防共協定記念国民大会(ぼうきょうきょうていきねんこくみんたいかい)は、1937年昭和12年)に成立した日独伊防共協定を記念するため、1938年(昭和13年)11月25日後楽園スタヂアムで開かれた大会である。大会を運営する防共協定記念会は国際反共連盟内に設置されていた[1]。また、国民精神総動員中央連盟東京市東京府が大会を後援した[1]

大会では、日独伊の国歌愛国行進曲が演奏・斉唱され、有馬良橘(防共協定記念国民大会総代)、近衛文麿内閣総理大臣)、有田八郎外務大臣)が祝辞を、ドイツ及びイタリアの特命全権大使が答辞を述べた[1]

出典 編集

  1. ^ a b c 「JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.A06050801800、枢密院文書・宮内省往復・稟議・雑書・昭和十三年(国立公文書館)」 防共協定記念会ヨリ案内状並「防共協定記念国民大会要綱」印刷物送付アリタルニ付正副議長、顧問官ヘ送付

関連項目 編集