鎌倉市役所(かまくらしやくしょ)は、神奈川県鎌倉市の執行機関としての事務を行う施設である。

鎌倉市庁舎
鎌倉市役所
情報
用途 鎌倉市行政の中枢施設
建築主 鎌倉市
事業主体 鎌倉市
管理運営 鎌倉市
階数 地上4階
所在地 248-8686
神奈川県鎌倉市御成町18番10号
テンプレートを表示

概要 編集

2028年村岡新駅藤沢市域だが鎌倉市境に近い)周辺の開発に合わせ移転する予定だったが、詳細は未定。市役所の支所として腰越行政センター、深沢行政センター、大船行政センター、玉縄行政センターがある。

沿革 編集

  • 1969年昭和44年) - 現在の庁舎が竣工。
  • 2021年令和3年)度 - 新庁舎周辺の土地区画整理事業が都市計画決定。
  • 2022年(令和4年)
    • 9月 - 鎌倉市新庁舎等整備基本計画を策定[1]
    • 12月 - 鎌倉市議会で移転条例改正案を否決[2]

組織 編集

アクセス 編集

  • 横須賀線鎌倉駅西口から徒歩5分
  • 江ノ電バス・京急バス鎌倉市役所前から徒歩1分

移転計画 編集

市庁舎については鎌倉市深沢地区(鎌倉市寺分字陣出8番8)に移転する計画がある[2]

2022年(令和4年)9月には鎌倉市新庁舎等整備基本計画が策定され、2028年(令和10年)度の新庁舎供用開始を目指すとした[1]。移転先は市西部、深沢地域JR深沢工場跡地とされている。移転の理由としては、現在地では津波による浸水の虞があることなどが挙げられている[3]。市民の一部からは、市庁舎が歴史ある旧鎌倉から出ていくことへの反対もある[4]

2022年12月27日、鎌倉市議会は移転条例改正案を否決した[2]。そのため鎌倉市は従来の移転計画の見直しを検討している[2]

脚注 編集

  1. ^ a b 鎌倉市 新庁舎等 整備基本計画 概要版 鎌倉市(2022年12月27日閲覧)
  2. ^ a b c d 鎌倉市役所 移転条例改正案否決 市議会 新庁舎計画見直しか 東京新聞(2022年12月27日閲覧)
  3. ^ 本庁舎等整備について~よくある質問~
  4. ^ 鎌倉市本庁舎整備方針(素案)に対する意見と市の考え方整理表