鋼鉄ジーグ

1975年に放送された日本のテレビアニメ

鋼鉄ジーグ』(こうてつジーグ)は、1975年昭和50年)10月5日から1976年(昭和51年)8月29日まで、NET(後のテレビ朝日)系で毎週日曜日18時00分から18時25分に全46話が放送された、原作:永井豪安田達矢ダイナミック企画、製作:東映動画によるロボットアニメ、および作品内に登場する架空の人型巨大ロボットの名称。

鋼鉄ジーグ
ジャンル ロボットアニメ
アニメ
原作 永井豪安田達矢ダイナミック企画
監督 明比正行(※チーフディレクター名義)
脚本 山浦弘靖藤川桂介、安藤豊弘
キャラクターデザイン 中村一夫(※キャラクター設計名義)
音楽 渡辺宙明
アニメーション制作 東映動画
製作 東映動画、NET、ジャパド
放送局 NET(後のテレビ朝日
放送期間 1975年10月5日 - 1976年8月29日
話数 全46話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

サイボーグ化した主人公が変形した頭部パーツに、磁石の力で体の各種パーツが合体して巨大ロボット化するというコンセプトが特徴。

なお2007年4月5日よりWOWOWで放送された『鋼鉄神ジーグ』は“(アニメ版ではなく)テレビマガジンに連載された漫画版の続編である”とされている[1]が、旧作とはストーリーや設定に大きな違いがあり[注 1]、実際には漫画版・TVアニメ版のどちらとも繋がっていない。

企画経緯編集

玩具メーカーのタカラ(現・タカラトミー)が、磁石を使った合体ロボット「マグネモ」の企画を講談社の児童向け雑誌『テレビマガジン』編集部に持ち込んだところ、ダイナミック企画を紹介され、永井と安田を中心にロボットがデザインされた[2]。当時、安田はアシスタントとしてのキャリアは2年少々であったが、ライオンをモチーフにした印象的な顔のデザインが採用され、そのまま漫画作品を『テレビマガジン』にデビュー連載することとなる。この漫画連載と合わせてジーグの玩具も誌上で推す形で、好調なスタートを切る。

さらにダイナミック企画と当時蜜月の関係であった東映動画への企画プレゼンテーションが行われ、アニメ化が決定された。この時期、東映動画で制作体制の再編成が行われ、本作と同日(1975年10月5日)に放送を開始した『UFOロボ グレンダイザー』を『ゲッターロボG』のスタッフが制作することになり、それまでマジンガーシリーズを手がけていたスタッフが本作の制作に移動した。詳細は「UFOロボ グレンダイザー#スタッフ」を参照。

本作の立ち上げに際してタカラは「鋼鉄ジーグ事業部」を設立し、強い意気込みで制作に臨んだ[3][要ページ番号]。従来の東映動画とダイナミック企画による作品『デビルマン』や『マジンガーZ』などと異なり、玩具と漫画連載ありきでアニメ化が後に続く手法は、後年の『トランスフォーマー』『ビーダマン』『ミクロマン』『ベイブレード』などでも用いられ、竹森健太郎の著書『タカラの山』(ISBN 4-02-257797-5)ではこれを「タカラ的な手法」と称している[要ページ番号]

玩具類編集

玩具はタカラ(現・タカラトミー)から「マグネモシリーズ」として、ポピー超合金シリーズに対抗する商品として発売された。レギュラーサイズで発売されたのは「鋼鉄ジーグ」(マッハドリル付)、「ビッグシューター」、「パーンサロイド」(鋼鉄ジーグと合体可)に留まり、他の形態は一回り小さい商品でスタンダードとして発売された。「メカドン」に関しては2号のみ玩具化されている。

マグネモシリーズは、ライバル商品である超合金や他社の合金商品のようにダイカストは胴体などに使用していなかった(肘と膝の関節部のみに使用し、強度を上げていた)が、磁石の球体関節により可動範囲が広く、シリーズ商品ではタカラのオリジナル商品「ミクロマン」など別作品のキャラクターとも互換性があるため、自由度の高いパーツチェンジを楽しめることから人気を博した。売上げはポピーの「超合金」マジンガーシリーズをも上回り、100万個を超すヒット商品となった[4]

ジーグのマグネモは特に人気が高く、1998年にはコレクター向けに「鋼鉄ジーグ」「パーンサロイド」の復刻版が発売された[注 2]。バリエーションとしてジーグの「クリアバージョン」および「ブラックバージョン」も後に発売されている。司馬宙を演じた古谷徹も、再発売されたマグネモ・ジーグを購入したという[5]

『鋼鉄ジーグ』の後番組もマグネモシリーズをもとにした『マグネロボ ガ・キーン』『超人戦隊バラタック』が制作され、「マグネロボシリーズ」と総称されるが、ダイナミック企画が関与したのは『ジーグ』のみである。また、玩具のマグネモシリーズは『ゴワッパー5 ゴーダム』など東映動画以外の作品でも展開された。

そのほか、アオシマからは合体ロボ、合体マシンのジーグやビルドマシンが発売されたが、これらはビルドマシンの機首にジーグの頭が乗っているなど、シュールな形態を取れるプラモデルであった。

「等身大ロボットが巨大ロボットの頭部に変形する」というアイデアは後年、『トランスフォーマー』シリーズのヘッドマスターのヒントにもなった[6]

作品解説編集

この時期、東映動画で制作体制の再編成が行われた。横山賢二プロデューサー率いる『マジンガー』系列のスタッフが本作を、勝田稔男プロデューサー率いる『ゲッターロボ』のスタッフが『UFOロボ グレンダイザー』を担当した。そのため、『グレートマジンガー』の戦闘を重視したハードな空気は本作に受け継がれている。また主人公の宙のサイボーグとしての宿命や敵側の悲劇など、ストーリーもかなり過酷かつ壮烈なものだった。

放送時間枠は1972年に同じ体制で制作・放送された『デビルマン』と同様に、30分バージョンと26分バージョンの両方が作られた。その理由として、キー局(CMを含めて25分)と一部ローカル局(CMを含めて30分)の間での放送時間の相違に対応するため、正副主題歌と予告編のサイズが調整されたためである。時間が比較的短かったキー局と一部同時ネット局[注 3]でEDが完全にカットされた一方で、遅れネット局を中心としたローカル局ではOPが2番まで、EDにいたってはフルコーラスあり、予告編も長めだった。ただし、キー局と25分版を放送した一部系列局でも再放送時には30分版(EDのフルコーラス含む)が使われた。[注 4]

国内放映後、海外にも輸出された。イタリアでは人気の高いアニメ作品であり、日本版オープニングテーマはルノーCMにも使われ、イタリア版オープニングはイタリアロック界の重鎮ピエロ・ペルーなどがカヴァーしている。2016年には「鋼鉄ジーグ」が物語の重要な要素である映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(超常的な力に目覚めた一匹狼の小悪党が「鋼鉄ジーグ」のファンの女性と出会い、その交流を通じて力を正しく使うことに目覚めていく、というストーリー)が製作され、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の新人監督賞、主演・助演男女優賞を総取りする等、計7部門を受賞した。

以下、TVアニメ版をベースに、原作漫画ならびに適宜コミカライズについても差異を説明する。

ストーリー編集

考古学者の司馬遷次郎は発掘した銅鐸から、古代日本を支配した邪悪な国家「邪魔大王国(じゃまたいおうこく)[注 5][注 6]」と「女王ヒミカ」の復活を察知していたが、ある日突然、銅鐸の奪還をもくろむヒミカ配下の者たちの襲撃を受け死亡する。だが優秀な科学者でもあった遷次郎は、予めコンピュータ・マシンファーザーに自身の意識と記憶を残し、邪魔大王国に対抗するための基地ビルド・ベースと巨大ロボット・鋼鉄ジーグを建造して、来るべき日に備えていた。一方、カーレースで大事故を起こしながら無傷であった息子の宙は、既に自身がサイボーグへと改造されていたこと、「鋼鉄ジーグ」として邪魔大王国と戦う宿命にあることをマシンファーザーに告げられる。宙が頭部に変身し、磁石の力で全身のパーツと合体することで完成する「鋼鉄ジーグ」は、日本の支配をもくろむ邪魔大王国と、その巨大兵器・ハニワ幻人(げんじん)に立ち向かう。

