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関門海峡花火大会(かんもんかいきょう はなびたいかい)は、山口県下関市福岡県北九州市門司区関門海峡の両岸で実施される花火大会。1988年より“アジアポートフェスティバル in KANMON”として関門地区の合同イベントとして行われている。

関門海峡花火大会
概要
正式名称 アジアポートフェスティバル in KANMON[1]
開催時期 毎年8月13日
初回開催 1985年
会場・場所 本文参照
打ち上げ数 15,000[2]
主催 本文参照
人出 約95万[2]人(2018年)
最寄駅 JR下関駅門司港駅
備考
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目次

概要編集

1985年に下関のまちづくり団体「下関21世紀協会」が、お盆を郷里で迎える人たちのために、下関側での単独イベントとして始めたのが第1回であり[3]、第4回となる1988年から「みなと・鉄道100年記念事業協賛花火大会」という位置づけで、門司側でも開催[4]。このときに「アジアポートフェスティバル in KANMON」の名称が与えられ、下関・門司の合同イベントとして開催、今日に至っている。山口、福岡の県境を越え、また日本で唯一、海峡を越えて同一名称で合同開催される花火大会としても知られている。

上記の経緯より、主催団体が下関・門司と別々であり、花火の打ち上げも下関側・門司側で別々に行われるが、花火の打ち上げタイミングはほぼそろえられるなど、一体的に運営されている。統一開会式は西暦年の奇数年は門司側で、偶数年は下関側で行われ、双方の関係者が集結する。

2013年は、JR門司港駅の全面改修工事に伴う混雑緩和策として、門司側での打ち上げが終了後も下関側で5分間程度花火を打ち上げ続けるほか、門司側の会場周辺で地元出身のシンガーソングライター・池端克章によるステージライブも開いて帰宅客の分散化を図ると共に、駅に向かうルートの一部をやや遠回りさせるなどして、混雑緩和を図った[5]。また、警備の人数も警察官は例年より3割多い約260人、警備員は2割増の約720人に増員させた[6]

主催編集

  • 下関側:下関まつり合同会議、海峡花火大会実行委員会(事務局:一般財団法人 下関21世紀協会)
  • 門司側:海峡花火大会実行委員会門司(事務局:特定非営利活動法人門司まちづくり21世紀の会)

会場編集

打上玉数編集

  • 約15,000発[2]
    関門双方で各約7,500発ずつだが、50分で15,000発を撃ちあげる為、“宗教行事”として行われる教祖祭PL花火芸術(大阪府、約20,000発)を別にすれば、西日本の花火大会としては最大級[2]、日本の花火大会としてもトップクラスの規模を誇る花火大会である。

見所編集

 
台船から打ち上げられる花火
  • 海峡上の台船の上から花火が打ち上げられる。海峡を望む場所であればほぼどこからでも見ることができ、下関側・門司側の花火を同時に楽しむことができる。
  • 当日は花火見物のための遊覧船の運航も行われる。下関側は、15玉(直径45cm)の大玉を打ち上げる。450m上空で直径450mに花開く。
  • 唐戸 - 門司港を結ぶ関門汽船の航路を利用して、渡し船のデッキから両側の花火を見ることができる。ただし桟橋にとどまることはできない。

大会テーマ編集

下関側では2006年以降、毎回大会テーマを設けている。

  • 2005年:火花散る。花火咲く。「紅白繚乱」 壇ノ浦。上空の合戦。
  • 2006年:海の恵み 空に咲く。~喝采の夏 豊饒の海 
  • 2007年:二十年の祝祭。~海と空からの祝福 
  • 2008年:世界へ挑む者たちへ。~より高く、より遠くへ。 
  • 2009年:波乱の海から 希望の空へ。
  • 2010年:夢が駆け抜けた海峡~継ぐ者たちよ、星空に舞え。
  • 2011年:火の鳥、復活の空へ飛べ。
  • 2012年:厳流島、四百年の宿命。
  • 2013年:新生の地。不変の天。
  • 2014年:いつか我らが頂へ。
  • 2015年:そして今を天上に刻め。
  • 2016年:星空の翼、君が信じる夜明けへ。
  • 2017年:永久の途上。~ふたつの街のひとつの海で。
  • 2018年:維新150年記念大会 明治元年、あの日の未来のその先へ。まだ見ぬ世界の原点へ。
  • 2019年:令和元年、決断のエッフェル。

脚注編集

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  1. ^ 海峡花火大会(下関21世紀協会)
  2. ^ a b c d “関門海峡花火西日本最大 1万5000発の光のショー”. 毎日新聞. (2018年8月14日). https://mainichi.jp/articles/20180814/k00/00m/040/108000c 2018年8月14日閲覧。 
  3. ^ 下関のあれこれ|関門海峡花火大会”. しものせき観光ホームページ. 下関市観光交流部観光政策課. 2013年8月17日閲覧。
  4. ^ 花火大会の歴史”. 関門海峡花火大会. 特定非営利活動法人 門司まちづくり21世紀の会. 2013年8月17日閲覧。
  5. ^ “海峡花火、帰宅客で駅混雑も”. YOMIURI ONLINE. (2013年8月10日). http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20130810-OYT8T01203.htm 2013年8月17日閲覧。 
  6. ^ “関門海峡彩る大輪 花火大会で1万3千発”. 朝日新聞デジタル. (2013年8月13日). http://www.asahi.com/national/update/0813/SEB201308130057.html 2013年8月17日閲覧。 
  7. ^ “「関門海峡花火大会」 に伴いE2A関門自動車道 めかりPA・壇之浦PAの流入規制を行う場合があります(平成30年8月13日)” (プレスリリース), 西日本高速道路, (2018年8月1日), https://corp.w-nexco.co.jp/newly/h30/0801/ 2018年8月14日閲覧。 

関連項目編集

外部リンク編集