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鈴木正裕

日本の民事訴訟法学者、弁護士

鈴木 正裕(すずき まさひろ、1932年1月31日 - 2019年3月6日[1])は、日本民事訴訟法学者神戸大学元学長、名誉教授弁護士(大阪弁護士会所属)。

目次

年譜編集

人物・学風編集

ドイツ民事訴訟法にも造詣が深く、極めて重厚な歴史研究で有名。晩年に至っても研究意欲は衰えず、2016年に出版した『近代民事訴訟法史・オーストリア』にて、2017年に京都大学より博士号を授与される[3](それまでの研究業績に照らせば遅すぎる程であったことは言うまでもない)。

中田淳一(京都大学名誉教授)に師事。同年代の同門に、谷口安平(京都大学名誉教授)、井上正三(九州大学名誉教授。井上治典とともに「手続保障の第三の波」論で有名)がおり、当時、三羽烏と呼ばれることもあった[4]。同じく民事訴訟法学者の新堂幸司(東京大学名誉教授)とは同学年にあたる。そのほか、最高裁判事も務めた奥田昌道(京都大学名誉教授)とは学部時代の同級生である。

神戸大学学長時代には、阪神淡路大震災に対応した。

主著編集

  • 『近代民事訴訟法史・日本』(有斐閣)
  • 『近代民事訴訟法史・日本2』(有斐閣)
  • 『近代民事訴訟法史・ドイツ』(信山社、2011)
  • 『近代民事訴訟法史・オーストリア』(信山社、2016)
  • 『新民事訴訟法講義』(有斐閣、第3版、2018、中野貞一郎松浦馨との共編著)
  • 『注釈民事訴訟法(全9巻)』(有斐閣、共編著)
  • 『民事保全講座(全3巻)』(法律文化社、中野貞一郎 、原井龍一郎との共編著)
  • そのほか、論文集にまとめていない数多くの研究論文がある。

脚注編集

  1. ^ 鈴木正裕氏死去 元神戸大学長」『山陽新聞』、2019年3月11日。2019年3月15日閲覧。, オリジナルの2019-3-14時点によるアーカイブ。
  2. ^ 『官報』7487号、平成31年4月12日
  3. ^ 京都大学・紅”. 2019年3月9日閲覧。
  4. ^ 谷口安平 (2018). 谷口安平オーラル・ヒストリー「終わりなき好奇心」. 北大路書房. p. 149. 

外部リンク編集