錦江町物産館 にしきの里

鹿児島県肝属郡錦江町にある国道269号の道の駅・物産館

錦江町物産館 にしきの里(きんこうちょうぶっさんかん にしきのさと)[1]は、鹿児島県肝属郡錦江町神川の国道269号東側沿いにある物産館であり、道の駅としては錦江にしきの里の名称で登録されている。

錦江にしきの里
よいやんせ・あふれる自然
こころゆたかな里
道の駅錦江にしきの里
所在地
893-2301
鹿児島県肝属郡錦江町
神川3306-18[1]
座標 北緯31度16分30秒 東経130度47分35秒 / 北緯31.27503度 東経130.793度 / 31.27503; 130.793座標: 北緯31度16分30秒 東経130度47分35秒 / 北緯31.27503度 東経130.793度 / 31.27503; 130.793
登録路線 国道269号
登録回 第40回 (46020)
登録日 2013年10月11日
開駅日 2006年4月14日
営業時間 8:30-18:00
外部リンク
地図
テンプレート プロジェクト道の駅

錦江町内外約260人(2014年1月現在)が生産した野菜や果物、生花を中心に販売している[2]

概要 編集

2006年4月14日にオープンし[3]、2013年10月11日に道の駅として認定された[4]。2014年1月現在は1日約500人が来客する[2]。「にしきの里」の名称は、2005年夏に地域づくりインターンで錦江町を訪れていた東京都在住の大学生により命名された[5][6]

2006年3月に設立された「にしきの里出荷者協議会」が運営主体となっている[5]。2012年3月5日に入館者数100万人を突破[7]。2011年の売上高は約1億6,000万円であった[7]

前身 編集

にしきの里の前身は、2003年2月に神川振興会が設立した「神川新鮮野菜市」である。余剰産品や規格外となった野菜を中心に販売し、価格の安さと新鮮さで好評となった[6]。8平方メートルの店舗に13人の会員でスタートし[8]、2年後の2005年2月には大根占町田代町(いずれも現在の錦江町)・根占町(現在の南大隅町)3町・65人の会員で構成するまでになった[9]

神川振興会は2004年に大根占町議会に「神川地区公民館の隣接地へ物産館建設を求める」陳情を行い、これが採択された[9]。物産館はこうした経緯を経て2006年4月にオープンし、同年6月に神川新鮮野菜市は「にしきの里出荷者協議会」へと発展的に解散した[8]

施設 編集

物産館は鉄骨平屋建で建設された[6]。建物面積は約300平方メートル[6]。2013年11月現在の営業時間は8時30分から18時までである[10]

休館日 編集

12月31日から1月3日まで[1]

アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 錦江町物産館条例(平成18年3月9日条例第7号)
  2. ^ a b 「ふるさと新聞 錦江町神川版」『南日本新聞』2014年1月7日18面。
  3. ^ 錦江町役場企画課「錦江町物産館『にしきの里』オープン (PDF) 」『広報きんこう』錦江町役場、2006年5月号(第14号) p.4
  4. ^ 九州「道の駅」新たに2箇所登録へ (PDF) 国土交通省九州地方整備局、2013年10月11日。2013年11月10日閲覧。
  5. ^ a b 錦江町役場企画課「物産館完成間近! 名称が決まり、販売体制も整いました (PDF) 」『広報きんこう』錦江町役場、2006年3月号(第12号) p.3
  6. ^ a b c d 「『にしきの里』4月開館 錦江町の物産館、建設急ピッチ」『南日本新聞』2006年3月8日朝刊27面。
  7. ^ a b 『にしきの里』買い物客、100万人突破」『南日本新聞』2012年3月7日18面。
  8. ^ a b 「神川野菜市を解散、物産館『にしきの里』に役割継承」『南日本新聞』2006年6月17日朝刊25面、
  9. ^ a b 「感謝祭大にぎわい 『神川新鮮野菜市』2周年」『南日本新聞』2005年2月12日朝刊24面。
  10. ^ 施設案内・アクセス 錦江にしきの里公式ウェブサイト、2013年11月12日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集