阿武 清(あんの きよし、1886年5月12日 - 1935年4月6日)は、日本海軍軍人。最終階級は海軍中将

阿武清
生誕 1886年5月12日
日本の旗 日本山口県
死没 1935年4月6日
所属組織  大日本帝国海軍
軍歴 1905年 - 1935年
最終階級 海軍中将
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経歴 編集

山口県出身。阿武之介の息子として生れる。1905年11月、海軍兵学校33期)を席次3番で卒業し、1906年12月に海軍少尉任官。海軍水雷学校高等科を優等で卒業し、第14艇隊艇長、第1艦隊第2艦隊の各参謀などを経て、1916年11月、海軍大学校(甲種14期)を次席で卒業。

以後、第3水雷戦隊参謀、軍令部参謀、イギリス駐在、海大教官、海軍省人事局第1課局員、横須賀鎮守府付、給油艦「神威」特務艦長、「夕張」艦長、軍令部第1班第1課長、「陸奥」艦長などを経て、1930年12月、海軍少将に進級。人事局長、第2水雷戦隊司令官を歴任し、軍令部第1部長在任時に死去し海軍中将となった。

栄典 編集

位階
勲章等

脚注 編集

  1. ^ 『官報』第7084号「叙任及辞令」1907年2月13日。
  2. ^ 『官報』第3747号「叙任及辞令」1925年2月20日。
  3. ^ 『官報』第949号「叙任及辞令」1930年3月1日。
  4. ^ 『官報』第2477号「叙任及辞令」1935年4月9日。
  5. ^ 『官報』第2431号「授爵・叙任及辞令」1920年9月8日。

参考文献 編集

  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 海軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 福川秀樹『日本海軍将官辞典』芙蓉書房出版、2000年。