雨の日のアイリス』(あめのひのあいりす)は、松山剛による日本ライトノベル。イラストはヒラサトが担当している。電撃文庫アスキー・メディアワークス)より2011年5月に刊行された。第1回ラノベ好き書店員大賞にて3位を獲得している[3]。『このライトノベルがすごい!』作品部門では2012年版で9位を獲得している[4]

雨の日のアイリス
Iris on rainy days
ジャンル SF[1]ロボット[2]
小説
著者 松山剛
イラスト ヒラサト
出版社 アスキー・メディアワークス
レーベル 電撃文庫
発売日 2011年5月10日
巻数 全1巻
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル
ポータル 文学

ストーリー

アイリス・レイン・アンヴレラは、ロボット工学の第一人者ウェンディ・フォウ・アンヴレラが生み出した家政婦ロボット。アイリスはアンヴレラ博士の家で家政婦として働き、博士と一緒に幸せな日々を過ごしていた。

ところが、ある日突然アイリスに悲劇が訪れる。これまでの幸せな日々とは一転して、過酷な運命に身を置くことになった。そこでアイリスは、ある二人のロボットと出会う。理不尽な現実の中、アイリスたちロボットは「生きる」意味を見出していく。

登場人物

アイリス・レイン・アンヴレラ
アンヴレラ家の家政婦ロボット。
ウェンディ・フォウ・アンヴレラ
アイリスの主人。ロボット工学の第一人者,
リリス・サンライト
解体工事現場で働く労働用ロボット。
ボルコフ・ガロッシュ
解体工事現場で働く元軍事用ロボット。
ラルフ・シエル
ウェンディの助手。
ライトニング・オー・ミリバール
リリスの友達。

既刊一覧

  • 松山剛(著) / ヒラサト(イラスト) 『雨の日のアイリス』 アスキー・メディアワークス〈電撃文庫〉、2011年5月10日発売[5]ISBN 978-4-04-870530-1

脚注

  1. ^ 『SFが読みたい! 2012年版』早川書房、2012年2月、84頁。ISBN 978-4-15-209275-5 
  2. ^ 『このライトノベルがすごい!2012』宝島社、2011年12月3日、144頁。ISBN 978-4-7966-8716-4 
  3. ^ 「ラノベ好き書店員大賞」結果発表”. ラノベニュースオンライン (2012年4月10日). 2023年11月26日閲覧。
  4. ^ 『このライトノベルがすごい!2012』宝島社、2011年12月3日、34頁。ISBN 978-4-7966-8716-4 
  5. ^ 雨の日のアイリス”. KADOKAWA. 2023年11月25日閲覧。

外部リンク