ビルド・ベース編集

司馬 宙(しば ひろし)
声 - 古谷徹
主人公。サイボーグであり、父の遷次郎が発掘した邪魔大王国の重要な秘密を握る「銅鐸」を内蔵している。「鋼鉄ジーグ!」または「チェンジ・サイボーグ!」の掛け声と共に手にはめた専用グローブの拳を突き合わせると、等身大のサイボーグ体になる。サイボーグからさらに体を丸めた体勢をとると、巨大ロボット「鋼鉄ジーグ」の頭部に変形する。
ジーグに変身することは邪魔大王国には物語冒頭から知られており、本人や家族を付け狙われるが、一般人から問いただされても否定している(第5話)。
本職は自動車整備工場「司馬モータース」の経営だがカーレースに情熱を向け、夢は日本一のレーサーになること(第2、7話など)[注 7]であり、フォーミュラカーからスポーツカータイプまでカテゴリーを問わず、暇を見つけてはレースに出場している(第1、6、33話など)。高校時代は柔道部だった(第5話)こともあり、変身せずともアマソと互角以上に渡り合うこともできる(第2話)ほど格闘能力が高い。
自分でも知らない内に父にサイボーグに改造されており[注 8]、当初はサイボーグ体への変身やジーグ頭部への変形も、ペンダントとともに遺されたグローブの力によるものだと思っていた(第11、12話など)[注 9]。月刊『テレビマガジン』に掲載された宙の全身透視図には、指令コンピューターや小型発電機が内蔵されているなど、メカニカルな内部構造が描かれている[16]が、第3話をはじめ第15、17、24、31、34、41話などで食事を摂っているシーンがある(第43話ではシャンペンを飲んだ上に、仕込まれた痺れ薬に倒れてもいる。)ほか、火傷を負って救急箱を手にした菊江に手当てを受ける(第7話)、傷口から血が出る(第11話)、胸に矢を受けて負傷し輸血をされる(第26話)、特訓の過労で倒れた宙が一般の病院に運ばれて精密検査をされることを、菊江も美和も問題視しない(第27話)など、変身前の宙の肉体は(第1話での不死身ぶりや、第11話で湖の底に1時間近くも沈んでいても死なないといった点を除けば)生身の人間と何ら変わりがないのでは、と思える描写が多い[注 10]。実際、宙本人や周囲の人物が、サイボーグに改造されていることを気づかなかったほどなので、飲食や排泄・発汗・睡眠といった生理現象や、火傷・出血・それらの自然治癒などは、生身の人間と同様にあるのではないかと推察される。
熱く突っ走りがちな性格から、なかなか自分の運命を受け入れられず遷次郎に反抗的な態度をとることも多かったが、その一方で父の気持ちを理解したいという気持ちも持ち合わせていたようである(第3話ほか)。家族思いゆえに、家庭を顧みず研究に没頭する父に強く反発し家を出て自活しており(第1話)、鋼鉄ジーグとなってからもビルド・ベースの所員とはならなかった。父の真意を知り徐々に鋼鉄ジーグとしての使命に目覚めていくが、第13話で自身がサイボーグであることを打ち明けられ、さらなる苦悩に見舞われる。世帯主として家族を養うことに強くこだわり(第26話ほか)、ビルド・ベースからの援助を拒否していた。永井豪原作のロボットアニメでは珍しく社会人(他は高校生がほとんど)の主人公であり、実生活との葛藤が本作の一つのテーマであった。
次回予告のナレーションも担当しており、予告の最後には「○○(次回のサブタイトル)にチャンネル・セット!!」と叫ぶのが恒例となっていた。
原作である『テレビマガジン』版漫画ではサイボーグになった経緯がまったく異なる。邪魔大王国の秘密を知る司馬博士を抹殺しようとした、イキマによる襲撃に巻き込まれるような形で死亡したその直後に、瀕死の司馬博士の手によってサイボーグに改造され蘇生している。そのためTVアニメ版のような父への反発や対立は存在しない。TVアニメ版ではキーアイテムであった銅鐸も、物語冒頭で司馬博士によって発掘されるシーンに登場するだけ[17]で、宙の体内に隠されているといった秘密もない。こうした背景もあって、戦いに対する迷いや葛藤に悩むことが多かったTVアニメ版に対し、原作漫画では当初から邪魔大王国を倒して平和を守る、という信念と使命感を強く抱いている[18]
また、宙が電撃のような磁流波エネルギーを浴びる様子を指して、美和が「これが宙にとっての食事」と説明するシーンがあり[19]、ティーカップを前に「はらぺこだ」などと寛ぐシーンはあるものの[20]、サイボーグに改造された宙に食事が可能かどうかは不明[注 11]。なお宙は殺害される直前のその日に国際グランプリレースで優勝し、世界一のレーサーになっている[22]
卯月 美和(うづき みわ)
声 - 吉田理保子 / 吉田美保スーパーロボット大戦シリーズ
ビッグシューターのパイロット。幼い頃に両親が行方不明となり、司馬家に引き取られて宙とは兄妹同然に育った[注 12]。やがて司馬博士の助手を務めるようになり、邪魔大王国の復活を予期して寝食を忘れて備えを急ぐ司馬博士を見て、自分も戦いに青春を捧げることを決心しビッグシューターのパイロットに志願した(第7話での回想)。宙は「ミッチー」と呼ぶ[注 13]。格闘能力も高く、ハニワ兵士程度なら倒すことが出来る(第14話ほか)。
黄色いワンピースに白いストレッチタイプのロングブーツ着用といういでたち。ヘアバンドは単なるアクセサリーではなく、両端のスイッチを押すと電動でシールドが下降し、ビッグシューター搭乗時のゴーグルとなる。司馬博士の妻・菊江からは娘のように可愛がられ(第39話など)、菊江から授かった着物姿も披露している(第30話)。宙への恋愛感情の描写はなく、当の主人公・宙も家族として見ている面が強調されている。
原作漫画での美和は、生前の司馬博士の助手であったことや、ビッグ=シューターのパイロットである点はアニメ版と同じだが、容姿・服装・性格のすべてが異なっており、肉親も兄が存命[29]である。そのためアニメ版のように幼い頃に司馬家に引き取られたといった描写も無く、プライベートは不明。
司馬 遷次郎(しば せんじろう) / マシンファーザー[注 14]
声 - 村瀬正彦(ナレーションも兼任)
宙の父。25年前、九州の古墳で発見した銅鐸を分析して、異次元科学を駆使して古代日本を支配していた女王ヒミカと邪悪な「邪魔大王国」が、千数百年の眠りから覚める日が近いことを知り、これに備え対抗するための基地「ビルド・ベース」と「鋼鉄ジーグ」を建造した。
本人は第1話で死亡するが、生前に意識と記憶をコンピュータ「マシンファーザー」に遺していた。本来は考古学者であるが、息子の宙をサイボーグにしたり、巨大ロボットを作ったりと才能の幅は広い。宙とは彼が首に下げている「ジーグの頭を模したペンダント」で通信可能であり、戦闘時に限らず常日頃から宙に助言や叱咤激励を送る。ネーミングの由来は、司馬遷および司馬遼太郎と思われる。
大都社からリリースされた原作漫画では“司馬 次郎(しば きりじろう)”となっている[34][35]が、これは写植を改める際に生じた誤りと思われる。もともとの講談社KCコミックスではTVアニメ版と同じく“次郎”であった[36]
大利(ダイリ)所長[注 15]
声 - 田の中勇
鋼鉄ジーグの基地「ビルド・ベース」の所長。遷次郎の死後に所長に就任した(“ビルド=ベースの所長代理”とする資料もある[38])。ふだんはマシンファーザーの指示のもと、ジーグ・パーツの整備や開発に勤しんでいるが、邪魔大王国との戦いでは戦闘指揮も執る。世界的に著名なロボット工学博士でもあり[31]、ドンとパンチョに懇願されてメカドン2号を無償で設計している(第17話)。
原作漫画では常日頃からマシン=ファーザーが総ての陣頭指揮を執っていることもあり、登場しない。なお桜多吾作によるコミカライズ版には、2コマだけではあるが大利所長らしきキャラクターが登場している。[39]

宙の家族と仲間たち編集

司馬 菊江(しば きくえ)
声 - 山口奈々
宙の母。夫・遷次郎の決意と宙の使命を理解し、陰から支え続ける気丈な女性。夫の死後、ビルド・ベースからの生活援助を断り、女手ひとつで娘・まゆみを育てていこうとビルド・ベース内の食堂で働いたりもしていたが、宙の強い申し出もあって司馬モータースで専業主婦として一緒に暮らすようになる[37](第2、3話)。鋼鉄ジーグとして戦い、留守がちな息子のため火の車となっている家計の一助にと、内緒で近所の蕎麦屋に働きに出たりもした(第26話)が、それに気づいた宙にあらためて働きに出ることを反対され思い悩む。主婦として厳しい家計を気に病むと同時に、鋼鉄ジーグの使命に苦しむ宙を見ていられず、マシンファーザーとなった夫に強く意見することもあった(第25話ほか)。何より家族想いで、戦いに赴く宙や美和の身を常に案じている。なお“司馬菊江は宙の母であり科学者でもある”とする資料もある[40]が、映像本編にそのような描写や説明はいっさいない。
原作漫画にも登場はするものの、宙とまゆみの母という以上の特徴や役割は特に描かれていない。
司馬 まゆみ(しば まゆみ)
声 - 高橋和枝
宙の妹の幼稚園児(第2、10、12話など)。ジーグに亡き父親の面影を重ねており、強くたくましい父性の象徴として崇拝している(第20話)。人質にされることも多く(第2話ほか)、その度に家族愛が強い宙を苦しめる。最終回まで、宙がジーグであることに気づかなかった。トコちゃん(声 - 川島千代子ほか)という、同じ幼稚園に通う仲良しの少女がいる(第20、23、31話)。
原作漫画でもほぼ同様のキャラクターだが、TVアニメ版と異なり、宙がいったん死亡した状態からサイボーグに改造されて甦ったことを知っており、鋼鉄ジーグであることも承知していると思われる。[19][41][42]
黒鷲のドン
声 - 緒方賢一
宙を一方的にライバル視する男。宙とは高校の時からの因縁があり、当初は憎悪を抱いていたが、命懸けで戦う鋼鉄ジーグの姿を見て協力するようになる。自動車整備工場「黒わしモータース(ドン修理工場)」を経営し、レースにも出場する。第5話でロボット「メカドン」を開発し、自ら操縦者となって邪魔大王国との戦いに奮戦する。基本的にトラブルメーカーであり、空回りこそ多かったものの、ジーグや宙の危機を救うことも少なくない(第7、14、22、32、34話ほか)。高校時代は相撲部だったが万年補欠だった(第5話)。
原作漫画には登場しないが、桜多吾作によるコミカライズ版には「クロタカの……」と呼ばれた、ドンと思しきキャラクターが登場している[43]。なお“クロタカのドン”は初期設定でのドンの名称である[44]
パンチョ
声 - 加藤修
ドンの子分。メカドンの補助操縦者。食いしん坊で、いつも何かを食べていないと気が済まない(第17話ほか)。優しくされたことをきっかけに、美和に好意を持つ(第15話)。大財閥“ほしかわせいじろう(漢字表記不明)”の家出した御曹司(一人息子)に間違われたことがある(第15話)。原作漫画には登場しない。
ゲラ
声 - 田の中勇
第6話より登場。ドンやパンチョが何か失敗すると必ず地中から現れ、大笑いをする正体不明の小動物。ピンク色の体毛で覆われ知能もかなり高いようだが、モグラの一種らしい[37][45]。ドンやパンチョのいる所、どこにでも現れいたずらをすることもある(第7話ほか)。原作漫画には登場しない。
チビ
声 - 山田俊司 / 田の中勇(第21、39話)
宙の経営する自動車整備工場「司馬モータース」の従業員。司馬家に居候しており、小柄な体格に似合わず、大食漢である(第26話での本人の弁によると、普通の人の3人前も食べるという)。宙がレースに出場する際には助手席で、ナビゲーターを務めることもある(第25話)。宙のことを「若大将」と呼び、語尾に「〜で、やんす」を付ける。本名は不明。
原作漫画でも宙は「司馬モータース」を営んでいる[46]が、従業員がいる描写はされておらず登場しない。
桜多吾作によるコミカライズ版では“メカ”と呼ばれる同様のキャラクターが登場している[47]が、これは“チビ”の初期設定での名称が“メカ”だったこと[44]に由来すると思われる。
原田
声 - 山田俊司
司馬宙と黒鷲のドンの高校時代の上級生で、ドンの相撲部時代の先輩でもある。高校時代の因縁から宙を目の敵にしているため(ドンによればふたりは「よく喧嘩をしていた」とのことだが、具体的にどのような経緯があったのか、詳細は語られていない)、そのライバルである後輩のドンへの協力を惜しまない。スクラップのジャンク業(原田鉄工所)を営み、メカドン1号・2号の資材を提供するが、2号の時は無償ではなかった。
登場は第5話と第17話。それぞれがメカドン1号、2号の初登場話である。宙からは「原田さん」と呼ばれ、一応の敬意は払われていた。

