金日成軍事総合大学

北朝鮮・平壌市にある軍事大学

金日成軍事総合大学(キムイルソンぐんじそうごうだいがく)は、朝鮮民主主義人民共和国平壌直轄市万景台区域にある朝鮮人民軍の高級将校養成のための大学である。

金日成軍事総合大学
各種表記
ハングル 김일성군사종합대학
漢字 金日成軍事綜合大學
発音 キミルソングンサジョンハプテハク
日本語読み: きんにっせいぐんじそうごうだいがく
英語表記: Kim Il-sung Military University
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概要 編集

1952年10月に、高級軍事学校として開学。1954年8月に金日成に因んで金日成陸軍大学に改称した後、1956年10月に現在の名称となる[1]

大尉から中佐までの現役武官を入学対象とし高級将校の養成を目的とする修養年限3-4年の本科と、上佐以上を対象とし再教育を目的とする修養年限1年の講習科が置かれている[1][2]

韓国統一部の調査によると、金正恩体制における党や政府の主要人物に占める本大学出身者の割合は17.7%に上り、金日成総合大学出身者の35.5%に次いでいる。党のみに限れば、26%を本大学出身者が占めている[3]

2013年7月時点での総長は金正覚

著名な卒業生 編集

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

関連項目 編集