メインメニューを開く

静岡市役所(しずおかしやくしょ)は、地方公共団体である静岡市の執行機関としての事務を行う施設(役所)である。

2005年(平成17年)4月1日政令指定都市移行に伴い、市役所静岡庁舎(新館)の一部に葵区役所が設置された。

目次

静岡庁舎・葵区役所編集

新館(静岡市役所・葵区役所)編集

静岡市役所静岡庁舎新館
 
情報
用途
  1. 静岡市役所
  2. 葵区役所
建築主 静岡市
事業主体 静岡市
管理運営 静岡市
階数 地上17階地下1階
所在地

静岡県静岡市葵区追手町5番1号

 
 
静岡新館
静岡新館 (静岡県)
北緯34度58分31秒 東経138度22分52秒 / 北緯34.9754009度 東経138.3810792度 / 34.9754009; 138.3810792 (静岡市役所静岡庁舎新館)
テンプレートを表示
新館(静岡市役所・葵区役所)
静岡市役所
17F 市民生活部(国際課)、文化スポーツ部(生涯学習推進課)、商工部(経済事務所)、消防部(査察課)、170会議室、展望喫茶
16F 財政部(債権管理対策課)、文化スポーツ部(文化振興課、文化財課)、監査委員事務局、選挙管理委員会事務局、農業委員会事務局
15F 生活文化局(調整室)、市民生活部(市民生活課、区政課)、文化スポーツ部(スポーツ振興課・ホームタウン推進室)、福祉部(障害者福祉課、高齢者福祉課)
14F 保健福祉子ども局(調整室)、福祉部(福祉総務課、介護保険課)、保健衛生部(保健衛生総務課、健康づくり推進課)
13F 市民生活部(男女共同参画課)、子ども青少年部(子育て支援課、保育課、青少年育成課、子ども青少年相談センター)、人事委員会(任用課、審査給与課)
12F 経営企画部(経営企画課、分権・広域政策課)、税務部(税制課、市民税課)、福祉部(保険年金管理課)
11F 経営管理局(調整室)、行政管理部(情報管理課)、サークル室
10F 経営企画部(行政管理課文書収受・発送、情報管理課統計分析担当)、財政局(調整室)、財政部(財政課、契約課)、税務部(固定資産税課)、入札室、印刷室
9F 経営管理局(調整室)、経営企画部(広報課広聴担当)、行政管理部(行政管理課、人事課、政策法務課、職員厚生課)、特別会議室
8F 市長室、副市長室、市長公室、経営企画部(広報課広報・報道担当)、行政管理部(秘書課)、市政記者室
7F 都市局(調整室)、都市計画部(都市計画課、交通政策課、開発指導課、市街地整備課・静岡駅周辺整備室、街路課)
6F 都市計画部(緑地政策課、公園整備課)、建設局(調整室)、土木部(建設政策課、土木管理課、河川課・巴川総合治水対策室)
5F 建築部(建築総務課、建築指導課、住宅政策課、公共建築課、設備課)、共有会議室、静岡市振興公社
4F 道路部(道路計画課、道路保全課、高規格道路推進課、道路整備第1課、道路整備第2課)、建設局災害対策本部室
3F 税務部(納税課)、土木部(技術政策課)、防災部(防災対策課)、本館連絡通路、食堂、災害対策本部室、保健室
2F 水道部(営業課・静岡料金監理室、給水装置課)、下水道部(下水道維持課・静岡下水道維持監理室)、上下水道局会議室
1F 会計室(静岡会計課)、総合案内、ラウンジ、警備員室、指定金融機関派出所
B1F 来庁者駐車場、売店(デイリーヤマザキ
B2F 公用車駐車場、B2会議室
葵区役所
2F 総務・防災課、税務課、軽自・証明センター、葵福祉事務所(生活支援課、保育児童課、高齢介護課)、葵区会議室
1F まちづくり振興課、戸籍住民課、保険年金課、葵区会議室(災害対策室)

本館編集

静岡市役所静岡庁舎本館
 
情報
用途 静岡市役所
主構造物 鉄筋コンクリート造
設計者 中村與資平
施工 勝呂組
建築主 静岡市
事業主体 静岡市
管理運営 静岡市
構造形式 鉄筋コンクリート造4階建ドーム付
建築面積 1,995 m²
階数 地上4階/塔屋2層/ドーム
高さ 42.2m
竣工 1932年[1]
所在地

