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鈴木優 (プロ雀士)

日本の競技麻雀のプロ雀士

鈴木 優（すずき ゆう、1981年〈昭和56年〉9月13日 - ）は、愛知県豊橋市出身の競技麻雀のプロ雀士。最高位戦所属。最高位戦では東海支部の支部長。

鈴木 優
基本情報
出身地 愛知県豊橋市
生年月日 (1981-09-13) 1981年9月13日（42歳）
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
Mリーグ
ドラフト 2022年/1巡目全体1番目
YouTube
チャンネル
活動期間 2022年-
ジャンル 麻雀
登録者数 9940人
総再生回数 27万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年7月12日時点。
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地方在籍者として初の最高位[1]。

略歴 編集

父親がギャンブルで浪費して母親が泣いていたため、麻雀はやらないと決めていたが、高校の修学旅行の時に麻雀で遊んでいた1人が寝てしまい、代わりに誘われたのがきっかけで井出洋介の麻雀入門書を10分読んで麻雀を始める[注 1]。当然のように負けたが負けず嫌いなため麻雀戦術書を買ってファミコンのゲームで学んだり、父親から教わった。高校卒業後は全自動麻雀卓のあるアルバイト仲間の家に集まるようになり麻雀にのめり込んでいった。フリー雀荘に誘われてからは、フリー雀荘に通うようになり、1単位も取らないで大学を退学して、雀荘のメンバーになった[2][3]。

2002年、最高位戦日本プロ麻雀協会のプロ試験に合格し、入会した。豊橋市の雀荘メンバーを辞めて上京。高田馬場の雀荘「もでるず」のメンバーとなり、根本佳織、茅森早香らと共に働いた[2]。

2006年9月、愛知県豊橋市に雀荘「麻雀　ばとるふぃ～るど」をオープンした。経営に集中するため、最高位戦を退会した[2]。

2008年、第19期麻雀最強戦ファイナルでは決勝まで進出したものの、張敏賢に敗れた。この試合をきっかけに「最強戦の申し子」と呼ばれるようになる[4][3]。

2011年、「麻雀を教えてください[注 2]」([2]より引用) とメッセージを送り、鈴木の雀荘で働くようになった魚谷侑未の麻雀を真剣に勉強する姿勢に感化され、プロ雀士に復帰することを決意。再度、最高位戦日本プロ麻雀協会に入会した[2]。

2012年、麻雀最強戦2012の全日本プロ選手権で優勝した。ファイナルを目指すも、ベスト16で敗退した[4]。

2016年、最高位戦日本プロ麻雀協会東海支部の立ち上げに助力。のちに支部長になった[4]。

2021年、A1リーグ初年度で最高位決定戦に進出し、最高位も獲得[3]。 インタビューでは「オカあり、赤ありも得意です。」とMリーグ入りをアピールした[6]。

2022年7月11日、Mリーグ2022-23ドラフトにてU-NEXT Piratesが1巡目に指名し、鈴木との交渉権を得る。同26日、U-NEXT Piratesと契約を締結した[7]。同28日、鈴木の雀荘「麻雀　ばとるふぃ～るど」を閉店させた[8]。

人物 編集

  • 娘が二人いる[4]。
  • 接客や対応がとても柔和だが、二つ名は本人も自称し、鈴木の雀荘で一緒に働いていた魚谷侑未も認める外面十段[9]。
  • 食べ物の好き嫌いが激しく、仲林圭がその一部[注 3]を語っている。ちなみに鈴木優の妻曰く「お子さまランチに入ってるものは大体好き」と証言している。
  • アヒージョ、バケットを知らない。[10][注 4]
  • Mリーグのキャッチフレーズは「戦闘民族」

