野ばらのエチュード
松田聖子のシングル曲
「野ばらのエチュード」(のばらのエチュード)は、1982年10月にリリースされた松田聖子の11枚目のシングルである。
「野ばらのエチュード」 | ||||||||||
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松田聖子 の シングル | ||||||||||
初出アルバム『Candy』 | ||||||||||
B面 | 愛されたいの | |||||||||
リリース | ||||||||||
ジャンル | アイドル歌謡曲 | |||||||||
レーベル |
CBS・ソニー (8cmCD含む) ソニー・ミュージックレコーズ (12cmCDのみ) | |||||||||
作詞・作曲 | 松本隆、財津和夫 | |||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
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松田聖子 シングル 年表 | ||||||||||
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品番:07SH 1233(レコード)
解説編集
- 5作ぶりの財津和夫作曲作品であり、現在までのところ、財津作曲による最後のシングルA面曲。財津によると、この曲は「ビバルディの『四季』のような曲を作って欲しい」と依頼され、財津自身は悩んだが、「ありがちなアイドルソングではなく、その『四季』を聴いているような気になれる曲ということだろう」と自分で解釈し、エレガントな雰囲気の曲を作ろうと努めたと言う[2]。「戸惑ったけど、『四季』の持つ上品さや、心に染みこんでいく感じが底の方にあればいいととらえた」[3]。
- 『第11回FNS歌謡祭』グランプリ受賞曲(1982年12月21日)。音楽コンテスト番組における大賞クラスの賞は初受賞となった。松田は発表と同時に泣き崩れ、終始号泣しながら受賞曲を歌った。
- この楽曲で1982年の『第33回NHK紅白歌合戦』に出場。
- グリコ「ポッキー」のCMソングに起用され、本人も出演した。撮影は北海道の函館。CMにはシングル音源ではなく、『金色のリボン』収録の新録バージョンが採用された。
- ザ・ベストテン出演時、リクエスト葉書に「野ばらの越中道」と誤記されていたことを司会者に披露されている。
- B面の「愛されたいの」も、ノンタイアップながら当時のテレビ番組で何度か披露されていた。
- 2004年には紙ジャケット仕様の完全生産限定盤12cmCDとして再びリリースされている。
収録曲編集
- 野ばらのエチュード(4分05秒)(グリコ・ポッキーCM曲)
- 作詞:松本隆/作曲:財津和夫/編曲:大村雅朗
- 愛されたいの(4分23秒)
- 作詞:松本隆/作曲:財津和夫/編曲:大村雅朗
関連作品編集
- 野ばらのエチュード
- 野ばらのエチュード (新録)
- 愛されたいの
カバー編集
- 野ばらのエチュード
関連項目編集
脚注編集
- ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
- ^ 東京新聞 2015年6月13日夕刊掲載「この道 財津和夫」
- ^ “2022年2月19日読売新聞「チューリップ 50周年ツアー 財津和夫 自分たちが楽しむ」”. 2022年2月19日閲覧。