重信 慎之介(しげのぶ しんのすけ、1993年4月17日 - )は、千葉県佐倉市出身のプロ野球選手外野手YouTuber。右投左打。読売ジャイアンツ所属。

重信 慎之介
読売ジャイアンツ #43
Giants shigenobu43.JPG
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 千葉県佐倉市
生年月日 (1993-04-17) 1993年4月17日(29歳)
身長
体重
173 cm
74 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2015年 ドラフト2位
初出場 2016年3月26日
年俸 2700万円(2022年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴編集

プロ入り前編集

小学校3年生から軟式野球を始め、中学生(臼井南中学校)では佐倉シニアに所属していた。

早稲田実業学校高等部では1年生から三塁手でレギュラーを務めた。2年の夏に第92回全国高等学校野球選手権大会に出場し、2回戦では前年の優勝校である磯村嘉孝擁する中京大中京高校戦で6打数5安打4打点の大活躍を魅せた[2]。続く3回戦の山下幸輝擁する関東一高戦で敗れたがここでも3安打5打点の活躍を見せ[3]、3試合で打率.750、12打数9安打10打点の成績を残した。3年の夏は西東京都大会決勝で髙山俊横尾俊建擁する日大三高に敗れた。同期に安田権守がおり、ともに早稲田大学に進学している。

早稲田大学では1年春からリーグ戦に出場し、2年の春に内野手から外野手へ転向した[4]。3年の秋に打率.404を記録し、外野で初のベストナインに輝く。4年の春は打率.313を記録し、東京六大学野球リーグ優勝に貢献。第64回全日本大学野球選手権大会でも打率.357を記録し、全国制覇に貢献した。4年秋は打率.432を記録し、首位打者を獲得、2度目のベストナインにも選ばれた。東京六大学リーグ通算83試合で打率.333、240打数80安打39盗塁を記録している[5]。野球部には3学年先輩に杉山翔大、2学年先輩に横山貴明、1学年先輩に有原航平中村奨吾高梨雄平、同期に茂木栄五郎がいる。

2015年10月22日に行われたドラフト会議読売ジャイアンツから2位指名を受け、11月22日に巨人と契約金7500万円、年俸1200万円で仮契約した(金額は推定)[6]背番号43となった[6]

巨人時代編集

2016年オープン戦で6試合連続安打や好走塁で首脳陣へのアピールに成功し、開幕を一軍で迎える[7]。5月20日の中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)でプロ初スタメンも4打数無安打に終わる[8]。その後も結果を残すことができず、1年目は25試合に出場し打率.190、2打点、5盗塁を記録した[9]。オフに、200万円増の推定年俸1400万円で契約を更改した[9]

2017年、8月6日の中日戦(東京ドーム)の9回裏、一死一、二塁でケーシー・マギーの代走として一塁走者に起用された。この後、坂本勇人岩瀬仁紀から放ったセンターへの大飛球を大島洋平が好捕した(この時点で2アウト)際、二塁を越えたところにいた重信は一塁にリタッチした際に二塁を空過した。これに気付いた中日サイドは次打者阿部慎之助への投球前に岩瀬が二塁へ送球し、アピールプレイ成立・3アウトとなり試合終了。中日に8カードぶりの勝ち越しを献上するとともに岩瀬は通算セーブ記録を404に伸ばし、さらに岩瀬のプロ野球史上通算最多登板記録を更新する950試合目への登板を珍プレーで終了となる結果となった[10]。この年は前年まで代走の切り札だった鈴木尚広が引退したことを受け出場機会が増加し、前年を大幅に上回る74試合出場、またチーム内でも坂本に次いで2位の10盗塁と2桁盗塁を記録した。オフに、1000万円増の推定年俸2400万円で契約を更改した[11]

2018年は前年よりも体重を6kg増量して春季キャンプに臨み[12]、臨時コーチを務めた松井秀喜から、目立った選手として岡本和真とともに名前を挙げられた[13]。8月以降は負傷離脱した坂本の代わりに、1番打者としての起用が続き[14]、9月2日の対中日戦(ナゴヤドーム)で、松坂大輔から右越えにプロ初本塁打を放った[15]。出場試合数は前年を下回ったもののスタメンとしての出場を増やし、打率.281、47安打、2本塁打、13打点とキャリアハイの成績を残したが、盗塁は6個と前年を下回った。オフに、100万円増の推定年俸2500万円で契約を更改した[16]

2019年丸佳浩の加入もありスタメン出場の機会は亀井善行が休養でスタメンから外れる時などに限られたが、自己最多の106試合に出場し打率.266、2本塁打、16打点、14盗塁を記録。また7月23日の東京ヤクルトスワローズ戦(京セラドーム大阪)では自身初のサヨナラ打を放つなど、限られた場面でも活躍してみせた[17]。オフに、1000万円増の推定年俸3500万円で契約を更改した[18]

2020年は開幕を一軍で迎え、6月26日の対ヤクルト戦では、9回表に代打逆転2点本塁打を放つなど活躍した[19]。しかし前年に比べ出場機会が減少し、60試合の出場にとどまり、打率.256、1本塁打、6打点、5盗塁と成績を落とした。オフに、プロ入り初の減額となる700万円減の推定年俸2800万円で契約を更改した[20]

選手としての特徴編集

50m5.7秒[21]の俊足を武器とする。盗塁の際にはヘッドスライディングを行い、負傷防止のために鍋つかみのような走塁ガード手袋(2018年5月よりNPBでの着用が認可された)を左手に着用する[22]

