金長生(きん ちょうせい、キム・チャンセン、朝鮮語:김장생)は、李氏朝鮮の学者である。は希元、は沙渓、諡号は文元。本貫光山金氏

金長生
Korea-Portrait of Kim Jangsaeng.jpg
各種表記
ハングル 김장생
漢字 金長生
発音: キム・チャンセン
日本語読み: きん ちょうせい
ローマ字 Kim Jang-saeng
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概要編集

1548年、金継輝の子として生まれる。宋翼弼李珥の門人で、子の金集とともに礼学の大家とされる。学行により推挙されて任官し、日本や後金の侵入の際には軍糧米調達に活躍したが、晩年は郷里で教育に専心し、門人に宋時烈宋浚吉等を輩出して畿湖学派の主流をなした。著書には朱熹の『家礼』に関する諸家の学説を編集した『家礼輯覧』や、『近思録釈意』等がある。1631年に亡くなる。

関連項目編集