長内美和子

日本のバレーボール選手

長内 美和子(おさない みわこ、1997年7月19日 - )は、日本の女子バレーボール選手である。V.LEAGUE DIVISION1の日立Astemoリヴァーレに所属している。

長内 美和子
Miwako Osanai
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-07-19) 1997年7月19日(26歳)
出身地 日本の旗 東京都葛飾区
ラテン文字 Miwako Osanai
身長 175cm
体重 67kg
血液型 A型
選手情報
所属 日立Astemoリヴァーレ
背番号 3
愛称 ミワ
ポジション OH
指高 231cm
利き手[1]
スパイク 293cm
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来歴 編集

東京都葛飾区出身。小学3年次より、地元のクラブチームである東金町ビーバーズでバレーボールを始める[1][2]

2010年4月に都内のバレーボール強豪校である文京学院大学女子中学校に入学した。1級上に田原愛里がいる。2012年12月の第26回全国都道府県対抗中学バレーボール大会では東京代表に選出され、本大会で優勝し自らも優秀選手賞を受賞した[3]

2015年7月の平成27年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会では、大会直前に緊急入院し出場が危ぶまれたが、病気を押して出場しエーススパイカーとしてチームを準優勝に導いている[4]。2016年1月の春高バレーでも大会直前に足を痛めたもののベスト4に食い込む健闘を見せた[5]

同月、日立リヴァーレ(現・日立Astemoリヴァーレ)の内定選手となり[6]Vリーグに登録された。同年11月13日の対岡山戦に途中出場しプレミアデビューを果たすと共に、20得点(アタック19点、エース1点)をあげてフルセットの接戦を制した[7]

同年9月には全日本U-23代表メンバーに選出され、シニア大会である第5回アジアカップ・バレーボール選手権に出場し[8]、シニア国際大会にデビューを果たした。

2017年5月にタイナコンラチャシマで開催された第2回アジアU-23女子バレーボール選手権に出場[9]。決勝まで駒を進めた全日本は、ホームのタイに0-2のビハインドから大逆転勝利を掴んだ[10]

2019年、シニア代表に初選出され、同年5月のモントルーバレーマスターズでデビューし、ネーションズリーグに出場した。

2021年7月1日、日立リヴァーレの一部選手の背番号変更が発表。長内の背番号が「13」から「3」に変更された[11]

2022年、AVCカップに出場し、チームは大会初優勝を果たした[12][13]

球歴 編集

  • U-23日本代表 - 2016年-

所属チーム 編集

受賞歴 編集

個人成績 編集

Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[14]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
2016/17 日立 21 21 100 33 33.3% % 3 0.14 41 1 % 10.5% 16 31.3% 37
2017/18 21 79 785 277 35.3% % 8 0.10 246 6 % 4.8% 658 39.9% 291
2018/19 % % % % %

脚注 編集

  1. ^ a b 「月刊バレーボール」2016年12月号臨時増刊 Vリーグ観戦ガイドブック 69ページ
  2. ^ a b 東金町ビーバーズ. “卒業生情報”. 2016年11月16日閲覧。
  3. ^ JOCジュニアオリンピックカップ 第26回全国都道府県対抗中学バレーボール大会 特別表彰選手<女子>”. 滋賀県バレーボール協会. 2017年3月15日閲覧。
  4. ^ 「月刊バレーボール」2015年9月号 139ページ
  5. ^ 文京学院大女・長内、けが押し奮闘も…「悔しい」/春高バレー”. sanspo.com. 2017年3月15日閲覧。
  6. ^ バレーボールマガジン. “日立 芳賀舞波、長内美和子の2選手が内定”. 2016年11月15日閲覧。
  7. ^ Vリーグ機構. “試合結果速報(B帳票)”. 2016年11月16日閲覧。
  8. ^ 全日本メンバー”. 日本バレーボール協会. 2017年3月15日閲覧。
  9. ^ 全日本メンバー”. 日本バレーボール協会. 2017年5月22日閲覧。
  10. ^ タイに逆転勝利で初のアジア選手権制覇! 第2回アジアU-23女子選手権大会”. 日本バレーボール協会. 2017年5月22日閲覧。
  11. ^ 背番号の変更について”. 日立リヴァーレ (2021年7月1日). 2021年7月5日閲覧。
  12. ^ 2022AVCカップ女子”. 日本バレーボール協会. 2022年9月6日閲覧。
  13. ^ “2022AVCカップ女子 日本が大会初優勝 MVPに柴田真果”. 月バレ.com (日本文化出版). (2022年8月30日). https://www.getsuvolley.com/220830_japan_women_avccup 2022年9月6日閲覧。 
  14. ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2018年8月21日閲覧。

外部リンク 編集