邪魔大王国編集

女王ヒミカが支配していた邪魔大王国は、かつて自然と親しんでいた豊かで平和な国だったが、ヒミカ曰く“強力な武器を持った野蛮人”[注 16]の侵略を受けて滅びに瀕し、異次元科学の力で長き眠りについていた(第13話)。千数百年の時を経て[注 17]現代日本、ひいては地上世界すべてを手中に治めようと復活し、その障害となるビルド・ベース並びに鋼鉄ジーグと敵対する。

女王ヒミカ
声 - 高橋和枝 / 浅井淑子スーパーロボット大戦シリーズ
邪魔大王国の女王。土や石などの無生物に生命を吹き込むなど異次元科学を操り、古代日本を支配していた[48]。一族とともに異次元科学の力で岩となって眠っていたが、千数百年ぶりに蘇り[50]、三幹部を従え「ハニワ幻人」「ハニワ兵士」を使って、地上征服に乗り出す(第1話)[51]。体は2メートルを越す巨体の三幹部よりもさらに二回り以上も大きい[52]。邪魔大王国復活の予言や秘密が記された銅鐸が司馬博士に発掘されてしまっていたため、その争奪を巡って鋼鉄ジーグと激しい戦いを繰り広げる。
部下思いではあるが、作戦の手柄を奪い合う三幹部の足の引っ張り合いには頭を悩ませている。物語中盤で苦心の末、銅鐸の秘密を解き明かして異次元の扉を開くことに成功するが、現れた竜魔帝王の手によって命を落とす(第29話)。
ヒミカが唱える呪文「メキニメキニヌダラダラ、ダラニダラニヌダラダラ…」は密教の陀羅尼呪を原典としている[48]
松本めぐむによる『冒険王』版漫画ではふたごの赤子を持つ。邪魔大王国が地上を制覇する日まで二千年間眠らせていたが、彼らが人類の敵になることを恐れた宙によって殺害され、血統が絶えるという展開が描かれた[53]
ロボット獣レイゴン
第41話に登場。イキマとアマソの儀式によりヒミカの霊が取り憑いたロボット獣。ジーグを倒した後で竜魔帝王にも復讐するつもりだった。超音波の幻影でジーグを苦しめるがパーンサロイドの援護で逆転される。
三大幹部
三人ともヒミカの忠臣でハニワ幻人を使い、ヒミカの意のままに動く。竜魔帝王に対しては面従腹背の姿勢をとるが、ジーグとの戦いは最後まで続いた。
イキマ
声 - 緒方賢一
三大幹部のリーダー格で姿が一番人間に近く、完全に化石化から覚めている。知的な作戦を得意とする。司馬遷次郎を襲撃して銅鐸のありかを聞き出そうとするも、誤って殺してしまい、結果的に鋼鉄ジーグ誕生を促してしまう(第1話)。
最終回でマシンファーザーの操縦する避難カプセルの体当たり攻撃を受け、幻魔要塞ヤマタノオロチが破壊されるとともに最期を遂げた。
アマソ
声 - 山田俊司 / 緒方賢一(第21話) / 加藤修(第29話) / 村瀬正彦(第32話)
三大幹部の一人。蘇生に失敗し、顔面全体が岩のようになっている。他の幹部に比べ、やや単細胞な性格である。卑怯な作戦が得意。最終決戦でビッグシューターにビルの屋上から突き落とされ転落、以後登場しないことから(この後イキマが「アマソもやられた」と発言している)死亡したものと思われる(第45話)。
ミマシ
声 - 加藤修 / 山田俊司(第29話・第32話)
三大幹部の一人。蘇生に失敗し、顔面の半面は人間、もう半面は化石化したままである。力任せの作戦を得意とする。
三幹部の中ではヒミカへの忠義心がとりわけ強く、第32話でイキマ、アマソとともにヒミカを死に追いやった竜魔帝王への反乱を試みるが、フローラ指揮下のロボット獣の帰還により形勢は逆転。竜魔帝王が両眼から発射した光線を浴び、死亡した。
原作漫画では神の使いこと、リュウマ帝王の使者にハニワ幻人部隊で攻撃を仕掛けるも、全身から放たれた電撃によって瞬殺される。[54]
ハニワ兵士
ヒミカ、三幹部に従う忠実な兵士。角髪の髪型と古墳時代の男子装束[55]に似た外観で、長剣を装備。主に旧サイボーグ宙と戦闘を行なった。竜魔帝王時代でも引き続き、三幹部の下で戦った。
竜魔帝王(リュウマ帝王[56]
声 - 加藤修
第29話より登場。竜のに封印されていた地獄の帝王(第29話)。異次元世界より三次元世界を虎視眈々と狙っていた[57]が、銅鐸の5千年の秘密が解かれたことで現世に現れた[58](邪魔大王国の地下に4千年封印されていた、とする資料もある[59])。出現と同時にヒミカを殺害し、邪魔大王国を乗っ取って地上征服に乗り出す。ハニワ幻人にかわって、より強力な主力兵器としてロボット獣を用いる。
部下思いだったヒミカとは打って変わって、配下をこき使う傍若無人な性格のため、三幹部ら旧邪魔大王国勢の反抗心を買うことになる。その一方で、第32話における彼らの反乱後も首謀者のミマシのみを粛清し、イキマ、アマソを引き続き重用するといった度量も見せている。
竜魔剣を武器とし、その剣先から光線を放って攻撃する(第44、45話)[57]ほか、両目から殺人光線を発する(第32話)。体に巻き付いている竜は帝王のペットのような存在であり[60]、口から火を吐いて敵を攻撃する(第32、44話など)。第45話での最後の決戦に際し、巨大化して自らジーグと対決する。
原作漫画ではリュウマ帝王[56]と表記される。かつてまだ猿に近かった地球人類の祖先に知恵を与え進化を促したとされ[61]、神を自称する[56]。何千年にも渡る宇宙の放浪で、地球ほど美しい星はほかにないと思い至ったため、再び地球の支配者として君臨すべく帰ってきた[56]。ヒミカは彼によって永い眠りにつかされていたと語っている。TVアニメ版と違い、銅鐸とはまったく関係がない。
フローラ将軍
声 - 山口奈々
第32話より登場した、竜魔帝王直属の幹部。もとは山岳地方の村を治める部族(いつの時代のどこにあった村か詳細は不明)の長の娘であったが、竜魔帝王による襲撃によって村は全滅し家族も殺され、自身もロボット兵士の矢を受けて命を落としたものの、竜魔帝王の手で復活し配下にされていた(第36、43話)。
蘇らせてもらった恩義から竜魔帝王に忠誠を誓って非道な作戦をも指揮していたが、本来は心優しい女性であった。宙の懸命な説得を受け続けたことにより失っていた人間愛を取り戻し、帝王を裏切って宙の危機を救った後、大破したヤマタノオロチから投げ出されジーグの手の中で息絶える。フローラの遺体がいつの間にか消え去ると、その死を悼むかのように一面の花畑が現れ、宙たちは思いを馳せた。(第43話)
TVアニメ版オリジナルのキャラクターであり、終盤にはヒロイン的役どころとなる。原作漫画には登場しない。
ロボット兵士 / ロボット兵(第29話[注 18]
中世ヨーロッパの甲冑に似た外観をした、竜魔帝王に造られたアンドロイド兵[62]。生身であるハニワ兵士を遥かに上回る戦闘力を有する。武器として長剣以外にマシンガンライフルを持つこともあり(第32、40話)、盾はジーグのスピンストームすら防ぐことができる(第29話)ほか、腹部の2つの穴からは小型ミサイルをも放つ(第29、35話)。過去には弓矢を使っている様子も描かれている(第34話)。その能力は三幹部をも脅かし、新サイボーグ宙やジーグでもひるむほどであった。なお原作漫画ではリュウマ帝王配下の一般兵は登場していない。

