月11日
川和町 かわわちょう 1939年4月1日
北山田一丁目 きたやまた 1994年11月6日
北山田二丁目 1994年11月6日
北山田三丁目 1992年10月19日
北山田四丁目 1991年11月11日
北山田五丁目 1991年11月11日
北山田六丁目 1989年11月27日
北山田七丁目 1995年10月16日
葛が谷 くずがや 1986年2月10日
佐江戸町 さえどちょう 1939年4月1日
桜並木 さくらなみき 1989年2月27日
新栄町 しんえいちょう 1988年2月29日
すみれが丘 すみれがおか 1972年1月26日
高山 たかやま 1992年10月19日
茅ケ崎中央 ちがさきちゅうおう 1994年11月6日 茅ケ崎町
茅ケ崎町 ちがさきちょう 1939年4月1日 茅ケ崎町
茅ケ崎東一丁目 ちがさきひがし 1995年10月16日 茅ケ崎町
茅ケ崎東二丁目 1991年11月11日 茅ケ崎町
茅ケ崎東三丁目 1991年11月11日 茅ケ崎町
茅ケ崎東四丁目 2004年10月18日 茅ケ崎町
茅ケ崎東五丁目 2004年10月18日 茅ケ崎町
茅ケ崎南一丁目 ちがさきみなみ 1989年2月27日 茅ケ崎町
茅ケ崎南二丁目 1991年11月11日 茅ケ崎町
茅ケ崎南三丁目 1987年5月6日 茅ケ崎町
茅ケ崎南四丁目 1987年5月6日 茅ケ崎町
茅ケ崎南五丁目 1987年5月6日 茅ケ崎町
中川一丁目 なかがわ 1989年11月27日
中川二丁目 1989年11月27日
中川三丁目 1989年11月27日
中川四丁目 1989年11月27日
中川五丁目 1989年11月27日
中川六丁目 1995年10月16日
中川七丁目 1991年11月11日
中川八丁目 2004年10月18日
中川中央一丁目 なかがわちゅうおう 1994年11月6日
中川中央二丁目 2004年10月18日
長坂 ながさか 1991年11月11日
仲町台一丁目 なかまちだい 1992年10月19日
仲町台二丁目 1987年5月6日
仲町台三丁目 1987年5月6日
仲町台四丁目 1989年2月27日
仲町台五丁目 1989年11月27日
二の丸 にのまる 1989年11月27日
早渕一丁目 はやぶち 1994年11月6日
早渕二丁目 1994年11月6日
早渕三丁目 1994年11月6日
東方町 ひがしかたちょう 1939年4月1日
東山田一丁目 ひがしやまた 1994年11月6日
東山田二丁目 1994年11月6日
東山田三丁目 1991年11月11日
東山田四丁目 1989年11月27日
東山田町 ひがしやまたちょう 1939年4月1日
平台 ひらだい 1984年11月5日
富士見が丘 ふじみがおか 1986年2月10日
南山田一丁目 みなみやまた 1992年10月19日
南山田二丁目 1994年11月6日
南山田三丁目 1992年10月19日
南山田町 みなみやまたちょう 1939年4月1日
見花山 みはなやま 1987年8月8日

行政編集

歴代区長
  • 吉田哲夫(2009年4月1日 - 2011年4月30日)
  • 中村香織(2011年5月1日 - 2015年3月31日)※ 東日本大震災の影響で例年より1ヶ月遅れでの就任となった。
  • 畑澤健一(2015年4月1日 - 2018年3月31日)
  • 中野創(2018年4月1日 - 現職)

経済編集

本社が所在する主な企業
工場・事業所が所在する主な企業

産業編集

港北ニュータウン開発前から農業が盛んであるが、現在は駅前や幹線道路沿いに大規模商業施設が立ち並んでいる。

工業
  • 南部の鶴見川沿いは古くからの工業地帯となっており、特に池辺町は大規模工場だけでなく中小企業の工場が立ち並んでいる。また港北ニュータウンの開発と共に、企業の本社や研究所も多く所在するようになった。
商業
  • 開発による人口の急増により、大規模ショッピングセンターの進出が目覚ましく、現在も数ヶ所が建設中となっている。主な施設は港北ニュータウンの項目を参照のこと。さらに最近はニュータウン中心部だけでなく、工業地域にあたる池辺町にもららぽーと横浜が進出している。
農業
  • 古くは池辺町、牛久保町、大熊町、大棚町、折本町、勝田町、川向町、茅ヶ崎町、中川町、東方町、(東・南・北)山田町など、雑木林や谷戸に囲まれた横浜の農村地帯で農業が生活の基盤であった。
  • 戦後、港北ニュータウンの中に農業を引き続き営むための「農業専用地区」が整備され、現在も東方農業専用地区などを中心に「横浜ブランド農産物」として、ホウレンソウコマツナなど軟弱野菜の生産が意欲的に取り組まれている。なお、横浜市は全国でも有数のコマツナの出荷量を誇る。
  • 戦前の川和町ではが江戸時代から栽培され、「川和の菊」として有名であり、皇族や著名人などに親しまれた。
金融