420-085
静岡県静岡市葵区追手町5番1号

 
 
静岡本館
静岡本館 (静岡県)
北緯34度58分31秒 東経138度22分52秒 / 北緯34.9754009度 東経138.3810792度 / 34.9754009; 138.3810792 (静岡市役所静岡庁舎本館)
特記事項

国の登録有形文化財(1996年12月20日 指定)[2]

静岡市景観重要建造物第4号(2011年9月30日)[3]
テンプレートを表示

歴史編集

市制施行直後編集

1888年(明治21年)10月、市制準備委員会が成立[4]。市制準備委員会により、同年10月6日に「静岡物産陳列拝借願」を関口隆吉県知事に提出し、市役所に位置を県物産陳列所だった空き家に定める[5][6]。1889年(明治22年)に執務開始[7]。1891年(明治24年)に二階建を建設[7]。翌1892年(明治25年)に人宿町で発生した火事により、静岡市役所も類焼する[8]。1894年(明治27年)、木造二階建の市庁舎が再建される[7]

あおい塔建設編集
 
昭和初期頃の静岡御用邸「天皇出御」[9]
 
昭和初期頃の「静岡御用邸」[9]

木造庁舎が手狭になったため、1932年(昭和9年)旧静岡御用邸敷地内に新庁舎建設が決まる。建設は競って決める予定だったが、設計は中村與資平に決められた。しかし中村の計画はスペイン風の近代様式にするなど、元々の条件と違っていた。そのため工費も増額されたが、これが東海の主要都市の市役所として相応しいとされたため施工に移った。施行は勝呂組(かつろぐみ)が担当して進められ、1934年(昭和9)に完成した[10]

1932年(昭和9年)に静岡市役所として開庁。2005年(平成17年)の3月末に、市役所静岡庁舎(新館)に機能が移転され、現在は、市議会議場や市民ギャラリーとして利用されている[11][12]

昭和・平成の大修理の状況編集

以下のとおりである[13]

  • 1973年(昭和48年)3月 静岡市中央業務地区再開発基本構想
  • 1979年(昭和54年)9月 静岡市新庁舎建設基本構想
  • 1980年(昭和55年)2月 静岡市庁舎建物の耐震診断所見
  • 1986年(昭和61年)10月 市庁舎本館改修設計調査開所
  • 1986年(昭和61年)12月 同実施設計開始
  • 1987年(昭和62年)2月 同実施設計完了
  • 1988年(昭和63年)6月 同工事開始
  • 1989年(平成元年)8月 同工事完了
  • 1989年(平成元年)10月 静岡百周年記念展

建築様式編集

  • 所在地:静岡市葵区追手町
  • 設計:中村與資平
  • 施工:勝呂組
  • 構造:鉄筋コンクリート造、4階建
  • テラコッタ制作:伊奈製陶
  • 竣工年:1934年(昭和9年)

静岡市役所本館のドームは通称「あおい塔」とも呼ばれる。設計を行った中村與資平が「市の王冠としての意味」を担うものとして提案した。塔頂までの高さは42.4メートルで、ドームは緑ベースにモザイクタイルが貼られ、星型等のモザイクが施されている[14]

議場のステンドグラスは、静岡市出身のステンドグラス工芸家である小川三知の甥・小川三樹が図案を制作した[15]。施工は村上開明堂が行い、三樹の弟・木村信三も関わっていた[15]

国の登録有形文化財(建造物)の経緯編集

  • 1996年(平成8年)11月15日、静岡市役所本館は、文化財保護審議会から国に文化財として答申され、適合第一号として選ばれた。デザイン性として、造形の模範となっており、登録基準の中で評価された[16][17][18]。同年12月20日に、国の登録有形文化財(建築物)として登録された[19]
静岡市役所静岡庁舎本館
静岡市役所
4F 環境創造部(清流の都創造課、環境保全課)、廃棄物対策部(廃棄物政策課、産業廃棄物対策課、収集業務課)、静岡市清掃公社、傍聴席
3F 新館連絡通路、議場、第1会議室、第1・2・3委員会室、第1・2応接室、議会特別会議室
2F 議長室、副議長室、議長応接室、議員控室、議会事務局(議会総務課、議事課、調査法制課)、第2会議室、議員特別応接室、第3応接室、議会図書館
1F 財政部(管財課)、環境創造部(環境総務課)、市民ギャラリー、警備員室

