酸棗仁湯

酸棗仁湯(さんそうにんとう)は漢方方剤のひとつ。出典は『金匱要略』。

ツムラ酸棗仁湯エキス顆粒(医療用)
ツムラ酸棗仁湯エキス顆粒(医療用)

目次

効果・効能編集

体力が低下した人で、心身が疲れて不眠精神不安などを訴える場合に用いる[1]

適応症編集

組成編集

酸棗仁10、茯苓5.0、知母3.0、川芎3.0、甘草1.0[2]

慎重投与編集

次の患者には慎重に投与する[2]

  1. 胃腸の虚弱な患者
  2. 食欲不振、悪心嘔吐のある患者

相互作用編集

併用注意編集

次の薬剤との併用により、偽アルドステロン症ミオパシーが出現しやすくなる[2]

  1. 甘草含有製剤
  2. グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤

副作用編集

次の副作用がある[2]

重大な副作用編集

偽アルドステロン症、ミオパシー

その他編集

食欲不振、胃部不快感、悪心腹痛下痢

注意事項編集

高齢者は生理機能が低下し、妊産婦、小児は安全性が未確立であり、注意が必要である[2]

脚注編集

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  1. ^ a b 監修高久史麿、矢崎義雄『治療薬マニュアル2001』(医学書院、2001)、p.1635
  2. ^ a b c d e ツムラ製品情報『ツムラ酸棗仁湯』