青木秀仁

日本のゲームミュージックの作曲家(1970−2002)

青木 秀仁(あおき ひでひと)

  1. 1970年 - 2002年ゲームミュージック作曲家。以下で詳述。
  2. 1976年3月8日 - )プログラマ。Shamrock Records株式会社代表取締役。自動翻訳アプリ「UDトーク」の開発者。

青木秀仁(あおき ひでひと、1970年 - 2002年)はゲームミュージックの作曲家。千葉県出身。

代表作は『魔神転生』、『魔神転生II SPIRAL NEMESIS』、『女神異聞録ペルソナ』など。

来歴 編集

グラフィックデザイナーを経て作曲家に転向。株式会社アトラスに入社し、増子司らと共にサウンドチーフとして女神転生シリーズの音楽を支えた。スーパーファミコン版『真・女神転生II』のサウンドトラックに収録するアレンジバージョンを録音するために、増子と共にイギリスアビー・ロード・スタジオへ赴いた事もある(※この時の様子が同作サウンドトラックのブックレットに、増子司の日記という形で写真付きで収録されている)。

『女神異聞録ペルソナ』では、悪魔(敵)の声や「サトミタダシ薬局店のうた」を唄うなど多彩な才能ぶりを発揮した。また、1999年1月31日六本木ヴェルファーレ2007年現在閉店)で行なわれたアトラス主催の新作ゲーム(ペルソナ2 罪)発表会「闇のサバト」においては「サトミタダシ薬局店のうた」を観客の前で熱唱する姿も見受けられた。

2001年にアトラスを退社。ソニー・コンピュータエンタテインメントに籍を移したが、2002に山道をドライブ中、路面凍結のためスリップ事故を起こし、その際にガードレールが車中の当人を直撃、帰らぬ人となった。享年32[1]

主な作品 編集

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 音職人のつぶやき Vol.38,アトラス公式ポータルサイトにてサウンド担当・土屋憲一が故人について言及