地域編集

健康編集

  • 平均年齢:40.78歳(2016年1月1日)[6]
    • 平均年齢は、横浜市各区の中で最も若い。(横浜市の平均は44.98歳)

大規模マンション編集

  • 港北センタープレイス
  • 港北ガーデンヒルズ
  • フォレストパーク四季彩の丘
  • 港北センターヒルズレジデンス
  • 港北ファミールハイツ
  • シティテラス横濱仲町台
  • ヴェレーナ港北ニュータウン
  • シンフォニックヒルズ
  • 港北パークヒルズ
  • 港北ニュータウンパークサイドハイツ
  • ヴィスタシア港北の丘
  • ザ・センターハウス
  • ライオンズ港北ニュータウンローレルコート
  • エステスクエアふれあいの丘
  • グレーシアパーク仲町台
  • シティテラス横浜つづきの丘
  • 港北ファミールガーデン
  • ライブタウン中山
  • 仲町台パークヒルズ
  • クリオ鴨居
  • ライブタウンセンター南エセンス
  • 大倉山サンハイツ
  • ダイアパレスつづきの丘
  • フォーチュンスクエア都筑中山
  • 港北ニュータウンイオ
  • 港北ガーデンホームズ
  • フォレストパーク四季彩の丘
  • 大倉山陽光ハイツ
  • クレストヒルズ
  • ニューライフマンション大倉山
  • 港北ニュータウンパークサイドハイツ
  • 港北ニュータウンレフリアパークアネシスイーストコート
  • アールブラン横浜仲町台
  • エステガーデンセンター北サウススクエア
  • エステガーデンセンター北ウエストスクエア
  • タンタタウン
  • ヒルズアスパイア
  • ライオンズステーションプラザセンター南
  • プロムナード仲町台
  • シーアイマンション港北中川
  • ライオンズ港北ニュータウンフォレストフォート
  • エステスクエアセンター北イーストウイング
  • ミオカステーロ港北イルビアーレ
  • ライオンズプラザ港北ニュータウン
  • 港北ニュータウンイオ
  • ライオンズステーションプラザセンター南なか
  • ライオンズステーションプラザセンター南
  • サントゥール中川

住宅団地編集

  • 市営住宅つづきが丘
  • 港北ニュータウンけやきが丘
  • 港北ニュータウンみずきが丘
  • メゾン桜が丘
  • メゾンふじのき台
  • かしの木台ハイツ
  • コンフォール東山田
  • ヒルトップコート
  • シンフォニックヒルズ
  • グランシャリオ都筑A(牛久保一丁目14番21号 県営借上公共賃貸住宅)
  • グランシャリオ都筑B(牛久保一丁目14番15号 県営借上公共賃貸住宅)
  • UR ボナージュ横浜(プロムナード仲町台, 仲町台五丁目, 旧住宅・都市整備公団、シニア住宅、1994年-1996年)
  • 勝田団地(横浜市市営住宅)
  • 川和団地(横浜市市営住宅)
  • 中銀ライフケア横浜港北

教育編集

大学編集

高等学校編集

公立
私立

中学校編集

公立
私立

小学校編集

公立

外国人学校編集

財団法人立

交通編集

鉄道編集

横浜市営地下鉄

バス編集

道路編集

首都高速道路
一般有料道路
都筑インターチェンジ都筑パーキングエリア港北区に所在
一般国道
主要地方道
一般県道
主な市道(都市計画道路)

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集

出身・関連著名人編集

出身者編集

ゆかりのある人物編集

  • 中川一史 - 現放送大学教授[7]。1991年から数年間、区内にある中川西小学校の教諭を務め、当時としては先進的なICT教育のフィールドワーク(教育工学)を行っていた[8][9]

都筑区を舞台とする作品編集

小説
テレビドラマ
  • 流星ワゴン - 重松清の小説を映像化。主人公・永田一雄の自宅住所が横浜市都筑区牛田(架空の町名)。
  • 逃げるは恥だが役に立つ - 海野つなみの漫画作品を実写ドラマ化。主人公の森山みくりの転居前の実家が横浜市都筑区黒沢5-5-6の設定(架空の町名)。
  • 恋の奇跡 - 主人公・塚本妙子と幼馴染み、甲斐政人の実家の所在地。横浜市都筑区牛久保となっている。

区の歌編集

都筑区の歌「夢のつづき」(作詞・作曲:広井顕真

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 明治以前は武蔵国都筑郡であった。
  2. ^ ただし、北部工場(現在の都筑工場)を中心とした複合施設の名前が「都筑ふれあいの丘」であったことから、周辺の荏田南地区・荏田東地区・葛が谷地区・茅ヶ崎地区では周辺の地域名として「都筑」の名前は有名だった。

出典編集

関連項目編集

外部リンク編集