詳細情報編集

年度別打撃成績編集

















































O
P
S
2016 巨人 25 87 79 10 15 1 3 0 22 2 5 1 1 0 7 0 0 20 0 .190 .256 .278 .534
2017 74 77 70 18 11 4 0 0 15 2 10 4 1 0 6 0 0 21 0 .157 .224 .214 .438
2018 60 185 167 24 47 7 5 2 70 13 6 4 6 1 11 0 0 38 1 .281 .324 .419 .743
2019 106 174 158 25 42 7 2 2 59 16 14 3 2 3 11 1 0 43 1 .266 .308 .373 .682
2020 60 96 90 17 23 5 1 1 33 6 5 1 0 0 6 0 0 33 1 .256 .302 .367 .669
2021 73 86 78 11 17 2 0 2 25 6 6 2 1 0 7 0 0 26 0 .218 .282 .321 .603
NPB:6年 398 705 642 105 155 26 11 7 224 45 46 15 11 4 48 1 0 181 3 .241 .293 .49 .641
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績編集



外野












2016 巨人 22 29 0 0 0 1.000
2017 35 34 0 0 1 1.000
2018 46 80 2 0 0 1.000
2019 81 64 2 1 0 .985
2020 51 38 0 0 0 1.000
2021 58 36 0 0 0 1.000
通算 293 281 4 1 1 .997
  • 2021年度シーズン終了時

記録編集

背番号編集

  • 43(2016年 - )

登場曲編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 巨人 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2021年12月10日閲覧。
  2. ^ “早実-中京大中京”. http://www.sanspo.com/high-baseball/koshien92/score/kekka100814_3.html 
  3. ^ “早実-関東一”. http://www.sanspo.com/high-baseball/koshien92/score/kekka100817_2.html 
  4. ^ 【巨人・伸戦力の武器】ドラ2重信、50メートル5秒7!路線バスにも勝った俊足 スポーツ報知 2016年2月2日配信
  5. ^ 早大“タナボタ”リーグ最多45度目V 巨人ドラ2重信は初首位打者に”. スポーツニッポン (2015年11月2日). 2021年3月25日閲覧。
  6. ^ a b 巨人ドラ2重信 早大先輩・青木が目標 球団評価はオコエ以上”. スポーツニッポン (2015年11月22日). 2021年3月25日閲覧。
  7. ^ “巨人に現れた新星 ドラ2ルーキー重信慎之介は何がスゴイ?” (日本語). Full-Count. (2016年2月25日). https://full-count.jp/2016/02/25/post26433/ 2018年9月3日閲覧。 
  8. ^ “G・重信、プロ初スタメンは4打席無安打も「楽しかった」” (日本語). サンスポ. (2016年5月20日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20160520/gia16052022330007-n1.html 2018年9月3日閲覧。 
  9. ^ a b 巨人重信200万増「守備位置にこだわりはない」”. 日刊スポーツ (2016年12月20日). 2021年3月25日閲覧。
  10. ^ 【中日】岩瀬がプロ野球新950登板&笑撃のアピールプレー! 訳も分からず二塁に2度送球 スポーツ報知 2017年8月6日
  11. ^ 巨人重信1000万増「馬力をアップさせたい」”. 日刊スポーツ (2017年11月27日). 2021年3月25日閲覧。
  12. ^ “重信慎之介、3年目の開花は巨人の“組織的肉体改造”から。(鷲田康)” (日本語). Number Web. (2018年8月3日). https://number.bunshun.jp/articles/-/831514 2018年9月3日閲覧。 
  13. ^ “松井秀喜氏が巨人の岡本和真にオフの心構えを指南「満足するな」 - ライブドアニュース” (日本語). ライブドアニュース. (2018年10月22日). http://news.livedoor.com/article/detail/15478566/ 2018年10月22日閲覧。 
  14. ^ 読売ジャイアンツのスタメン一覧(打順) - プロ野球データFreak” (日本語). baseball-data.com. 2018年9月3日閲覧。
  15. ^ G3年目の重信、初本塁打…中日との打撃戦制す」『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』、2018年9月2日。2018年9月3日閲覧。
  16. ^ 巨人重信100万増、鈴木尚広コーチの指導で足磨く”. 日刊スポーツ (2018年11月27日). 2021年3月25日閲覧。
  17. ^ “巨人・重信が初のサヨナラ打「覚悟を決めました」” (日本語). サンスポ. (2019年7月23日). https://www.sanspo.com/article/20190723-IEWGGYDA4FJ37AOZBJN4QLTKRE/ 2021年3月25日閲覧。 
  18. ^ 巨人重信1000万増で更改「レギュラー勝ち取る」”. 日刊スポーツ (2019年12月3日). 2021年3月25日閲覧。
  19. ^ 劇的!巨人・重信、今季1号が代打逆転2ラン 無観客でも「声は僕たちに届いています」声援が力に”. スポーツ報知 (2020年6月26日). 2021年3月18日閲覧。
  20. ^ 巨人重信700万円減「攻めの気持ちで」外野手争い”. 日刊スポーツ (2020年12月16日). 2021年3月25日閲覧。
  21. ^ 巨人ドラ2重信 驚異の俊足!二ゴロを内野安打に 早大が優勝王手”. スポニチアネックス (2015年11月1日). 2021年3月25日閲覧。
  22. ^ “まるで「鍋つかみ」?巨人・重信が使う走塁手袋の正体は 記者が着けてみると...”. J-CASTニュース. (2020年6月15日). https://www.j-cast.com/2020/06/15387879.html?p=all 2021年5月13日閲覧。 

関連項目編集

外部リンク編集