長井 純市(ながい じゅんいち、1956年8月19日 - )は、日本の歴史学者法政大学文学部教授文学修士。専門は、日本近現代政治史。

長井 純市
誕生 (1956-08-19) 1956年8月19日(63歳)
日本の旗 日本福島県磐城市
職業 歴史学者
国籍 日本
教育 文学修士
最終学歴 法政大学大学院人文科学研究科
東京大学文学部国史学科
活動期間 1986年-
主題 日本近現代政治史
代表作 『河野広中』(2009年)
デビュー作 「第6議会と鉄道同志会」(『日本歴史』1986年10月)
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概要編集

福島県磐城市(現在のいわき市小名浜)生まれ[1]。1980年東京大学文学部国史学科卒業[2]。福島県の県立高校教員を5年間務めた後、再び上京して法政大学大学院人文科学研究科に入学[1]。1992年、同日本史学専攻博士課程単位取得満期退学[2]。現在、法政大学文学部で教授を務め、河野広中研究や棚橋小虎の日記翻刻を手がけている。

職歴編集

  • 1980年 福島県の県立高校教員( - 1985年)
  • 1992年 聖心女子大学非常勤講師( - 1998年)
  • 1993年 文部省教科書調査官( - 1998年)
  • 1996年 東京大学文学部日本史学科非常勤講師( - 1997年)
  • 1998年 法政大学専任講師、法政大学史学会評議員就任、日本歴史学会評議員就任
  • 1999年 法政大学助教授(のち准教授、- 2009年)昇任、大正大学文学部史学科非常勤講師( - 2008年)
  • 2004年 ジョージタウン大学訪問研究員( - 2005年)
  • 2010年 法政大学教授に昇任

著書編集

単著編集

編著編集

  • 『渡辺千秋関係文書』(尚友倶楽部共編、山川出版社、1994年)
  • 『新島村史 通史編』(「自治意識の向上」(567~586頁)・「東京都制と島嶼」(598~613頁)担当、ぎょうせい、1996年)
  • 「渡辺千秋」(『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004年)
  • 『山県有朋関係文書』(山川出版社、2004~2007年)
  • 『千葉市議会史 記述編(一)』(千葉市、2005年)
  • 『木戸孝允関係文書』第一巻(伊藤隆ほか共編、東京大学出版会、2006~2009年)
  • 『棚橋小虎日記(昭和二十年)』(渡辺穣・2006・2007年度法政大学日本近代史演習受講生共編、法政大学大原社会問題研究所、2009年)
  • 『棚橋小虎日記(昭和十七年)』(渡辺穣・2008・2009・2010年度法政大学日本近代史演習受講生共編、法政大学大原社会問題研究所、2011年)

論文編集

  • 「第6議会と鉄道同志会」(『日本歴史』461号、1986年)
  • 「太平洋戦争下の郵便検閲制度について」(『史学雑誌』95編12号、1986年)
  • 「日清修好条規締結交渉と柳原前光」(『日本歴史』475号、1987年)
  • 「防共と防諜:防共並防諜事務連絡会議を中心として」(『史学雑誌』97編9号、1988年)
  • 「総動員秘密保護法案について」(『日本歴史』489号、1989年)
  • 「山県有朋と地方自治制度確立事業:明治21年の洋行を中心として」(『史学雑誌』100編4号、1991年)
  • 「山県有朋と地方自治制度確立事業--地方債構想を中心に」(『日本歴史』535号、1992年)
  • 「山県有朋と地方自治制度確立事業--参事院議長就任を中心として」(『法政史学』45号、1993年)
  • 「木戸孝允覚書--分権論を中心として」(『法政史学』50号、1998年)
  • 「研究余録 大隈重信の朝鮮開発構想」(『日本歴史』695号、2006年)
  • Perry-Image:remembered in Japan」(『鴨台史学』6号、2006年)
  • 「山県有朋と地方自治制度創設事業--三府特別市制問題を中心として--」(伊藤隆編『山県有朋と近代日本』吉川弘文館、2009年)
  • 「河野広中覚書(上)」(『法政史学』72号、2009年)
  • 「河野広中という政治家」(『本郷』81号、2009年)
  • 「明治三二年府県制・郡制改正について」(『史学雑誌』119編1号、2010年)
  • 「河野広中覚書(下)」(『法政史学』73号、2010年)
  • 「韓国をめぐる河野広中の周辺」(『法政史学』74号、2010年)
  • 「中国をめぐる河野広中の周辺」(『法政史学』76号、2011年)

書評編集

  • 山田公平著『近代日本の国民国家と地方自治:比較史研究』,名古屋大学出版会,一九九一・二刊,A5,六四三頁,五六六五円(『史学雑誌』101編1号、1992年)
  • 纐纈厚著『防諜政策と民衆:国家秘密法制史の検証』,昭和史叢書4法制,昭和出版,一九九一・一〇刊,四六,二四一頁,二〇六〇円(『史学雑誌』101編8号、1992年)
  • 山本四郎編『日本近代国家の形成と展開』(『日本史研究』438号、1999年)
  • 法政大学イノベーション・マネジメント研究センター、洞口治夫編『大学教育のイノベーター--法政大学創立者・薩[タ]正邦と明治日本の産業社会』,書籍工房早山,2008年4月(『イノベーション・マネジメント』6号、2009年)

『史学雑誌』5月号「回顧と展望」編集

  • 「日本:近現代 三(一九九一年の歴史学界:回顧と展望)」(『史学雑誌』101編5号、1992年)
  • 「日本:近現代 二(一九九九年の歴史学界:回顧と展望)」(岩壁義光狩野雄一柏木一朗冨家一彦共著『史学雑誌』109編5号、2000年)

史料紹介編集

  • 「田中光顕関係文書紹介(一)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』52号、2006年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(二)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』53号、2006年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(三)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』54号、2007年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(四)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』55号、2007年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(五)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』56号、2008年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(六)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』57号、2008年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(七)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』58号、2009年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(八)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』59号、2009年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(九)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』60号、2010年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(十)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』61号、2010年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(十一)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』62号、2011年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(十二)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』63号、2011年)
  • 「杉原夷山宛田中光顕書翰について」(『日本歴史』761号、2011年)
  • 「田中光顕関係文書紹介(十三)」(安岡昭男共編『法政大学文学部紀要』64号、2012年)
  • 「杉原夷山宛田中光顕書翰紹介(続)」(『法政大学文学部紀要』66号、2013年)

脚注編集

  1. ^ a b 法政大学史学会学生学会 長井純市先生インタビュー(2001年2月)
  2. ^ a b 教員情報検索:文学部 史学科 長井純市

関連項目編集

  • 藤井甚太郎:長井の前々任の法政大学文学部教授。
  • 安岡昭男:長井の指導教授で、前任の法政大学文学部教授。

外部リンク編集