鈴木 砂羽(すずき さわ、1972年9月20日 - )は、日本の女優静岡県浜松市中央区出身[1][2]ホリプロ(2021年7月まで[3])、T-artist(2021年10月から[4]2023年4月まで)を経て、MONDAY所属(2023年4月から)。

すずき さわ
鈴木 砂羽
生年月日 (1972-09-20) 1972年9月20日(51歳)
出生地 日本の旗 日本静岡県浜松市中央区
身長 164 cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画舞台バラエティ番組
活動期間 1992年 -
配偶者 吉川純広2011年 - 2015年
事務所 ホリプロ1993年 - 2021年7月)
T-artist(2021年10月 - 2023年4月)
MONDAY(2023年4月 - )
公式サイト プロフィール
主な作品
映画
愛の新世界
テレビドラマ
相棒』シリーズ
ビターシュガー
 
受賞
ブルーリボン賞
新人賞
1994年愛の新世界
その他の賞
キネマ旬報 新人賞
1994年愛の新世界
毎日映画コンクール
スポニチグランプリ 新人賞

1994年『愛の新世界』
高崎映画祭
最優秀新人女優賞
1994年『愛の新世界』
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来歴

女子美術大学短期大学部中退[2]後、文学座の研究生となる[2][5]

研究所卒業後の1994年に、映画『愛の新世界』で主演デビューを果たす[2]。この作品で第37回ブルーリボン新人賞、キネマ旬報新人賞、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞受賞などを受賞した。

2011年10月5日、劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」に所属する10歳年下の俳優・吉川純広と結婚[6]。結婚以降、バラエティ番組に出演する機会が多くなった[2]

2012年、初エッセイ『女優激場』をワニブックスより発売[7]

2015年8月15日、吉川純広と離婚[8]

2017年、『結婚の条件』で初めて舞台演出を手がける[9]。同公演の9月13日の初日直前に、出演予定だった鳳恵弥牧野美千子が降板を発表した[10]

2018年、演劇ユニット「港.ロッ区.」を主宰。

2021年7月31日、同日付けで28年間在籍したホリプロを退所することを自身のインスタグラムで「ご報告」と題した上で発表した[3][11]

2021年10月1日から、T-artistに所属[4]

2022年6月上旬、10年程前から患っていた子宮筋腫の摘出と子宮の上部を切除する手術を受ける。40代後半から投薬治療を受けていたが、テレビドラマ『相棒』へ復帰することが決まり手術を決断したという[12]

2023年5月17日、同年4月11日をもってT-artistとの契約を終了し合同会社MONDAYを立ち上げたことを自身のInstagramで明らかにした[13]

人物

  • 趣味は占い
  • 祖父ははままつ美術研究所代表を務め、地元の中田島砂丘をライフワークとして描き続けた画家の鈴木貞夫(1921年 - 2023年1月16日、101歳で死去)[14][15][16]
  • 両親はともに画家。その影響か、特技は「漫画を描くこと」で、「スズキサワ」名義で集英社の『ヤングユー』にエッセイ漫画『いよぉ! ボンちゃん!!』を連載した経験を持つ[注 1][2]
  • 26歳まで風呂なしアパートに8年間住んでいたことを告白し、食器洗い場で体も洗っていたことがあった[17][18]。 2016年に12年ぶりにエッセイ漫画連載を開始[19]
  • 理想の男性のタイプは真田広之[18]

出演

映画

テレビドラマ

NHK

日本テレビ

TBSテレビ

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

WOWOW

LaLa TV

テレビアニメ

舞台

  • 12人の優しい日本人(2005年) - 陪審員8号 役
  • 恋する妊婦(2008年) - さつき 役
  • 吸血鬼(2010年、PARCO劇場
  • 結婚の条件(2017年、新宿シアターモリエール) - 主演 ※演出を兼ねる。[9]
  • ロックの女(2018年、赤坂レッドシアター) - 八代亜希子 役 ※プロデューサーを兼ねる。

バラエティ・情報番組

WEB番組

CM

書籍

写真集

エッセイ

エッセイ漫画

  • いよぉ! ボンちゃん!! (連載、2001年-2005年 ヤングユー 集英社)
  • いよぉ!!ボンちゃん!!(連載、2016年 YOU 集英社)[19]
  • ボンちゃんがいく☆ 女優・鈴木砂羽のマンガ愛がはじけるコミックエッセイ(2018年6月5日、集英社)ISBN 978-4087816600

