関口 博之(せきぐち ひろゆき、1957年生まれ)は、元NHK解説委員。現在はフリーの経済ジャーナリスト。

人物・経歴 編集

神奈川県横浜市磯子区出身。栄光学園中学校・高等学校卒。1979年一橋大学法学部卒業後、NHKに記者として入局。東京では報道局経済部記者として数多くの経験を積んだ後、2001年に解説委員に就任。後に解説主幹昇格。担当は経済政策・企業戦略等で、『経済羅針盤』の編集長兼キャスター、『経済最前線』編集長兼キャスターなどとして出演した[1][2]

2011年元日NHKスペシャル「ニッポンの生きる道」で司会を務めた後、同年6月からは2年間北九州放送局長を務めた。在任中は財団法人北九州市芸術文化振興財団理事、財団法人アジア女性交流・研究フォーラム理事、北九州市地域福祉振興協会委員、北九州市立いのちのたび博物館協議会委員[3]等も務めた。

2013年6月14日付の定期幹部人事で解説委員室に復帰し[4]、2014年6月から2017年6月まで解説副委員長を務めた。

2017年4月から2021年3月まで「おはよう日本・おはBiz」キャスターを務める。

この間、解説委員として、企業戦略、エネルギー問題、グリーン・イノベーション、コーポレート・ガバナンス、成長戦略、産業政策などを幅広く解説。

2022年1月にNHKを定年退局すると同時に経済ジャーナリストとして活動する。

同年4月からはNHK名古屋放送局「まるっと!・東海すごいぜ!」のキャスターとして出演。また、同年12月からはtvk(テレビ神奈川)の「神奈川経済TOP INTERVIEW」のキャスターも。その他、講演会などにも多数出演。

2022年6月より東京ガス株式会社社外取締役。

担当番組 編集

出典・脚注 編集

  1. ^ 「原油高騰 21世紀のエネルギー問題と日本の戦略」NHK
  2. ^ 「第68回 KPECエイブルサロン」
  3. ^ 財団法人北九州市芸術文化振興財団(PDF形式:217KB)北九州市、北九州市地域福祉振興協会役員名簿(第12期)  (平成24年4月1日現在)北九州市
  4. ^ 出典:西日本新聞2013年6月1日付経済面。なお同紙はWEBにおける経済関連の記事閲覧を有料化している。