青海 亮太(あおみ りょうた)は、日本のゲームプロデューサー、ゲームクリエイター。メタバースプラットフォーム「cluster」所属。元スクウェア・エニックス所属で『ドラゴンクエストシリーズ』のプロデューサーとマーチャンダイジング担当を務めていた。

あおみ りょうた
青海 亮太
生誕 1月8日
東京都
国籍 日本の旗 日本
別名 アオミン、あおみん
職業 ゲームプロデューサーゲームクリエイター
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略歴 編集

玩具メーカーでの玩具やフィギュア・食玩などの企画開発を経て、ドラゴンクエストシリーズのメインプログラマー山名学が立ち上げたジニアス・ソノリティに移籍。ポケモンコロシアム、ポケモンXD、ポケモントローゼなどのポケットモンスターシリーズや、任天堂ゲームタイトルの開発に携わる。

ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔を開発したことが縁でスクウェア・エニックスに移籍し、ドラゴンクエストのプロデューサーに参画。

ゲームプロデュース以外にも玩具メーカーでの経験を活かして、ドラゴンクエストグッズや数々の企業コラボレーション・イベント企画といった、ドラゴンクエストのIPプロデュース・二次展開に携わった。

ドラゴンクエストとgraniph(グラニフ)のアパレルコラボ「DQ+g(ディーキュープラスジー)」や、ドラゴンクエスト初の本格文房具ブランド「ドラゴンクエスト文具屋」でも、立ち上げから企画デザインのディレクションを担当した。[1][2]

2020年東京オリンピック公式マスコットキャラクター審査員に選出され、東京五輪マスコット審査を行った。[3]

2023年2月10日、自身のTwitter、Instagramアカウントにて、スクウェア・エニックスを退職したことを発表し、ファン、関係者への感謝を記載したメッセージが公開された。また、「現在は、次の会社にて『新たな冒険』がはじまりました。近況や今後の活動は追ってお伝えしたいと思いますので、もうちょっとだけお待ちください。」とコメントしていた。[4]

週刊ファミ通(2023年9月25日号 No.1815)とファミ通.comのインタビュー記事にて、メタバースプラットフォーム「cluster」に参画したことが発表された。[5]

主な参加作品 編集

2003年 - 任天堂、株式会社ポケモン 『ポケモンコロシアム』ゲームデザイン
2005年 - 任天堂、株式会社ポケモン『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』ゲームデザイン
2005年 - 任天堂、株式会社ポケモン『ポケモントローゼ』ゲームデザイン
2006年 - 任天堂、株式会社ポケモン『ポケモンバトルレボリューション』ゲームデザイン
2007年 - スクウェア・エニックス『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』ゲームデザイン
2007年 - 任天堂『DS文学全集』ゲームコンセプト
2009年 - 任天堂『ちょっとDS文学全集 世界の文学20
2010年 - 任天堂『大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクション
2010年 - スクウェア・エニックス『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』シリーズ アシスタントプロデューサー
2010年 - スクウェア・エニックス『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー』アシスタントプロデューサー
2011年 - スクウェア・エニックス『ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III』プロデューサー
2015年 - スクウェア・エニックス『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』プロデューサー
2016年 - スクウェア・エニックス『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』プロデューサー
2017年 - スクウェア・エニックス『ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch』プロデューサー
2021年 - スクウェア・エニックス『ドラクエベビー&キッズ~スライムとあそぼう~』ディレクター

出演番組 編集

スクウェア・エニックスのグッズ紹介番組「本日開店!スクエニ商店」 MCレギュラー出演[6]

エピソード 編集

インタビュー記事によると、小学生のときに、「ドラゴンクエストみたいなゲームを作る人になりたい」という将来の夢を書いていたという。

また、中学校の進路授業では、中学1年生のときに「ゲームデザイナーになりたい」と書き、おこづかいで早くもゲーム業界就職本を買ったという。[7][8]

外部リンク 編集

インタビュー記事 編集

関連項目 編集

脚注 編集