- クリスマス企画アルバムで発売当時は各2枚組(2本組)カートンボックス仕様アナログ盤20万枚とカセットテープ10万本のみ発売の完全生産限定盤であった。1枚目の『Blue Christmas』はクリスマスソング盤でカヴァーを含む新録音5曲が収録されていた。
- カヴァーソング「恋人がサンタクロース」のオリジナルは、1980年12月1日に発売された松任谷由実のアルバム『SURF&SNOW』に収録されている。これが松田の作品として初めて音源化されたカヴァー曲である。また、松任谷からの提供曲は全て「呉田軽穂」(ペンネーム)名義であったため、「松任谷由実」名義の楽曲に松田の声が乗った作品はこの曲のみである。
- 2枚目は、『Seiko・ensemble』というタイトルで過去の作品から選曲したベストセレクション盤。更に今作が初収録となる「HAPPY SUNDAY」が収録された。
- 「HAPPY SUNDAY」の歌詞は、松田が当時パーソナリティを務めていたラジオ番組「ひとつぶの青春」において、一般公募で募集をして、その中から選ばれた一通を原案に松本隆が書き上げたものである。ちなみに、この公募では3万通ほどはがきが届いたという。
- 「野ばらのエチュード」は、グリコ・ポッキーのCMで使用された新録バージョン。当作品のみ収録だったので長い間CD化が待たれていたが、歌手デビュー20周年記念商品のCD BOX『SEIKO SUITE』(2000年7月5日)でようやくCD化された。
- 当時『金色のリボン』は未CD化であったが、クリスマスソング5曲と「HAPPY 〜」はアルバム『Seiko・Avenue』(1984年11月21日)で初CD化された。
- 本アルバム1枚目に収録の『星のファンタジー』の別歌詞/別アレンジバージョン『雪のファンタジー』が、1987年発売の『Snow Garden』に収録されている。あちらは松本隆が監督を務めた映画『微熱少年』の挿入歌として松本が新たに歌詞を書いたもの(『微熱少年』のサウンドトラックにも収録されている)。
- 2006年7月19日に発売された、74枚組CD BOX『Seiko Matsuda』に、デジタル・リマスタリング仕様、かつLPサイズジャケットにリニューアルされて同梱された。リマスター盤の個別販売はない。
- 2016年11月30日にStereo SoundからSACDで発売(初めての単品販売)
- 2020年12月2日にソニーミュージックからBlu-spec CD2で発売。初回盤はオリジナル三方背ケース仕様でアナログ盤発売時に封入されていた20ページ写真集付き。