陳 家洛(ちん からく、簡体字: 陈 家洛拼音: Chén Jiāluò)は、金庸武俠小説書剣恩仇録』に登場する架空の人物。金庸作品初の主人公。

金庸小説の登場人物
陳家洛
姓名 陳家洛
小説書剣恩仇録
飛狐外伝
門派 紅花会
師父 「天池怪俠」袁士霄
家族 陳閣老(実父)
于萬亭(義父)
徐潮生(実母)
乾隆帝(兄)
福康安(甥)
武術
内功 袁士霄直伝内功
軽功 袁士霄直伝軽功
得意技 百花錯拳
庖丁解牛掌
少林拳
遊身八卦掌
五行連環拳
太極拳
査拳
綿掌
鷹爪功
武当長拳
大擒拿手
岳家散手
分筋錯骨手
金鋼伏魔刀法
醉拳
純陽掌
武器 珠索、剣盾、棋子、扇子
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生涯編集

反清秘密結社「紅花会」の2代目総舵主(リーダー)。平素は書生の姿をしているが、「天池怪俠」袁士霄の元で一流の武功を身につけている。御曹司らしく性格は穏やか。

ある日、打倒すべき漢民族の敵である乾隆帝が、実は漢民族の生まれ[1]で自分の実の兄だと知り愕然とする。その後二人は交流を重ね、お互いを認めるようになる。そして陳家洛は乾隆帝に、満州族を追い出して漢民族の王朝を復興させる(「滅満興漢」)よう説得を繰り返していく。二人はとりあえず兄弟の情を考え、「互いに殺さない」という誓いを立てる。

その過程で陳家洛はウイグル族の美女、ホチントンや香香公主(カスリー)に出会い、恋に落ちる。しかし兄弟、仲間、恋人、大義など相容れない思いの狭間で、陳家洛は苦悩することになる。

『書剣恩仇録』から数年後、陳家洛は『飛狐外伝』にも登場する。こちらでは、中原を去っていたが、故人の墓参りに再び中原を訪れたという設定。このとき、陳家洛の外見が福康安(乾隆帝の私生児、陳家洛の甥に該当)に似ていたため、飛狐外伝の主人公・胡斐から襲撃を受けている。ただ、誤解が解ければ胡斐とは和解し、胡斐に協力している。

演じた俳優編集

映画
テレビドラマ

脚注編集

  1. ^ 金庸の故郷である海寧を中心に伝わる「乾隆帝漢人説」を下敷きにしている