メカニック編集

鋼鉄ジーグ編集

身長:10m[注 19]、体重:12.5t[64][65][注 20]。マグネ理論をもとにGO磁鉄鋼で造られており、磁流波エネルギーで動くことから、「マグネロボ」という異名を持つ[70]。出力は75万馬力[71]
サイボーグである司馬宙が頭部に変形し、支援機のビッグシューターから射出された身体パーツ(胴体〈4分割〉[注 21]、左右の前腕部・上腕部・大腿部・脛・足、計14個)[注 22]と合体(「ビルドアップ」)して、鋼鉄ジーグとなる。なおビルドアップは、頭部からの磁流波エネルギーで(ジーグの耳の部分から磁流波エネルギーを出して空中に異相磁場を発生させ、その磁場に向けて[71])各パーツを引き寄せ[72]、所要時間7秒で完成する[73]
各関節部が球状の磁力関節になっており、体のパーツの一部を換装(交換)すること(これを「ビルドチェンジ」と称する)でジーグバズーカ、マッハドリルなどの武器を装備することが可能。しかし磁力を応用しているために高圧電流に弱く(第3話)、磁気嵐発生時(第5話)や磁気異常の空間ではエネルギー回路が混乱し、パワーが半減した上に一切の武器が使えなくなったり(第21話)、ビルドアップが解除されたり(第5、40話)する弱点も孕んでいる。
第27話より司馬宙のサイボーグ体は強化されて新サイボーグとなり、馬型の支援メカ「パーンサロイド」(第28話以降)のほか、様々な環境に適応したスカイパーツ(空中戦用)、アースパーツ(地中戦用)、マリンパーツ(水中戦用)といったオプション装備との換装が可能となった。
宙は高校時代は柔道部(第5話)で格闘能力が高く、サイボーグ宙に変身前でもハニワ兵士程度なら互角に戦える。鋼鉄ジーグに変身後は宙の動きがトレースされるため、高い格闘能力もそのまま反映する。
当時のアオシマの模型パッケージの記述によれば「ジーグ」の名前の由来は「Gathering organization」の略称の「Gorg」から来ているとのことである。
通常頭部は胸と首で結合するが、作画ミスにより首と頭で結合する回も散見される。
サイボーグ宙
  • 旧サイボーグ宙 - 司馬宙の鋼鉄ジーグへの頭部の変形プロセスの中間態。父から授けられた特殊グローブを装着した宙が、胸の前で拳を突き合わせることにより磁流波エネルギーが流れて変身する[74]。宙の時より強固な肉体を誇り、怪力を有するが特に武器は装備していない。イキマ、アマソ、ミマシの三幹部とも互角以上に戦える。自身がサイボーグだと知らなかった頃は「鋼鉄ジーグ!」の掛け声でジーグの頭部に変形していたが、事実を知ってからは「チェンジ、サイボーグ!」の掛け声で変身するようになる(変身からビルドアップまで一気に行う場合はその限りではない)。カラーリングはジーグの脚部・頭部に準じた緑と腰部の灰白色が主体で、頭部がジーグの胸部に準じた黄色で二本の角を有し、ジーグの顔同様の赤い顔立ちは人間に近く、鼻と口、瞳のない白い目を持つ。
  • 新サイボーグ宙 - 宙が特訓の後、精神と肉体を一点に集中させることによって、一段とパワーアップしたサイボーグ形態(第27話)。この特訓は新サイボーグへのパワーアップと、新兵器・ジーグバックラーを扱えるようになる為のものでもあり、特に再改造を受けて強化されたわけではない。カラーリングはジーグとは異なり、赤・黒・黄が主体である。顔の形状は、目がゴーグル状に、フェイス部分はクローズドマスクに変更された。耳部分の角も小型化し、額部分の角飾りは後頭部までを囲む冠のような形状をしている。旧サイボーグをはるかに凌ぐ格闘能力と持久力を備え、両腰にはジーグビュート(電流波ムチ[75])が装備されるようになった。また、頭部の二本の角からはマグネットスパークという光線を発射することもできる(第39話)。
新サイボーグ宙からのジーグ頭部への変形は、完全新規作画された第27話と第29話のものの2種があるが、もっぱら第27話のものにジーグ頭部を重ね撮りしてフラッシュバック編集したものが(第31話以降)使用された。なお、原作漫画では新サイボーグへの強化は描かれていないため登場しない。
通常武装・技
  • ジーグビーム - 目から出す破壊光線。頭部のみ(サイボーグ宙の変形)の状態でも使用可能。第39話ではスカイジーグの状態のときに「スカイビーム」の掛け声で放たれている。
  • ナックルボンバー - 両手を組んで手首から先(拳)をマッハ2の速度で[40][76][77]撃ち出し、厚さ5メートルの鉄板をもぶち抜く[70]。腕の中にスペアが内蔵されており、連射が可能(第12、20、25、45話など)なため、拳を使い捨てにもできる(第17話)が、戻ってきて再装着されることもある(第1話ほか)。
  • ナックルパンチ - 片手の手首から先を打ち出す[要出典]
  • マグネットロープ - 胸の4つの射出口から出す磁気を帯びたロープ[76]。相手に巻きつき動きを止める(原作漫画ではロープの先端に円錐台型の強力磁石が付いており、対象に吸着するものとなっていた[78])。切り離すときは「マグネットロープブレイク」(第21話)もしくは「マグネットロープオフ」(第43話)と言う。
  • スピンストーム - 腹部の発射口より磁流波エネルギー(電磁波を分解して変換した超破壊性エネルギー[71])を渦巻き状に噴出させ敵にぶつける[79]、初期の必殺武器。連発可能だが、使い過ぎるとエネルギー消耗も激しい[要出典]。水中でも使えるが、拡散してしまうために射程が短くなってしまうらしい(第23話)。
  • ダイナマイトキック - 飛び蹴り。
  • ダイナマイトパンチ - 肘から先の腕を発射。主にマッハドリルと合体直前にハニワ幻人への牽制に使用されることが多い。第15話ではナックルボンバーのように両手を組んだ状態で撃ち出している。
  • マグネットパワー - 「マグネットパワー・オン!」の掛け声とともにスピンストーム発射口から強力な磁力を放射する(原作漫画では全身から放射するような表現になっている[80][81])。
  • ジーグパワー - 第11話で見せた、全身からエネルギーを放って敵による拘束を弾き飛ばす技。詳細は不明だが、頭部から磁流波エネルギーを全開にして放ち、敵を弾き飛ばした「マグネットフルパワー」(第40話)と同種のものであるようにも思われる。
  • ジーグブリーカー - マグネットパワーで相手を引き付けてから両腕で挟み込む。プロレス技のベア・ハッグに相当。鋼鉄ジーグのフルパワーで行なわれるため、ハニワ幻人の胴体を切断するほどの力がある。スピンストームと同じく初期の必殺技。
オプション武装
  • マッハドリル - ビッグシューターから射出されるオプション武器の一つ。単体では飛行できない鋼鉄ジーグの弱点を補うために、第4話で製作され即時実戦投入された。先端がドリルになっている飛行用のブースターで、ダイナマイトパンチで肘から先を排除し[注 23]、鋼鉄ジーグの両腕に装着する。敵に向けてドリルを発射する「マッハドリルシュート」のほか、体当たりである「フライング・ドリル・アタック(フライング・アタック[83])」は6メートルの鉄板をぶち抜く[77]。最高飛行速度はマッハ4.5[83][77]、限界上昇高度は4,500メートル(第31話)。初期に登場したオプションだが竜魔帝王へのとどめにも使われた。
  • ジーグバズーカ - 鋼鉄ジーグが右腕を肘から先を外して換装する巨大バズーカ砲。第6話で投入された初期の新兵器。口径80センチ[84]で30連発[40][76][77]、発射の際は左手で保持する。
追加武装[注 24]
  • ジーグバックラー - 第27話から登場する新兵器第1号。鋼鉄ジーグが拳を外して換装する巨大な戦輪で、直径4メートル、重量0.5トン[84]。ビッグシューターから腕部分とともに射出される場合(第27話)と、バックラーパーツのみが発射される場合(第34話)とがあった[注 25])。スパイクが周囲に生えた車輪のような形状の盾[注 26]であると同時に投擲武器でもあり、「ジーグバックラー!(第34話)」もしくは「バックラースピン!(第27話)」の掛け声で投げつけ、その高速回転が生み出す破壊力と大質量で、ジーグバズーカすら効かなかった敵をも粉砕する。使用頻度は少なく2回のみ。
  • アースパーツ - 第29話から登場。肩にスパイクの生えた車輪状のパーツ(削岩機[75])、両腕にドリル、脛に無限軌道を備えた脚へと換装した、地中に潜れる形態。別名「アースジーグ」[注 27]。地中を時速600kmで移動することができる[86]。「アースドリル、シュート!」の掛け声で、ドリル部を敵めがけて撃ち出すことが可能(第40話)[注 28]
  • マリンパーツ - 第30話から登場。両手足を水中用推進ユニットに換装し、水中機動性を高める。両手に当たるパーツを機首に変形させることでより高速な形態に変形する。両足の磁流波スクリューによって80ノットで水中を移動可能[75][86]。別名「マリンジーグ」[注 27]。武装として両手から大型魚雷[86](「マリンミサイル」)を連発することができる。潜水限界深度は不明だが、マリンパーツ登場以前には「鋼鉄ジーグの潜水限界は水深1,000メートル」と言われていた(第23話)。
  • スカイパーツ - 第31話から登場。両腕を巨大な翼に、両脚は外縁に補助翼を付けたものに換装し飛行を可能とする。マッハドリルでは高度に限界があるために開発された[87](スカイパーツは1万メートルまで上昇可能であり、飛行能力だけに限ればマッハドリルをはるかに凌ぐ[62])。両腕に当たる翼パーツを180度回転させ、機首に変形させることでより高速な[要出典]戦闘機体型[87]となり、足のロケット噴射によってマッハ4.5[注 29]で飛ぶ[62][75][88]。別名「スカイジーグ」[注 27]。武装としてスカイミサイル、スカイビームを備え[注 30]、機体全体をドリルのように回転させて突っ込む「スカイジーグドリル」という技を繰り出す(第33話)。竜魔船と2度交戦し、その機動力で2回とも戦いを優位に進めた(第41、45話)。
  • パーンサロイド - 第28話から登場。。人工知能を備えており、ある程度の自律行動が可能なサポートメカ。首をたたみ4脚と尻尾を収納した状態でビルド・ベースから射出され、空中でペガサス形態に変形して現場に急行する[62]。ジーグはパーンサロイドと合体(「パーンサロイド・スルーイン」)することによって、半人半馬のケンタウロス形態(ジーグ・パーンサロイド[要出典])になれる。パーンサロイド自体が飛行できることから、ジーグも合体後は空中を駆けることが可能。他のオプションパーツと違ってノーマル形態時での武器の使用に制約を受けることが少なく、鋼鉄ジーグの能力を遺憾なく発揮できる。武装は胴体両脇から発射する「パーンサロイド・ミサイル」と、強力な貫通力を誇る手持ち槍「ジーグランサー」[62][注 31]のほか、ペガサス状態のときは馬の両目からビームを発射することもできる(第28話)。

