野郎どもと女たち
『野郎どもと女たち』(やろうどもとおんなたち、Guys and Dolls)は1955年のアメリカ合衆国の映画。デイモン・ラニアンの2つの短編『The Idyll of Miss Sarah Brown』『Blood Pressure』を原作とするブロードウェイ・ミュージカル『ガイズ&ドールズ』を映画化した作品である。
野郎どもと女たち | |
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Guys and Dolls | |
監督 | ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ |
脚本 |
ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ ベン・ヘクト[1] |
原作 |
デイモン・ラニアン 『The Idyll of Miss Sarah Brown』 『Blood Pressure』 ミュージカル脚本 ジョー・スワーリング エイブ・バロウズ フランク・レッサー(作詞) 『ガイズ&ドールズ』 |
製作 | サミュエル・ゴールドウィン |
出演者 |
マーロン・ブランド ジーン・シモンズ フランク・シナトラ |
音楽 | フランク・レッサー |
撮影 | ハリー・ストラドリング |
編集 | ダニエル・マンデル |
製作会社 | サミュエル・ゴールドウィン・プロダクションズ |
配給 | MGM |
公開 |
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上映時間 | 150分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $5,500,000[2] |
興行収入 |
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ストーリー編集
「ガイズ&ドールズ#あらすじ」を参照
キャスト編集
「ガイズ&ドールズ#主な登場人物」も参照
- スカイ・マスタースン - マーロン・ブランド
- サラ・ブラウン軍曹 - ジーン・シモンズ
- ネイサン・デトロイト - フランク・シナトラ
- アデレイド - ヴィヴィアン・ブレイン
- ブラニガン警部 - ロバート・キース
- ナイスリー・ナイスリー・ジョンソン - スタビー・ケイ
- ビッグ・ジュール - B・S・プリイ
- ベニー・サウスストリート - ジョニー・シルヴァー
原作舞台劇との違い編集
『Pet Me Poppa』と『Adelaide』の2曲は原作ミュージカルにはなく、映画版のために作られた歌である[3]。また原作のミュージカルでは、ネイサンは『Guys and Dolls』を歌わないが、映画版ではフランク・シナトラの歌唱パートを増やすためにネイサンも歌うことになった[3]。
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エピソード編集
ヴィヴィアン・ブレイン、スタビー・ケイ、B・S・プリイ、ジョニー・シルヴァーは原作ミュージカルでも同じ役を演じている[3]。また、マリリン・モンローがアデレイド役を希望したが、マンキーウィッツ監督は彼女と再び仕事をすることを嫌がり、彼女からの電話を無視した[3]。アデレイド役にはベティ・グレイブルも候補に挙がっていた[3]。
受賞・ノミネート編集
映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
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第28回アカデミー賞 | ミュージカル映画音楽賞 | ジェイ・ブラックトン シリル・J・モックリッジ |
ノミネート |
美術監督賞 (カラー作品) | オリバー・スミス(美術) ジョセフ・C・ライト(美術) ハワード・ブリストル(装置) | ||
撮影賞 (カラー作品) | ハリー・ストラドリング | ||
衣裳デザイン賞 (カラー作品) | アイリーン・シャラフ | ||
第13回ゴールデングローブ賞 | 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) | 受賞 | |
主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) | ジーン・シモンズ | ||
第10回英国アカデミー賞 | 総合作品賞 | ノミネート | |
最優秀外国女優賞 | ジーン・シモンズ |
参考文献編集
- ^ “Guys and Dolls (1955) - Full cast and crew” (英語). IMDb. 2012年6月15日閲覧。
- ^ a b “Guys and Dolls (1955) - Box office / business” (英語). IMDb. 2012年6月15日閲覧。
- ^ a b c d e “Guys and Dolls (1955) - Trivia” (英語). TCM.com. 2012年6月15日閲覧。
関連項目編集
外部リンク編集
- 野郎どもと女たち - allcinema
- 野郎どもと女たち - KINENOTE
- Guys and Dolls - オールムービー(英語)
- Guys and Dolls - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- Guys and Dolls - TCM Movie Database(英語)
- Guys and Dolls - Rotten Tomatoes(英語)