阿部 志郎(あべ しろう、1926年大正15年/昭和元年) - )は、日本の社会福祉事業者学校法人明治学院理事長、東京女子大学理事長、日本社会福祉学会長、日本キリスト教社会福祉学会会長等を歴任。キリスト教功労者

経歴編集

1926年(大正15年/昭和元年)、東京に生まれる。青山学院中等部明治学院専門学校を経て[1]、1949年(昭和24年)、東京商科大学(現一橋大学)卒業。同年、明治学院大学に奉職、のちに助教授。1950年(昭和25年)から1952年(昭和27年)まで、米国ユニオン神学校に留学。1957年(昭和33年)、社会福祉法人横須賀基督教社会館理事および館長に就任。のち、中央社会福祉審議会委員長職務代理、日本社会福祉学会会長、日本キリスト教社会福祉学会会長、神奈川県立保健福祉大学学長、神奈川県立保健福祉大学名誉学長を歴任。2017年(平成29年)青山学院大学名誉博士[1]

地域福祉の観点からの地域社会研究などで知られた[1]。「日本が韓国に犯した罪は2つある。一つは武力による侵略で、もう一つは同化政策で名前も文字も使えないよう強要したことだ」という信念から、在日朝鮮人の福祉事業に取り組んでおり、韓国から良心的日本人として認められている。[2]

主な著書編集

《伝記・自伝》

  • 大内和彦『福祉の伝道者 阿部志郎』大空社 2006年
  • 阿部志郎「わが人生」『神奈川新聞』2018年9月3日~11月30日に62回連載

以下に著書の一部を掲載する[3]

  • 『地域福祉の思想と実践』(海声社)
  • 『福祉の心』(海声社)
  • 『ボランタリズム』(海声社)
  • 『福祉実践への架橋』(海声社)
  • 『トインビーホールの100年』(全国社会福祉協議会出版部)
  • 『福祉の哲学』(誠信書房)ほか。

《映像》

  • 「地域福祉の原点」(放送大学 特別講義) 1996年頃

脚注編集

  1. ^ a b c 「阿部志郎氏、高俊明氏に名誉博士号 青山学院大学で授与式 2016年11月19日」キリスト新聞
  2. ^ 中央日報 2013年10月11日13時32分【寄稿】「故郷の家・東京」の設立を助けよう(2)[1]
  3. ^ 掲載した著書は、『福祉の哲学』、誠信書房、1997年にある「著者紹介」などによる。

関連項目編集