他のメカ編集

ビッグシューター
全長:28m、重量:250tの双胴の大型機。鋼鉄ジーグ用パーツ射出機である。巨大な機体にはジーグパーツを数体分格納しており、鋼鉄ジーグの破損に対して瞬時にビルドチェンジ(パーツ交換)を行なえる。撃墜されると鋼鉄ジーグの戦術・戦法に多大な制限を招くため、相当頑丈に作られているらしい。機体中央のコアユニットがビルドベース地下の空洞で加速した後、左右の双胴部と合体して湖底から発進する。水中航行(第7話)や垂直離着陸も可能。限界高度は1万メートル(第42話)。「ファイヤーアウト」という機能で、纏わりついた炎を瞬時に振り払うことができる(第20、31話)ほか、飛行中に左右の双胴パーツを切り離す「ブレイクアウト」という機能を使って、幻魔要塞(後述)の捕獲から脱出したり(第3、14話など)、そのパーツを敵めがけて発射してぶつけたりすることもできる(第5話)[注 32]。なお分離したパーツは、空中で再合体が可能。
パーンサロイド以外の全てのオプションパーツを積載可能[注 33]で、ノーマルジーグのスペアパーツをも有している(第25、35、44、45話ほか)。作中では設定に反して、ジーグよりもむしろ小型に作画されている(第19話など、ジーグと同サイズのハニワ幻人に抱きかかえるように捕獲されたことがある)[注 34]。パイロットは卯月美和。操縦席は並列複座になっており、宙が同乗した際には左側の副操縦席に着座し、緊急時には操縦を代行(第13、15、19話ほか)、また緊急脱出スイッチによって(第29話ほか)、あるいは副操縦席の天井が開いて(第2、13話ほか)宙が空中へ飛び出し、サイボーグに変身→ビルドアップする。
ミサイルを装備しており[注 35]自衛やジーグの援護でハニワ幻人や幻魔要塞を攻撃する。ミサイルはコアユニット前面の2基の発射口のほか、パーツ発射口からも撃つことができる(第29、42、43話など)。なお後のゲームなどでは磁力光線が追加されている[要出典]
メカドン(1号)[注 36]
司馬宙のライバルを自称するレーサー兼自動車整備士、黒鷲のドンとパンチョがジャンクパーツより作り出したロボットで、顔はドンに似て下顎が突出している。大きさはジーグと同程度。資材は宙を目の敵にしているドンの高校時代の相撲部の先輩・原田より譲ってもらった。第5話より登場。
設計ミスで操縦席が下半身の後部にあり、操縦者のドンからは前が見えないという欠陥があるため、手綱をもってメカドンの肩に馬乗りになったパンチョのサポートなしではまともに動けない。下半身はそのままレーシングカーを流用していたが、『マジンガーZ』のボスボロットのような蛇腹関節の長い腕を使って漕いでも、最高速度は150キロしかでない。とりえの馬鹿力も10トンの岩を持ち上げるのがせいぜいだった。[92]
第16話でハニワ幻人ダイラに破壊され、役割を2号に譲る。EDにも登場しているが、2号登場後も映像は1号のままであった。
メカドン2号
第17話より登場した、メカドン1号に続く2号機。設計は大利所長で、今回も資材はドンの先輩の原田が提供した(第17話)。顔立ちはどちらかといえばパンチョに近い丸顔タイプで、リスのように頬袋が膨らんでいる。二足歩行を行ない、左腕にハンマー・右腕にペンチ状の武器が装備された。また大砲やガムガム弾、ドリルパーツ、人間の手のような5本指のマニピュレーターなど様々な換装パーツを持ち、状況に応じて使い分けられる。上半身と下半身が分離可能で四輪車型の下半身パーツに換装できるほか、上半身だけでも背中のキャタピラで自走できる(「チェンジ・メカドン!」の掛け声とともに下半身を上半身に収納したり、逆に二足歩行タイプへと変形したりする)などかなりの高性能。1号・2号とも帽子をかぶっているのが特徴(1号はハンチング帽、2号は麦わら帽子のような形状)。メインコクピットはその帽子部分にあり、股間が開いて伸びるクレーン[注 37]で乗り込む(第17話)。また首からぶら下がったゴンドラ状の部分にパンチョを乗せている。第33話ではイキマ・アマソに奪われ、ジーグと戦っている。
1号と違って、こちらは玩具化(胴体部分にミクロマンロボットマンを流用)されている。
ビルド・ベース
司馬遷次郎が邪魔大王国の復活を予見して、対抗手段として秘かに建造していた、鋼鉄ジーグとビッグシューターを有する基地。巨大パーツであるパーンサロイドは直接ビルド・ベースから打ち出される[注 33]。当初は防御機雷と磁力線砲しか防御設備を持たなかった(第13話)が、次第にミサイル(第14話ほか)、空中機雷(第12話ほか)、対空機銃(第18話)といった防衛用兵器を増強させてゆく。
第18話でビッグシューター帰還格納庫であったドーム施設を「避難カプセル」[注 38]に改修したことで、単独で空中へ飛び上がって所在地を離れ、バリアを張ったうえで戦闘指揮を執ったり、ときには直接戦闘に参加したりもするようになった[注 39]。底部の4つの半球はマグネット盤でもあり、対象に一部を撃ち込んでマグネットパワーで引き寄せることが可能(第37話)。また避難カプセル単独で大気圏脱出が可能(第41話)。
マシンファーザー[注 14]
ビルド・ベースの中枢を担う、司馬遷次郎の人格をコピーした大型コンピュータ。モニターにはケーシー型白衣を身につけた遷次郎の上半身が映し出され、まるで生きているかのように様々な判断と思索を行い、宙や美和や大利所長らに様々な指示を出す。非常時には基地先端のドーム「避難カプセル」に設置された(本来は非常時のバックアップ用として作られた[要出典])第2号コンピュータに、瞬間物体移送装置(第18、42話)で電送する(第18話セリフより)こともできる。最終決戦にて避難カプセルごとヤマタノオロチに体当たり攻撃を仕掛け、壮絶な最期を遂げた。
ハニワ幻人
土や石などの無機物に生体エネルギーを吹き込んで意のままに操る力を使って(そのためかミサイルを持つ物は少ない)、ヒミカが埴輪に生命を与えた巨大兵士[48]。“磁気土”[注 40]からできており(第1、4話)、ヒミカが眠りにつく前に日本各地(第1話によれば日本のみならず世界中)の地下深くに埋められた(それらは命令ひとつで再び動き出す[40])。大きさはジーグと同じく10メートル前後の者が多数を占める。基本的には意志を持っており単独でも活動できるが、主に三幹部の指揮下に入ることが多い。人型に限らず獣型も多数いる。作成描写は少ないが邪魔大王国人が巨大化したハニワ幻人も2体(タケル、ガロス)存在する。竜魔帝王登場後はロボット獣の練習台や三幹部のクーデターなどに用いられ、ジーグと対峙したのは実質的最終話に登場するハニワ幻人エレキのみであった。中には第44話に登場した「ハニワ幻人四天王」のように、召喚直後にいきなり竜魔帝王に破壊されたハニワ幻人も存在する。
桜多吾作によるコミカライズ版では「化石獣」と呼ばれる。[96]
幻魔要塞ヤマタノオロチ
ハニワ幻人を複数搭載できるほどの巨大さを誇る、邪魔大王国の主力母艦。全高420メートル、直径400メートル、重量4万8,000トン、最高速度マッハ3、内部は六層に分かれており最上層はハニワ幻人格納庫、第2層は大広間、第3層を含む下層には竜の首が収まっており、第4、5、6層は異相磁場発生装置[注 41]、最上部の円盤部は司令室である。[99]陸(地中)・海・空はおろか、大気圏を脱出して宇宙をこうこうすることも可能(第41話)。
外周部の穴から頭を出す竜の首は、原作漫画では8つ[100][101]だが、TVアニメ版では7つ[97][注 42]。その口から火炎を放射する[注 43]。武装として前面に位置する5つの髑髏[注 44]の目から槍(第34話)や電撃(第45話)を発する他に、ワイヤー状のロープを発射してジーグをからめとり、エネルギーを吸収する戦法[注 45]も見せた(第34話)。また、要塞全体から周囲に雷撃を放射して対空・対地攻撃が可能(第14話)。第12話で石炭を動力炉にくべているシーンがある[57][注 41]が、原子力並みのパワーを出せる[要出典]。実権が竜魔帝王に移ってからも使用された。
第43話で避難カプセルの回転ノコギリ攻撃によって大破、大爆発を起こして轟沈したかに見えた。しかも第44話ではヤマタノオロチが登場せず、竜魔船が直接出撃していたことから喪失したものと思われたが、第45話では何事も無かったように再登場している。実は失われていなかったのか、それとも2番艦だったのかは不明。
銅鐸
25年前、司馬遷次郎に発掘され持ち去られた、邪魔大王国復活の予言と、地上征服をたやすくするという重大な秘密(第23話のヒミカの言によれば、異次元に棲む竜を呼び出す[注 46]、その入り口を開くために必要だという)が記された祭器。そのためヒミカたちが奪還を目論んでいた。しかし実際は竜ではなく竜魔帝王を現世に解放する鍵であった。
映像では詳細が描かれなかったが、実は銅鐸そのものはすでに壊されていて現物はもう無く、秘密を収めたマイクロフィルムがサイボーグ手術の際、宙の体内に密かに埋め込まれ隠されていた[102](第29話ではそれを収めたと見られるカプセルが宙の心臓部に存在する様子が描かれている[注 47])。結局、マイクロカプセルは宙の体から取り出されていないので、その後もずっと体内に存在したままと思われる。
原作漫画においては邪魔大王国存在の証拠となる古代史の遺物として、物語冒頭で司馬博士らによって発掘されるシーンに登場するだけ[17]で、宙の体内に隠されているといった秘密はない。
ロボット獣
ハニワ幻人よりもはるかに強力な、竜魔帝王の配下である戦闘ロボット。主にフローラの指揮下に入ることが多いが、イキマ、アマソに預けられ指揮されることもある。作中で製造法は明らかにされていない。
竜魔船 / 竜魔城[注 48]
第41話から登場する竜魔帝王の飛行要塞。武装は艦首下部の口から発射するミサイル(第44話)。ヤマタノオロチ内に格納されて運搬されることもあるが、単独で出撃することもある(第42、43、44話など)。艦首上部には、ロボット獣ドラゴが擬態している竜の彫像がある(第44話)が、この竜はロボット獣という正体を現す以前から、口から光線を発射する(第41話)のみならず、首を動かし火炎を吐いて敵を攻撃をすることができた(第43話)。また第41話ではジーグのスカイミサイルによる攻撃で粉々になっていたり、ドラゴが倒された後も新たに竜の彫像が付けられたりしたが、これらの時はロボット獣(ドラゴの同型機)が設置されていたのか、それともただの像だったのかは不明(第45話)。最終話で不時着した後は竜魔帝王が自ら船外に出陣して戦って、それっきりで終わったため、劇中で撃墜や破壊された描写はない。
安田達矢による原作漫画版では、ヤマタノオロチを艦首下部にある顔面の口から飲み込む程の巨大さだった[103]

スタッフ編集

  • 企画 - 横山賢二
  • チーフディレクター - 明比正行
  • キャラクター設計 - 中村一夫
  • 美術設定 - 浦田又治、勝又激
  • 美術 - 浦田又治、伊藤英治、勝又激、下川忠海
  • 背景 - スタジオコスモス、マスコット ほか
  • 仕上 - 熊プロ、スタジオタージ
  • 撮影 - 菅谷信行、佐野禎史、寺尾三千代、佐藤隆郎 ほか
  • 記録 - 黒石陽子、池田紀代子
  • 編集 - 本山収→千蔵豊
  • 音楽 - 渡辺宙明
  • 録音 - 二宮健治
  • 選曲 - 宮下滋
  • 効果 - 伊藤道広
  • NETプロデューサー - 宮崎慎一→後藤武彦
  • 製作担当 - 大野清
  • 制作 - 東映動画、NET、ジャパド

音楽編集

BGMおよび歌の作曲・編曲は全て渡辺宙明が行った。一部『マジンガーZ』『グレートマジンガー』その他(『デビルマン』〈音楽 - 三沢郷〉や、ライブラリー楽曲〈とりわけフローラ関連において〉など)のBGMも流用されている。

OP、EDともに擬音(スキャット)を多用した構成になっており、特にOPでは曲の半分近くに「ダンダン」「バンバン」などのオノマトペが使用されている。EDにはアニメソングには珍しいドラムソロも入っている。