Mリーグ成績 編集

レギュラーシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着 参照
Pt 順位 平均 点 順位 率 順位
2022-23 U-NEXT Pirates 24 ▲92.8 20/32 ▲3.9 46,600 28/32 0.8750 2/32 0.5000 0.1250 2.50 3 0 9 0 9 0 3 [11]
2023-24 U-NEXT Pirates 27 437.7 1/36 16.2 67,300 9/36 0.8889 2/36 0.5556 0.4074 2.15 11 0 4 0 9 0 3 [12]
通算 51 344.9 6.8 67,300 0.8824 0.5294 0.2745 2.31 14 0 13 0 18 0 6
  • 個人賞は規定打荘数（20半荘）以上の選手が対象
  • 着順の1.5、2.5、3.5は1着同着、2着同着、3着同着
ポストシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着
Pt 平均
セミファイナルシリーズ
2022-23 U-NEXT Pirates 7 60.8 8.7 48,300 0.7143 0.7143 0.2857 2.29 2 0 3 0 0 0 2
セミファイナル通算 7 60.8 8.7 48,300 0.7143 0.7143 0.2857 2.29 2 0 3 0 0 0 2
ファイナルシリーズ
ファイナル通算 ファイナルシリーズ未出場
ポストシーズン通算 7 60.8 8.7 48,300 0.7143 0.7143 0.2857 2.29 2 0 3 0 0 0 2

獲得タイトル 編集

出演 編集

ウェブテレビ 編集

  • おしえて!パイレーツ（YouTube・U-NEXTチャンネル）

書籍 編集

著書 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 最高位戦日本プロ麻雀協会や、麻雀ウォッチでは麻雀を始めたきっかけを高校の修学旅行の時としているが、キンマwebではアルバイト先で先輩達に誘われたこととしている[2][3][4]。
  2. ^ 魚谷によると、メッセージは「麻雀を教えてください」ではなく、「麻雀教えてやるから豊橋に来い！」である[5]。
  3. ^ バナナやみかんはダメだが梨は好き、カニは好きだがエビはダメなど統一性もないため不思議な人とのこと[要出典]。
  4. ^ Mリーグ成績速報で公開された4つの食べ物を当ててくださいの答えにてアクアパッツァをムニエル、アヒージョをフォカッチャ、バーニャカウダをカプリチョーザ、ミネストローネをコンソメスープと答えてしまうほど

出典 編集

  1. ^ “鈴木優が決定戦初挑戦で最高位に輝く！地方所属選手として初の最高位戴冠成就！／第46期最高位決定戦”. 麻雀ウォッチ. 2022年7月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e f “【FACES / Vol.05】鈴木優 ～元・一匹狼は現・東海の雄～”. 最高位戦日本プロ麻雀協会 (2020年12月1日). 2022年7月6日閲覧。
  3. ^ a b c d “「イケメン店長」から最強戦の申し子、そして最高位、遂にMリーガーまで上り詰めた鈴木優の麻雀人生”. 麻雀ウォッチ (2022年1月5日). 2022年8月3日閲覧。
  4. ^ a b c d e “【雀士名鑑】鈴木優(すずきゆう)、一度プロを辞めた「最強戦の申し子」が獲った | キンマweb |『近代麻雀』の竹書房がおくる麻雀ニュース・情報サイト”. kinmaweb.jp (2022年6月29日). 2022年7月6日閲覧。
  5. ^ 魚谷侑未 [@yuumi1102] (2020年12月1日). "私の(以下略)". X（旧Twitter）より2022年8月5日閲覧。
  6. ^ “鈴木優が決定戦初挑戦で最高位に輝く！地方所属選手として初の最高位戴冠成就！／第46期最高位決定戦”. 麻雀ウォッチ. 2022年7月6日閲覧。
  7. ^ “U-NEXT Pirates　鈴木優、仲林圭と契約締結”. 麻雀ウォッチ (2022年7月26日). 2022年8月3日閲覧。
  8. ^ 麻雀ばとるふぃ～るど＠豊橋 [@battlefield2006] (2022年7月28日). "閉店のお知らせ". X（旧Twitter）より2022年8月3日閲覧。
  9. ^ (日本語) 【Mリーグ】新Mリーガーについて語ってみた【本音】, https://www.youtube.com/watch?v=vqtcaCQLeP4 2022年7月14日閲覧。 
  10. ^ [1]
  11. ^ “チーム成績表”. M.LEAGUE（Mリーグ）. 2023年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月23日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  12. ^ “M.LEAGUE公式サイト”. M.LEAGUE. 2020年3月6日閲覧。

外部リンク 編集

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