鎌田 (世田谷区)
鎌田(かまた)は、東京都世田谷区の町名。住居表示実施済み。現行行政地名は鎌田一丁目から鎌田四丁目。郵便番号157-0077[2]。砧地域に属する。
鎌田 | |
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北緯35度37分2.06秒 東経139度37分3.03秒 / 北緯35.6172389度 東経139.6175083度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 世田谷区 |
地域 | 砧地域 |
面積 | |
• 合計 | 0.994 km2 |
人口 | |
• 合計 | 7,891人 |
• 密度 | 7,900人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
157-0077[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 世田谷 |
地理
編集鎌田は世田谷区南西部、多摩川を境に神奈川県と隣接した位置にある。砧地域に属する。東で玉川、南で多摩川を挟んで川崎市高津区久地・同二子、西で宇奈根、北で岡本・大蔵と隣接する。多摩川沿いの住宅地で、多摩川河川敷を中心に緑地も多い。鎌田は野川、仙川により区切られており、鎌田1丁目は野川の南側、南東部にあり、多摩川二子橋公園が大部分を占めている。2丁目は野川南側、南西部の住宅地。3丁目は野川の北側、仙川の東側、4丁目は野川の北側、仙川の西側にある。
河川
編集地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、鎌田2-8-21の地点で35万3,000円/m2となっている[4]。
地形
編集歴史
編集鎌田村は隣接する大蔵村の村域内に18箇所飛地状に立地する小村であった。砧村成立時に大字鎌田になり、東京市編入で世田谷区鎌田町となるも、いずれもそのまま飛地状態で存立していた。大蔵町の区域は内部に鎌田町が点在していたほか、岡本町、祖師谷一丁目、喜多見町、宇奈根町の飛地が混在し、これに1912年(明治45年/大正元年)に神奈川県から編入した久地町、諏訪町(いずれも多摩川の河川敷)が含まれていた。市郡合併で旧大字をそのまま町に置き換えたために生じた飛地存続による弊害を1955年(昭和30年)に解消することとなり、大蔵町を三分割して北部に砧町、南部に(新)鎌田町を設置して、(旧)鎌田町および当該各町の飛地を新設三町に振り分けた。その後1971年(昭和46年)に実施した住居表示で再度区割りに変更が生じて現在の町域が確定した。
飛地整理前の鎌田町は現:砧三丁目のNHK放送技術研究所一帯、現:大蔵二丁目のサレジアン国際学園世田谷中学校・高等学校(旧:目黒星美学園中学校・高等学校)周辺、現:玉川三丁目の二子玉川緑地前バス停周辺など各地に点在していた。
沿革
編集世帯数と人口
編集2024年(令和6年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
鎌田一丁目 | 522世帯 | 1,028人 |
鎌田二丁目 | 1,267世帯 | 2,693人 |
鎌田三丁目 | 1,359世帯 | 2,812人 |
鎌田四丁目 | 589世帯 | 1,358人 |
計 | 3,737世帯 | 7,891人 |
小・中学校の学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
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鎌田一丁目 | 全域 | 世田谷区立砧南小学校 | 世田谷区立砧南中学校 |
鎌田二丁目 | 全域 | ||
鎌田三丁目 | 全域 | ||
鎌田四丁目 | 全域 |
交通
編集鉄道
編集1969年(昭和44年)5月11日まで、東急砧線が運行していた。
現在は以下のバス路線を利用し、東急田園都市線・大井町線二子玉川駅もしくは小田急小田原線成城学園前駅が最寄となる。
バス
編集- 玉07(東急バス)、玉07(小田急バス) - 二子玉川駅・成城学園前西口行
- 玉08(小田急バス) - 調布駅南口行
- 玉06(東急バス) - 二子玉川駅・砧本村行
道路
編集国道246号が新二子橋で東端を横切っている。その他、地区中央を東西に多摩堤通りが通っている。
- 国道246号(玉川通り、東京・横浜バイパス)
- 東京都道11号大田調布線(多摩堤通り)
施設
編集- 多摩川二子橋公園 - 多摩川沿いにあり、災害時には広域避難場所となる。
- 渋谷区グラウンド
- 宇奈根公園 (一部)
- 砧下浄水所
- 健康保険スポーツセンター
- ゆうぽうと世田谷レクセンター
- 世田谷区鎌田区民センター
- 世田谷鎌田郵便局
脚注
編集関連項目
編集- 世田谷区たまがわ花火大会 - 会場が鎌田一丁目にある、多摩川河川敷(二子橋公園周辺)で行われる。
- 鎌田 (曖昧さ回避)