主題歌編集

オープニングテーマ - 『鋼鉄ジーグのうた』
作詞 - 林春生 / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎コロムビアゆりかご会こおろぎ'73
キー局では放送時間枠の都合から1番までの短縮ヴァージョン(ローカル局では2番まである長尺)だった。なお再放送ではキー局でも長尺となることが多い。[注 4]
第3、4、18、26、32、45話で挿入歌としても使用されている。
歌詞について、OP映像のテロップではルビが「じゃまたいおうく」となっているが、歌っている水木一郎は「じゃまいおうこく」と発音している(なお、アニメ本編や原作漫画[104][105]では「じゃまいおうく」である[注 6])。
映像は一貫して同じ物が使われたため、ジーグの強化パーツや新サイボーグ宙は登場しなかった。
イタリア版でも歌詞内容は違うがメロディは本曲をそのまま採用している。
子門真人によるカヴァー・ヴァージョン(コーラスはブレッスン・フォーとヤング・フレッシュ)がキャニオンレコードのテレビ主題歌混載カセットに収録されていた。
KBS京都「山崎弘士のGOGOリクエスト」内の「ピッカリパワーフラッシュ」コーナーでは、2番目の歌詞の一部「不死身のひろしだ」が使用されている。
エンディングテーマ - 『ひろしのテーマ』
作詞 - 浦川しのぶ / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎、こおろぎ'73
キー局では放送時間枠の都合からエンディング自体が無く、使用されなかった。なお再放送ではキー局でも使用されることが多い。[注 4]
第1、5、7、8、9、11、12、20、21、25、27、31、33、39、40話で挿入歌としても使用されている。
こちらも一貫して同じ映像だったため、ジーグ強化パーツやメカドン2号を始め、邪魔大王国の竜魔帝王・フローラ将軍・ロボット兵は登場しなかった。
鋼鉄神ジーグ』の最終話でも使用された。

挿入歌編集

『おれとジーグは兄弟なのだ』
作詞 - 浦川しのぶ / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎、こおろぎ'73
『美和(ミッチー)のテーマ』(第39話で使用、第19話ではイントロのみ)
作詞 - 浦川しのぶ / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 堀江美都子
渡辺宙明&堀江美都子コンビによる「ビューナスAの歌」(『グレートマジンガー』)や「花のモモレンジャー」(『秘密戦隊ゴレンジャー』)と同じ路線の曲で、ヒロインの悲壮さと決意が歌い上げられている。

各話リスト編集

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 登場怪獣メカ
1 1975年
10月5日
世紀のマグネ・ロボット 鋼鉄ジーグ 山浦弘靖 明比正行 中村一夫 ハニワ幻人ルゴン[注 49]
2 10月12日 宙よ立て! ビルド・アップ!! 宮崎一哉 菊池城二 ハニワ幻人マグマー
3 10月19日 出現!! 幻魔要塞ヤマタノオロチ 藤川桂介 新田義方 上村栄司 ハニワ幻人ボウラ
4 10月26日 必殺!! マッハ・ドリルに命をかけろ 安藤豊弘 西沢信孝 飯山嘉昌 ハニワ幻人ガルラ
5 11月2日 むちゃくちゃメカドン大奮戦!! 藤川桂介 明比正行 中村一夫 ハニワ幻人マモラ
6 11月9日 少女よ歩け 明日に向って! 山浦弘靖 森下孝三 上村栄司 ハニワ幻人ゲマラ
7 11月16日 燃える命をシュートしろ!! 安藤豊弘 新田義方 ハニワ幻人ツブテ
8 11月23日 男の対決と友情 山浦弘靖 芹川有吾 菊池城二 ハニワ幻人ドロマ
9 11月30日 激突!! ビッグ・シューター出撃不能!! 藤川桂介 宮崎一哉 白土武 ハニワ幻人キイラ
10 12月7日 絵本から消えた雪女!! 西沢信孝 富永貞義 ハニワ幻人チララ(声 - 野村道子
11 12月14日 死闘! ビルドベース攻防戦 山浦弘靖 明比正行 中村一夫 ハニワ幻人ガルガ
12 12月21日 耐えろ宙 勝利はお前のものだ!! 安藤豊弘 新田義方 上村栄司 ハニワ幻人ゴウラー
13 12月28日 吠えるヒミカ!! 地獄の復讐!! 藤川桂介 芹川有吾 兼森義則 ハニワ幻人ウダル
14 1976年
1月4日
目覚めろジーグ 怒りの反撃!! 森下孝三 中村一夫 ハニワ幻人バラバ
15 1月11日 メカドン!! 涙の空中飛行 山浦弘靖 白土武 ハニワ幻人ロイザ
ハニワ幻人ジーグもどき[注 50]
16 1月18日 最強幻人 プレス作戦 安藤豊弘 落合正宗 ハニワ幻人ダイラ
17 1月25日 がんばれ!! メカメカメカドン号!! 西沢信孝 富永貞義 ハニワ幻人ケンザー
18 2月1日 恐怖 侵入する狐火 藤川桂介 明比正行 中村一夫 ハニワ幻人ヌメメ
19 2月8日 甦れ!! 運命のハニワ幻人 山浦弘靖 芹川有吾 兼森義則 ハニワ幻人タケル(声 - 野田圭一
ハニワ幻人サベラ
ハニワ幻人マダメ
20 2月15日 戦え宙!! 鋼鉄ジーグに父を見た 新田義方 上村栄司 ハニワ幻人ザイラ
ハニワ幻人バイカ
21 2月22日 決死! ブラック・ホールからの脱出 安藤豊弘 宮崎一哉 白土武 ハニワ幻人ラセツ
22 2月29日 逆転!! トリプル・ファイト!! 藤川桂介 落合正宗 ハニワ幻人ギララ
23 3月7日 爆破一秒前!! フェリー救出作戦 山浦弘靖 森下孝三 富永貞義 ハニワ幻人マリナ
24 3月14日 死を呼ぶ町!! 暴走する猛獣!! 藤川桂介 白土武 ハニワ幻人ドゲラ
25 3月21日 母が叫んだビルドアップ!! 安藤豊弘 新田義方 上村栄司 ハニワ幻人ダイマ
26 3月28日 死を賭けて誓った約束 山浦弘靖 明比正行 兼森義則 ハニワ幻人ガロス(声 - 加藤修
27 4月4日 真赤に燃えろ!! 新サイボーグ 中村一夫 ハニワ幻人ソドム
28 4月11日 逆襲!! 新兵器パーンサロイド 藤川桂介 新田義方 上村栄司 ハニワ幻人ギャオ
29 4月18日 帝王出現!! 銅鐸の謎が解けた!! 西沢信孝 富永貞義 ハニワ幻人バドン
ロボット獣ガッキ[注 51]
30 4月25日 怪奇!! 竜魔帝王のロボット獣 安藤豊弘 落合正宗 ロボット獣モドキ
31 5月2日 富士山上空一万メートル?! 山浦弘靖 新田義方 兼森義則 ロボット獣バルド
32 5月9日 ヒミカに捧げる怒りの反乱!! 藤川桂介 明比正行 中村一夫 ロボット獣ドラン
ハニワ幻人ゲンコ
33 5月16日 爆死?! 地獄のノンストップ・レース!! 森下孝三 上村栄司 ロボット獣モルグ
34 5月23日 危うしジーグ!! カプセル発進!! 安藤豊弘 落合正宗 青鉢芳信 ロボット獣ゴキラ
35 5月30日 すばらしい家族を守れ!! 山浦弘靖 山吉康夫 富永貞義 ロボット獣デビド
36 6月6日 花一輪にかけた命!! 藤川桂介 新田義方 兼森義則 ロボット獣ザラン
37 6月13日 フローラ将軍は敵か味方か?! 明比正行 中村一夫 ロボット獣ドドン
38 6月20日 百万年前から来た少年!! 森下孝三 上村栄司 巨大マンモス
39 6月27日 母に捧げる戦いの歌 山浦弘靖 明比正行 兼森義則 ロボット獣ドリラ
40 7月4日 心をむすぶ 愛のペンダント 安藤豊弘 中村一夫 ロボット獣レッドス
ロボット獣ブラックス
ハニワ幻人ダイガ
41 7月11日 ジーグを異次元墓場に送り込め!! 大貫信夫 上村栄司 ロボット獣レイゴン
幻影ハニワ幻人
42 7月25日 罠からの脱出!! 傷だらけの栄光!! 藤川桂介 新田義方 兼森義則 ロボット獣ジャン
43 8月8日 反逆者!! フローラ将軍の最期!! 明比正行 中村一夫 ロボット獣ババン
44 8月15日 鋼鉄ジーグ対竜魔帝王 安藤豊弘 森下孝三 富永貞義 ロボット獣ドラゴ
ハニワ幻人四天王
45 8月22日 立て勇者!! 明日なき総力戦!! 藤川桂介 大貫信夫 上村栄司 ハニワ幻人エレキ
ロボット獣バドー
46 8月29日 鋼鉄ジーグ 勝利の記録 - (総集編)
  • 実質的な最終回は第45話で、第46話は総集編であった。
  • タイトルコールは村瀬正彦が担当した。
  • 1976年7月18日は第33話、8月1日は第35話のそれぞれ再放送を行った。
  • 第32話のサブタイトルは、実際の映像では“捧げる”の箇所が“棒げる”と誤記されている。

放送局編集

他メディア展開編集

漫画編集

児童誌や幼年誌に漫画が掲載された。

テレビマガジン』(講談社)1975年8月号 - 1976年6月号
作画は安田達矢とダイナミック・プロ。掲載時の第1話には宙の弟が登場し、ビッグシューター操縦も弟が行っていたが、単行本化の際に操縦カットは美和に修正された。さらに、敵役側は連載第一話のみ「ヤマタイ国の女王ヒミコ」と名乗っている(コミックでは修正されている)[注 5]
冒険王』(秋田書店)1975年11月号 - 1976年9月号
作画は松本めぐむ(尾瀬あきらの初期ペンネーム)。松本は自身が好む「人間的な弱さのあるヒーローらしくないヒーロー」というコンセプトで描き[117]、展開はアニメとは異なる。双葉社より1998年に刊行。連載当時には女子高校生によるファンクラブも存在したという[117]
テレビランド』(徳間書店)1975年11月号 - 1976年8月号
作画は桜多吾作
『別冊テレビランド』(徳間書店)1975年12月号
作画はひおあきら
たのしい幼稚園』(講談社)
作画は新宅よしみつ
1977年1月号には「グレンダイザーたい鋼鉄ジーグ」[注 52]が掲載された(映画の項にて後述)。
『おともだち』(講談社)
1975年11月号 - 1976年8月号: 作画は安田達矢(1975年11月号 12月号)、小野誠(1976年1月号 - 8月号)
  • その他
    • 立花未来王によるコミック『マジンガー乙女』に少女に擬人化されたキャラ高徹椎子として登場。
    • 2016年には風忍によるコミック『鋼鉄ジーグ 飛龍伝』がダイナミックプロのwebサイトにて連載。
  • 異色作として、『月刊少年マガジン』連載の「花の天誅組」(幻六郎とダイナミックプロ)にゲスト出演あり。バイク屋・司馬モータースにバイクを買いに来た主人公の短足をコケにしたため山中で襲撃を受けた宙は、地中から出現した天誅組メンバー・蒲口もだ恵の不気味な顔を見てハニワ幻人と判断。ジーグになって、生身の人間相手に必殺武器を使いまくる。ジーグ関係の作画は安田達矢本人によるもの。