脚注

注釈

  1. ^ 2001年10月号から2005年11月号まで。

出典

  1. ^ 静岡県 浜松市中区のプロパンガス料金 中区はこんなところ”. プロパンガス料金消費者協会. 2014年7月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 鈴木砂羽 プロフィール(音楽出版社より)”. TOWER RECORDS ONLINE (2013年10月24日). 2014年7月27日閲覧。
  3. ^ a b "鈴木砂羽、28年所属のホリプロ退所 新たなステージへ「初心に帰り、原点である俳優業を全う」". ORICON NEWS. oricon ME. 31 July 2021. 2021年7月31日閲覧
  4. ^ a b “鈴木砂羽 「T-artist」所属を発表 今年7月にホリプロ退社”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2021年10月1日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/10/01/kiji/20211001s00041000255000c.html 2021年10月1日閲覧。 
  5. ^ 鈴木砂羽さんとメルシィ 初対面でもキス 個性派、甘え上手”. 中日新聞女性向けサイト:オピ・リーナ(Opi-rina) (2014年5月24日). 2014年7月27日閲覧。
  6. ^ 鈴木砂羽、結婚!10歳年下劇団俳優・吉川純広と”. シネマトゥデイ (2011年10月7日). 2014年5月8日閲覧。
  7. ^ 女優 鈴木砂羽さん 大酒飲みのイメージがあるって!? ただのお祭り野郎ですよ(PRESIDENT 2013年11月18日号)”. PRESIDENT Online (2013年12月31日). 2014年7月27日閲覧。
  8. ^ 鈴木砂羽、10歳年下・吉川純広と離婚【コメント全文】”. ORICON STYLE (2015年8月15日). 2015年8月15日閲覧。
  9. ^ a b “鈴木砂羽 舞台初演出!主演とのW大役 「作り手側にも興味」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2017年7月20日). https://www.daily.co.jp/gossip/2017/07/20/0010386969.shtml 2017年9月13日閲覧。 
  10. ^ “鈴木砂羽の主演舞台で鳳恵弥と牧野美千子が急きょ降板…公演は予定通り”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2017年9月12日). https://www.sanspo.com/article/20170913-ALQWSABX4FOLHJZGNLQJUE6XCE/ 2017年9月13日閲覧。 
  11. ^ 鈴木砂羽、ホリプロ退所を発表「今後の活動に思うことがあり」退所理由語る”. 日刊スポーツ (2021年7月31日). 2021年7月31日閲覧。
  12. ^ “【独占初告白】鈴木砂羽、子宮頸がんの過去と14年ぶり『相棒』出演のために決意した子宮筋腫の手術、更年期障害も乗り越えた“シン・亀山美和子”に期待!”. 週刊女性PRIME (主婦と生活社). (2022年10月12日). https://www.jprime.jp/articles/-/25391?page=2 2022年12月6日閲覧。 
  13. ^ “鈴木砂羽 独立を発表 所属事務所と契約終了、合同会社設立「もう一度、新たな挑戦に…独立を決意」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2023年5月17日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/05/17/kiji/20230517s00041000194000c.html 2023年5月17日閲覧。 
  14. ^ 鈴木貞夫墨彩画展”. (有)大橋鉄工所 (2013年4月25日). 2023年1月28日閲覧。 “また貞夫先生のお孫さんは、浜松市出身でテレビドラマ、映画、バラエティ-番組で活躍中の『鈴木砂羽さん』です。”
  15. ^ 鈴木砂羽☺︎ [@bom_schedule] (2023年1月17日). "おじいちゃんが昨日逝った。101歳。施設に入っていたけど、お正月顔を見ることができてよかった☺️ほとんど意識がないということだったけど、ワタシが行ったら手をパタパタさせて分かってくれた。長い長い地球時間お疲れ様でした。ゆっくり休んでね😇". X(旧Twitter)より2023年5月17日閲覧
  16. ^ 高柳義久「子どもの絵大好きだった 油彩画家・本紙学童作品選者 故鈴木貞夫さん」『中日新聞』、2023年1月28日、浜松・遠州版。
  17. ^ "鈴木砂羽さん初のエッセイ本「女優激場」!". よんぱち 48hours 〜WEEKEND MEISTER〜. 2012-10-5. TOKYO FM. 2012-10-28時点のオリジナルよりアーカイブ2021-07-31閲覧 {{cite episode}}: |airdate=の日付が不正です。 (説明)
  18. ^ a b 『女優激場』(ワニブックス)より。
  19. ^ a b 鈴木砂羽12年ぶりエッセー漫画「よろしゅうに!」”. 日刊スポーツ (2016年2月18日). 2016年2月19日閲覧。
  20. ^ 実写版『俺物語!!』猛男の両親役、寺脇康文&鈴木砂羽に決定”. シネマトゥデイ (2015年6月18日). 2015年9月21日閲覧。
  21. ^ 「プリンシパル」川栄李奈、谷村美月、綾野ましろら追加キャスト9名発表”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年4月25日). 2017年4月25日閲覧。
  22. ^ 大山のぶ代、『ドラえもん』と歩んだ26年間をドラマ化 主演は鈴木砂羽”. ORICON STYLE (2015年11月13日). 2015年11月13日閲覧。
  23. ^ 伊藤歩“異色刑事”役で民放連ドラ初主演 相棒は小池徹平”. ORICON (2015年6月5日). 2015年6月5日閲覧。
  24. ^ “篠原涼子ドラマに吉瀬美智子&鈴木砂羽!お色気シーンにも期待?”. サンケイスポーツ. (2015年8月28日). https://www.sanspo.com/article/20150828-JFOOFQGFEZIY5LOQHK7B5DE5K4/ 2021年7月31日閲覧。 
  25. ^ 鈴木砂羽、14年ぶり『相棒』に帰還「シン亀山夫妻です!」 “寺脇康文”薫の妻・美和子再び「まるでタイムスリップしたかのよう」,ORICON NEWS,2022年8月3日
  26. ^ “水谷豊×寺脇康文、再会2シーズン目の『相棒』10月に2クールでスタート”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年8月31日). https://news.mynavi.jp/article/20230831-2761260/ 2023年8月31日閲覧。 
  27. ^ “鈴木砂羽が“ディープな世界”に切り込む”. eltha by ORICON STYLE. (2016年7月1日). https://beauty.oricon.co.jp/news/2074332/full/ 2016年7月1日閲覧。 
  28. ^ さまぁ〜ずハウス シーズン1 | 動画 | Amazonビデオ”. www.amazon.co.jp. 2018年4月20日閲覧。

外部リンク