電撃大王ジェネシス

日本の雑誌

電撃大王ジェネシス』(でんげきだいおうジェネシス)は、アスキー・メディアワークスが発行・角川グループパブリッシングが発売していた日本青年漫画雑誌。創刊当初は季刊 、のちに隔月刊。

電撃大王ジェネシス
DENGEKI DAIOH GENESIS
ジャンル 少年・青年向けコミック誌
刊行頻度 季刊隔月刊(奇数月発売)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 500円
出版社 発行:アスキー・メディアワークス
発売:角川グループパブリッシング
刊行期間 2010年1月19日(2010 WINTER) - 2012年11月19日(2012 Vol.6)
発行部数 5万[1]部(調査時期不詳)
レーベル 電撃コミックス
姉妹誌 月刊コミック電撃大王
ウェブサイト http://genesis.dengeki.com/
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概要 編集

2010年1月19日に「電撃大王GENESIS」のタイトルで季刊誌として刊行開始。創刊に先駆け、2009年12月にコミックマーケット77及び一部店舗にてプレビュー小冊子「電撃大王GENESIS Vol.0」を販売し、「電撃大王GENESIS Vol.0.5」が月刊コミック電撃大王2010年2月号(2009年12月発売)の別冊付録となった[2]1月24日には本誌の発売を記念してベルサール秋葉原において『電撃ジェネオン祭りGENESIS』が開催された[3]

キャッチコピーは、「電撃大王が本気で0から創る純度100%オリジナルコミック誌」、後のリニューアル後は「電撃発☆オリジナルコンテンツ満載のコミック誌」。そのコピーの通り、オリジナル漫画が中心の掲載で所謂メディアミックス系の漫画は殆ど掲載されていない[4]。創刊号は一部の作品を除いて2月28日までウェブ上で無料公開され、2号目以降も毎回次号発売日の直前頃から次々号が出る直前頃にかけて無料で公開されていた。

創刊1年後の2011 Vol.1(1月発売、通算5号目)からはリニューアルされ、表紙のデザインを一新しタイトル表記を「電撃大王ジェネシス」に変更した。さらに半年後の2011 Vol.3(7月発売、通算7号目)からは刊行ペースを奇数月の隔月刊に変更した。しかし、2012 Vol.6(11月発売、通算15号目)を以て休刊[5]。一部作品は月刊コミック電撃大王もしくは電撃大王WEBコミックへの移籍となった。

なお、雑誌名に「電撃大王」の名を持っているが『月刊コミック電撃大王』増刊扱いとなったのは10号目の2012 Vol.1からである。1号目から2号目までは『電撃「マ)王』増刊扱い、3号目から9号目までは『シルフ』増刊扱いとなっていた。

他誌へ移籍する連載作品 編集

月刊コミック電撃大王へ移籍 編集

電撃大王WEBコミックへ移籍 編集

コミック電撃だいおうじへ移籍 編集

連載終了作品 編集

休刊号で終了した作品 編集

2012 Vol.5以前に終了した作品 編集

歴代表紙イラスト 編集

Vol.0 - 森山大輔「妄想奇行 Adolescence Avatar」
Vol.0.5 - 椎名優「Monochrome Myst」
  1. 2010 WINTER - あずまきよひこ
  2. 2010 SPRING - 絶叫「焔の燈介」
  3. 2010 SUMMER - 平野耕太「美少年で名探偵でドエス」
  4. 2010 AUTUMN - 岸田メル
  5. 2011 Vol.1 - 森山大輔「妄想奇行 Adolescence Avatar」
  6. 2011 Vol.2 - 竹葉久美子「やさしいセカイのつくりかた」
  7. 2011 Vol.3 - カスカベアキラ「エバーグリーン」
  8. 2011 Vol.4 - こがわみさき「はしっぽ花星」
  9. 2011 Vol.5 - 竹葉久美子「やさしいセカイのつくりかた」
  10. 2012 Vol.1 - カスカベアキラ「エバーグリーン」
  11. 2012 Vol.2 - いわさきまさかず「あしたの今日子さん」
  12. 2012 Vol.3 - カスカベアキラ「エバーグリーン」
  13. 2012 Vol.4 - 藤枝雅「天色くろすおーばー」
  14. 2012 Vol.5 - 竹葉久美子「やさしいセカイのつくりかた」
  15. 2012 Vol.6 - こがわみさき「はしっぽ花星」

脚注・出典 編集

  1. ^ 広告のご案内 電撃大王ジェネシス”. アスキー・メディアワークス. 2013年4月24日閲覧。
  2. ^ 創刊間近。電撃大王GENESISの豪華プレビュー小冊子発売”. コミックナタリー (2009年12月27日). 2013年4月26日閲覧。
  3. ^ 電撃ジェネオン祭りGENESIS”. ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2013年4月16日閲覧。
  4. ^ ただし、2010 SPRINGに掲載された読切作品「そらはな〜幸福へのプレリュード〜」(原作:雨宮黄英 作画:華師)はオンライン小説のコミカライズにあたり、小規模ながらメディアミックスと言える。
  5. ^ 電撃大王ジェネシス休刊、一部作品は電撃大王などへ移籍”. コミックナタリー (2013年11月19日). 2013年11月20日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集