映画編集

当時の映画「東映まんがまつり」では、永井豪原作のテレビアニメのスーパーロボットが、作品の垣根を越えて共闘する新作映画を上映することが恒例となっていた。本作もグレンダイザーとともに活躍する(ただし共闘シーンは無く、個々に活躍する)作品『UFOロボ グレンダイザー対鋼鉄ジーグ』が企画され、実際に企画書も存在するが実現には至らなかった(時期的にも代わりに成立したのが『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』と推測されている)[118][119]。 なお後年、幼児向け雑誌『たのしい幼稚園』に『グレンダイザーたい鋼鉄ジーグ[注 52]というタイトルの、セル画調イラストを織り交ぜた口絵漫画(全4頁)が掲載されているが[120]、内容はベガ星のコマンダーが司馬宙を操ってグレンダイザーと戦わせたり、ゲッターロボGが応援に駆け付けるなど、本企画とは全く異なるものである[119]

映像ソフト化編集

  • 2004年11月21日から2005年3月21日にDVDが発売。全5巻で、1から3は10話、4と5は6話収録。

WEB配信編集

  • 東映アニメーション創立60周年公式YouTubeチャンネルにて第1話が配信。OP、ED共にローカル局版が使用されている。

ゲーム編集

第2次スーパーロボット大戦αバンプレスト
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ(バンプレスト)
  • タカラがスポンサーを務めた作品として、初めてバンプレスト製作のゲームに登場している。
  • ヒミカの担当声優であった高橋和枝が既に故人であったため浅井淑子がヒミカの声を、卯月美和の担当声優であった吉田理保子が声優業を引退しているため、吉田美保が卯月美和の声を、それぞれ担当している。
スーパーロボット大戦DDバンダイナムコエンターテインメント
  • 配信開始から登場。なお、2021年3月から追加参戦した漫画版での本作の続編である『鋼鉄神ジーグ』と初共演を果たしている。

アニメ(スピンオフ)編集

鋼鉄神ジーグ(ビルドベース)2007年
ロボットガールズZ(東映アニメーションほか)2014年
『ロボットガールズZ』より「ジーグさん」、『Z+』より「パーンさん」が、『ONLINE』より「メカちゃん」が主人公側として登場する。「ジーグさん」はチームGのメンバーで初期パートナーはゲッちゃん。チーム内では年上であるが、グレちゃんを「ソウルメイト」と呼ぶなどどこかイタイ性格。武器などを収めた愛用のトートバッグがビッグシューターとなっているが中身は整理されていないのでその都度中をほじくり回している。「パーンさん」はチームG再編を期に加入したジーグさんの新パートナーで彼女をサブカルの道に引きずり込んだ張本人。ジーグさんはパーンさん登場後は「チームGのマネージャー」を自称するようになる。「メカちゃん」は少し気の弱いジーグさんのライバル。
その他邪魔台王国側からは竜魔帝王、イキマや数体のハニワ幻人が敵キャラとして『ONLINE』に参戦している。なお、イキマは「イキママ」としてサブカルを嫌う教育ママ的キャラになっている。

関連作品編集

映画
  • 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(原題:Lo chiamavano Jeeg Robot、2015年、  イタリア、監督:ガブリエーレ・マイネッティ[121]、主演:クラウディオ・サンタマリア
    • 本作を下敷きに制作された映画作品。放射能廃棄物の影響により超人的な腕力を得た主人公を「鋼鉄ジーグ」と思い込む女性との交流を通して盗人から正義の味方へと改心していく物語[122]。2016年にダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で最多の7部門(主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人監督賞、プロデューサー賞、編集賞)で最優秀賞を受賞[123]。そのほか、ナストロ・ダルジェント賞ヴェネツィア国際映画祭など多くの映画賞で受賞を果たした。
    • ヒロインが「鋼鉄ジーグ」の大ファンだったという設定で、出会った主人公の小悪党の青年をいつしか司馬宙と同一視するようになるが…というのが大筋の話。劇中に鋼鉄ジーグの映像やポスターなどが登場し、クレジットロールでは主役を演じたクラウディオ・サンタマリアがイタリア語で歌う鋼鉄ジーグの主題歌が流れる。
    • 日本国内では2017年5月20日公開[124]

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 「司馬遷次郎が殺されておらず、マシンファーザーとなっていない」「リュウマ(竜魔)帝王が存在しておらず、漫画版・TVアニメ版とも死んでいるヒミカが存命である」「珠城(卯月)美和の若い頃のルックスやコスチュームが、漫画版ではなくTVアニメ版準拠である(第11話)」など。
  2. ^ ただし、原典当時と違ってPL法の規制を受け、突起物は当時より丸みがあるものになっている。
  3. ^ 広島ホームテレビはキー局と同じ25分版だった[7]
  4. ^ a b c 詳細はマグネロボシリーズ#放送規格を参照。
  5. ^ a b 原作漫画では“邪魔大国”となっているカットもある[8]
  6. ^ a b 松本めぐむ(尾瀬あきら)による『冒険王』版漫画では“じゃまいおうこく”[9]、同様に桜多吾作による『テレビランド』版漫画でも“じゃまいおうこく”とルビが振られている[10][11][12]
  7. ^ 第7話における本人の弁によると「日本一のレーサーになって、経営する整備工場を大きくし、母や妹を幸せにすること」が夢だという。
  8. ^ 宙がサイボーグ化されたキッカケや時期について、劇中ではいっさい説明が無いが、月刊『テレビマガジン』には“大けがのあとのしゅじゅつで、サイボーグになり”との一文がある[13]。この説明のとおりであれば、第1話以前の過去に宙が大怪我をしたことがあり、その時に改造されたと解釈できる。また、“邪魔大王国の襲撃から父を助けようとして重傷を負いサイボーグに改造された”という原作準拠の説明をする資料もある[14]が、これは映像本編の描写に反する。
  9. ^ なお原作漫画ではペンダントも、グローブといった変身アイテムも登場しない。宙は素手のまま胸元で両拳を合わせることでサイボーグに変身する。原作者である安田達矢は後年のインタビューで「当時はアニメ化された『鋼鉄ジーグ』を、パイロットフィルム以外はまったく観ていなかった(忙しかったこともあるが、テレビを所有しておらず、会社でも観なかったという)。だから最近LDで視聴するまで、アニメの宙がジーグの頭の形をしたペンダントを首から下げているとは知らなかった。」と明かしている[15]
  10. ^ 他にも、第8話では頭部を強打し視神経が傷ついていると診断され、治らないのではと心配されはしても“修理”という言葉は出てきていない。加えて負傷して包帯を巻かれることも多い(第2、20、26話ほか)。第27話で撮られたレントゲン写真には肋骨も映っており、機械的なものは見当たらなかったが、一方で第25話ではビルド・ベースでの透視で、頭部の神経回路の一部を損傷していると診断されて手術を受けている。
  11. ^ 松本めぐむ(尾瀬あきら)による『冒険王』版漫画では「普段のエネルギーは食事だが、ジーグになるときのために電気の供給が必要」と語られている[21]
  12. ^ 詳細は不明だが第30話での菊江の説明によれば、美和が3つか4つの頃に母親は行方不明となったという。なぜか父親についての言及は無かったが、宙は「ミッチーの両親はいないと思っていた」と語っていることから、父親も同様だと思われる。しかし第39話では赤ん坊の頃から菊江が我が子同然に育ててきたとも言われており(菊江が乳飲み子の美和を抱く回想も描かれている)、美和が司馬家に引き取られた時期が(どのような事情があったのか)不明瞭となっている。
  13. ^ 原作漫画の宙からは当初「美和さん」と呼ばれていた[23]が、途中から「ミッチー」と呼ばれるようになる[24][25]。なお松本めぐむによる『冒険王』版漫画では、“美和ちゃん[26]”と呼んでいるシーンもあるが、基本的には“美和[27]”もしくは“美和っぺ[28]”であった。
  14. ^ a b 短縮版(キー局版)OPクレジットや、DVD公式HP[30]などでは「マシンファーザー」[31][32]、長尺版(ローカル局版)OPクレジットでは「マシンファザー」、原作漫画では「マシン=ファーザー」[33]表記である。
  15. ^ 劇中では大利博士(だいりはかせ)と呼ばれることもある[37](第17話ほか)。
  16. ^ 大陸から襲来した、鉄器と馬術を駆使して戦う蛮族とする資料もある。[48]
  17. ^ 原作漫画では“数千年”となっている。[49]
  18. ^ 劇中テロップの表記に基づく。
  19. ^ 全長9メートルとする書籍も存在する[63]
  20. ^ 2.5tという説もあり[66][67][68][69]
  21. ^ 胴体は胸(第8話にて胸部は左右2つのパーツが合わさって構成される描写がある)・腹・腰の4パーツで構成されている。なお第19話では、通常と異なる分割でパーツが飛んで行く様子も描かれている。
  22. ^ 各パーツにはコイルと発電機が備わっていて、磁流波エネルギーを生み出す[71]
  23. ^ 肩アーマーから先(二の腕)を排除して接続する場合もある(第15、21、24話など)が、設定画ではむしろそのように描かれている[82]
  24. ^ 原作漫画では、アース・マリン・スカイの各パーツは登場しない。
  25. ^ 原作漫画では、盾部分のみでビッグ=シューターから射出されている。[85]
  26. ^ バックラーの本来の意味は片手用の小型の盾であり概念的には『ライディーン』のゴッドブレイカーの小盾モードが近いが、本武装は半径が肘位まであり、更に両腕分が用意されている。
  27. ^ a b c 第44話の美和のセリフに「スカイジーグ」とあることから「アースジーグ」「マリンジーグ」の名称も同様にあるものと推察される。
  28. ^ ライトドリル、シュート!」「レフトドリル、シュート!」の掛け声で、片方ずつ撃ち出す場合もある(第29話)。
  29. ^ スカイパーツの飛行速度には諸説があり、マッハ3[62]やマッハ2[59]と記述した資料もある。
  30. ^ “中央のミニ翼からスカイミサイル、フロントカバーに設けられたスカイ・マシンガン”とする資料もある[62]。スカイ・マシンガンの使用例としては、第39話でスカイビームと同じ発射口から撃ち出されているものが、それに該当すると思われる。
  31. ^ この名称は劇中では使用されていない。なおジーグランサーはどこから取り出しているのか(第28話では右脇のパーンサロイド・ミサイルの基部付近から取り出しているようにも見える)、設定や描写が無いため不明。
  32. ^ 同様の技は原作漫画でも披露されており、「ビッグ=シューター=パーツ=オフ」の掛け声で、ハニワ幻人にパーツをぶつけて撃破したうえ、ヤマタノオロチ内部からの脱出にも使用した後、空中で再合体して見せている[89]
  33. ^ a b 原作漫画ではビッグ=シューターの前部中央が開いて射出されている。[90]
  34. ^ 設定画の対比図ではジーグの身長よりも全長が短く描かれているが、これはそもそもの各メカのサイズ設定に反している。[91]
  35. ^ 第8、13話によれば相当数のミサイルが装弾されており、大量連射し続ける様子が描かれている。
  36. ^ 劇中では“メカドン”であって、“メカドン1号”の名称は使われていない。
  37. ^ 設定画にはマジックハンドと但し書きされている。[93]
  38. ^ “カプセルドーム”という名称で紹介している資料もある[94]が、劇中では一貫して“避難カプセル”と呼ばれていた。
  39. ^ 後に改造されイオンエンジンを搭載して機動力が上がったことにより、ドーム自体を高速回転させて体当たりするスピン攻撃(第34、42話ほか)や、外周部から無数の刃を出しカプセル自体を回転ノコギリと化して突っ込む攻撃(第43話)などを行えるようになる。
  40. ^ “磁鉄土”[14][48][95][40]あるいは“磁力を持つ磁力土”でできている[68]とする資料もある。
  41. ^ a b 設定画の断面図には、下層に“かまど、かま、石炭”などといった但し書きがある[97][98]。しかし“ヤマタノオロチは異次元科学の異相磁場をエネルギーとする”との設定がある[99][40]ので、そのとおりであるならば石炭を燃やして後、何らかの技術で異相磁場を生成していると解釈するべきか。またこの設定から邪魔大王国はビルド・ベースと同じく、磁力を応用した技術を使っていることになる。
  42. ^ LD『鋼鉄ジーグ VOL.6』の解説では8つと解説されている[57]が、これは誤解。なお第38話では8つに作画されている。
  43. ^ 映像上では火炎として表現されているが、「竜の口からは3万度の熱線を出す」とする資料もある。[99]
  44. ^ 髑髏は作画ミスで5つ以上や、周囲をぐるっと囲むほどの数が描かれていることがある(第18、22話ほか)。
  45. ^ 第34話で装備された新兵器「マグネティック・シンク(磁気吸収機)」の働きで、ジーグの磁流波エネルギーを吸収し電気エネルギーに換えて空中に放電する。
  46. ^ 銅鐸には巨大兵器“溶岩で出来た炎の竜”を操る秘密の鍵が隠されている、とされる。[102]
  47. ^ 第27話ではレントゲン写真を見て「心臓をカプセルが包んでいる」とも表現されている(その一方で「心臓のそばにある」という言い方もされている)。
  48. ^ 第41話では劇中テロップで竜魔城と表示されている。
  49. ^ 設定画に“ルーゴン”と書き込まれたものがある[106]ため、放映当時の書籍や一部資料では“ルーゴン”と記されている[79][107][108]
  50. ^ 正式名不明。ハニワ幻人ロイザのテスト用に登場した。
  51. ^ ジーグが対戦を中断して邪魔大王国内から撤退しているため倒されていないが、その後に再登場もしていない。
  52. ^ a b 原作/永井豪、構成/ダイナミック企画、となっているのみで、作画担当者の表記は無し。

