都道府県リーグ (女子サッカー)

日本の女子サッカーリーグ

都道府県リーグ(とどうふけんリーグ)は、日本における女子サッカーのリーグの1つであり、日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)、地域リーグの下に位置する社会人女子サッカーのリーグ戦のカテゴリーをいう。

都道府県リーグ (女子サッカー)
加盟国 日本の旗 日本
リーグレベル 第5(6)部
上位リーグ 地域リーグ

ほとんどの新規加盟チームは都道府県リーグの一番下のカテゴリからスタートするのが慣例となっている。北海道は全道リーグが地域リーグ扱いとなるため、都道府県リーグに相当するリーグとしては各地区単位(2023年時点では札幌および十勝)でのリーグ戦が挙げられる。

都道府県リーグで上位の成績を上げ地域リーグへの昇格意思を示した場合、各地域ごとに行われる参入戦、あるいは地域リーグ下位チームとの入替戦に勝利することで地域リーグへ昇格する。なお、関西地区では関西リーグが最下部として扱われる[1]ため、新規参入チームは関西リーグ2部からスタートすることになるほか、東北地区でも青森や秋田など県リーグを開催していない地域では東北リーグが最下部として扱われる。

近年は、なでしこリーグ参加を目指すチームについては実力などを考慮して飛び級の形で上位カテゴリーに進出させる例もある。アンジュヴィオレ広島がチームを発足し広島県女子サッカーリーグに参入した際は、県リーグ1部にあたる広島県Aリーグに所属し、県リーグ2部にあたるBリーグには参戦しなかった。

試合会場は中小規模の公営グラウンドや、学校や企業所有のグラウンドを利用して行うことが一般的である。場合によっては土のグラウンドにゴールポストとラインを設置して行われる例もある。

都道府県リーグ一覧 編集

地域
(上位リーグ)
都道府県リーグ
北海道 札幌十勝
東北 岩手宮城山形福島
関東 茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川山梨
北信越 新潟富山石川福井長野
東海 静岡岐阜愛知三重
関西 京滋兵庫
中国 鳥取島根岡山広島山口
四国 徳島香川愛媛高知
九州 福岡佐賀長崎大分熊本宮崎鹿児島沖縄

脚注 編集

  1. ^ 都道府県単位のリーグとしては、京滋女子フットボールリーグおよび兵庫県女子サッカーリーグが存在するが、いずれも関西リーグの下位カテゴリとしての位置づけはされていない。