野岡駅

かつて日本の福井県今立町(現:越前市)にあった福井鉄道の鉄道駅

野岡駅(のおかえき)は、かつて福井県今立郡今立町(現・越前市)野岡にあった福井鉄道南越線である。同線粟田部 - 戸ノ口間の部分廃止とともに廃駅となった。

野岡駅
のおか
NOOKA
定友 (1.1 km)
(1.1 km) 庄境
所在地 福井県今立郡今立町(現・越前市)野岡
所属事業者 福井鉄道
所属路線 南越線
キロ程 11.5 km(社武生起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1924年大正4年)9月1日
廃止年月日 1971年昭和46年)9月1日
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歴史 編集

  • 1924年大正13年)9月1日岡本新 - 戸ノ口間開業に伴い開業。
  • 1941年昭和16年)7月2日:福武電気鉄道への合併により同社の駅となる。
  • 1945年(昭和20年)8月1日:福武電気鉄道が福井鉄道へ改称したことにより同社の駅となる。
  • 1971年(昭和46年)9月1日:粟田部 - 戸ノ口間廃線により廃駅。

駅構造 編集

単式ホーム1面1線と待避線1線と引込線1線を有する駅だった。立派な木造駅舎外観は現在の神明駅に似ている)があった。南越中学校に近く、通学客で賑わっていた他、旅客列車と貨物列車の行違いが見られる時代があった[1]

駅跡 編集

駅の名をとどめるものは残っていない。

隣の駅 編集

福井鉄道
南越線(廃止)
定友駅 - 野岡駅 - 庄境駅

脚注 編集

  1. ^ 寺田裕一 「私鉄の廃線跡を歩くⅢ 北陸・上越・近畿編」、JTBパブリッシング、2008年5月、p.98、ISBN 978-4-533-07145-4

参考文献 編集