出典編集

  1. ^ 『鋼鉄神ジーグ』公式HP Introduction
  2. ^ 赤星政尚、高橋和光、早川優「第5章 アニメヒーローがテレビを離れて大活躍 54|『鋼鉄ジーグ』は玩具メーカーのもちこみ企画から始まった!?」『懐かしのTVアニメ99の謎〈東映動画 編〉』二見書房、1995年1月25日、ISBN 4-576-94199-2、137頁。
  3. ^ 「トイジャーナル」1975年9月号
  4. ^ 赤星政尚、高橋和光、早川優「第8章 ボクらの欲望に火をつけたキャラクターグッズ大行進 87|『鋼鉄ジーグ』をミリオンセラーにした"発想の転換"とは?」『懐かしのTVアニメ99の謎〈東映動画 編〉』217頁。
  5. ^ LD版『鋼鉄ジーグ』のインタビューより。
  6. ^ 谷澤崇編「スタッフインタビュー」『トランスフォーマージェネレーション デラックス』ミリオン出版、2004年3月22日、ISBN 4-8130-1094-6、142頁。
  7. ^ 中国新聞』1975年10月5日、24ページ、テレビ・ラジオ欄。
  8. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC373『鋼鉄ジーグ』第2巻、1976年7月20日、ISBNコードなし、137、140、152頁。
  9. ^ [原作]永井豪、[作画]松本めぐむ(尾瀬あきら)、双葉社アクションコミックス『鋼鉄ジーグ』1998年8月16日、ISBN 4-575-93573-5、14、19、44、169、186、212、268、285頁。
  10. ^ 徳間書店、月刊『テレビランド』1975年11月号、194、202頁。
  11. ^ 徳間書店、月刊『テレビランド』1975年12月号、123、125頁。
  12. ^ 徳間書店、月刊『テレビランド』1976年5月号、272頁。
  13. ^ 講談社、月刊『テレビマガジン』1975年12月号、5-22頁「グレンダイザー・鋼鉄ジーグ ものしり事典(17頁「主人公 司馬宙のひみつ」)」。
  14. ^ a b 堤哲哉・著『昭和アニメカードクロニクル』辰巳出版、2021年3月5日、ISBN 978-4-7778-2725-1、99頁。
  15. ^ 不知火プロ編『永井豪TVアニメ大全』双葉社、2003年3月25日、ISBN 4-575-29531-0、134-135頁「『鋼鉄ジーグ』安田達矢スペシャルインタビュー」。
  16. ^ 講談社、月刊『テレビマガジン』1976年2月号、63頁「鋼鉄ジーグ大図解」。
  17. ^ a b 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、16-17頁。
  18. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、49、91-92、175頁など。
  19. ^ a b 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、90-91頁。
  20. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、45頁。
  21. ^ [原作]永井豪、[作画]松本めぐむ(尾瀬あきら)、双葉社アクションコミックス『鋼鉄ジーグ』1998年8月16日、ISBN 4-575-93573-5、41頁。
  22. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、20-21、68頁。
  23. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、45、54、71、161頁。
  24. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、177、182、197、頁。
  25. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC373『鋼鉄ジーグ』第2巻、1976年7月20日、ISBNコードなし、13、24、126、194頁ほか。
  26. ^ [原作]永井豪、[作画]松本めぐむ(尾瀬あきら)、双葉社アクションコミックス『鋼鉄ジーグ』1998年8月16日、ISBN 4-575-93573-5、9、159頁。
  27. ^ [原作]永井豪、[作画]松本めぐむ(尾瀬あきら)、双葉社アクションコミックス『鋼鉄ジーグ』1998年8月16日、ISBN 4-575-93573-5、47、54、69、70、173、183、193、210、299、303、310頁ほか。
  28. ^ [原作]永井豪、[作画]松本めぐむ(尾瀬あきら)、双葉社アクションコミックス『鋼鉄ジーグ』1998年8月16日、ISBN 4-575-93573-5、51、84、109、271、277、282頁ほか。
  29. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、43-45、63頁ほか。
  30. ^ https://www.toei-video.co.jp/special/sieg/
  31. ^ a b 不知火プロ編『永井豪TVアニメ大全』双葉社、2003年3月25日、ISBN 4-575-29531-0、114頁。
  32. ^ マテリアルシリーズ②『スーパーロボットマテリアル《マグネロボ編》』銀河出版、1999年6月15日、ISBN 4-87777-008-9、71頁。
  33. ^ 永井豪 / 安田達矢・著、大都社Stコミックス『鋼鉄ジーグ』1998年2月5日、ISBN 4-88653-103-2、89、131、202、253、345頁。
  34. ^ 永井豪 / 安田達矢・著、大都社Stコミックス『鋼鉄ジーグ』1998年2月5日、ISBN 4-88653-103-2、14頁。
  35. ^ 不知火プロ編『永井豪TVアニメ大全』双葉社、2003年3月25日、ISBN 4-575-29531-0、136頁。
  36. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、16頁。
  37. ^ a b c LD『鋼鉄ジーグ VOL.5』1999年12月10日、LSTD01587、二つ折りジャケット見開き左ページ「世紀のマグネ・ロボット 鋼鉄ジーグ 設定資料館PART5」。
  38. ^ 講談社、月刊『テレビマガジン』1975年12月号、5-22頁「グレンダイザー・鋼鉄ジーグ ものしり事典(24頁「平和をまもるジーグ=ファミリー」)」。
  39. ^ 徳間書店、月刊『テレビランド』1976年2月号、179、181頁。
  40. ^ a b c d e f 堤哲哉・著『昭和アニメカードクロニクル』辰巳出版、2021年3月5日、ISBN 978-4-7778-2725-1、103頁。
  41. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、27、126-127頁など。
  42. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC373『鋼鉄ジーグ』第2巻、1976年7月20日、ISBNコードなし、186頁。
  43. ^ 徳間書店、月刊『テレビランド』1975年12月号、120-121頁。
  44. ^ a b マテリアルシリーズ②『スーパーロボットマテリアル《マグネロボ編》』銀河出版、1999年6月15日、ISBN 4-87777-008-9、20頁の中段設定画書き込み。
  45. ^ マテリアルシリーズ②『スーパーロボットマテリアル《マグネロボ編》』銀河出版、1999年6月15日、ISBN 4-87777-008-9、21頁。
  46. ^ 原作/永井豪・安田達矢 漫画/安田達矢とダイナミック・プロ、講談社KCコミックスKC372『鋼鉄ジーグ』第1巻、1976年5月15日、ISBNコードなし、128、132頁ほか。
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関連項目編集

外部リンク編集

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