交通編集

清水庁舎・清水区役所編集

庁舎(静岡市役所・清水区役所)編集

静岡市役所清水庁舎
 
情報
用途
  1. 静岡市役所
  2. 清水区役所
建築主 静岡市
事業主体 静岡市
管理運営 静岡市
所在地

静岡市清水区旭町6番8号

 
 
清水庁舎
清水庁舎 (静岡県)
北緯35度00分57秒 東経138度29分22秒 / 北緯35.015891度 東経138.489533度 / 35.015891; 138.489533 (静岡市役所清水庁舎)
テンプレートを表示
静岡市役所・清水区役所
静岡市役所
9F 農林水産部(農林総務課、農業振興課、農地整備課、治山林道課、水産漁港課)、教育部(学事課、教職員課教師塾担当)、会議室91
8F 教育委員会(教育長室、調整室)、教育部(教育総務課、教職員課、教育施設課、学校教育課、学校給食課)
7F 下水道部(下水道総務課、下水道計画課、下水道建設課、下水道維持課、下水道施設課)、会議室71・72
6F 水道部(水道総務課、営業課、給水装置課、水道管路課、水道施設課)、下水道部(下水道維持課排水設備担当)、会議室61
5F 経済局(調整室)、商工部(産業政策課、商業労政課、観光・シティプロモーション課、清水港振興課)、職業相談所、会議室51・52
4F 都市計画部(都市計画事務所)、土木部(土木事務所)、道路部(道路整備第3課)、市政記者クラブ(清水分室)、会議室41・42・43
3F 清水ふれあいホール(市議会議場跡)、会議室第1・第2(清水歴史資料コーナー)・301~314
2F 保健衛生部(保健所清水支所)、都市計画部(清水駅周辺整備課)、建築部(住宅政策課清水分室、市振興公社市営住宅受付)、国際交流協会、会議室21・22・23
1F 市民生活部(消費生活センター(清水相談窓口))、会計室(清水会計課)、警備員室
B1F 食堂、売店
清水区役所
4F 総務・防災課(市政情報コーナー)、区選挙管理委員会
3F まちづくり振興課
2F 税務課、軽自・証明センター
1F 戸籍住民課、保険年金課、市民相談室、清水福祉事務所(生活支援課、保育児童課、高齢介護課)

交通編集

駿河区役所編集

庁舎編集

駿河区役所
 
情報
用途 駿河区役所
建築主 静岡市
事業主体 静岡市
管理運営 静岡市
階数 地上4階
所在地

静岡市駿河区南八幡町10番40号

 
 
駿河区役所
駿河区役所 (静岡県)
北緯34度57分39秒 東経138度24分07秒 / 北緯34.960728度 東経138.4018999度 / 34.960728; 138.4018999 (静岡市役所清水庁舎)
テンプレートを表示
静岡市役所・駿河区役所庁舎
静岡市役所 駿河区役所
4F 文書庫、機械室
3F 営業課(駿河サービス担当) 総務・防災課、市政情報コーナー、まちづくり振興課、区選挙管理委員会事務局
2F 駿河福祉事務所(生活支援課、保育児童課、高齢介護課) 税務課、軽自・証明センター
1F 総合案内、警備員室 戸籍住民課、保険年金課、区会計課

交通編集

  • しずてつジャストラインバス みなみ線(内回り)「駿河区役所・静岡新聞社前」下車

脚注編集

  1. ^ 建設時の住所表示は、静岡市追手町16番地の1
  2. ^ 文化庁. “静岡市役所本館 文化遺産オンライン”. 2018年3月19日閲覧。
  3. ^ 静岡市都市局建築部建築総務課都市景観推進係 (2015年3月26日). “景観重要建造物 第4号 静岡市役所本館:静岡市”. 2018年3月19日閲覧。
  4. ^ 静岡市 1969, p. 59.
  5. ^ 静岡市 1969, p. 60.
  6. ^ 「アイ・ラブ・シズオカ(広報しずおか)」No.740、昭和61年7月1日、p.3
  7. ^ a b c 山内 1986, p. 30.
  8. ^ 山内 1986, p. 62.
  9. ^ a b 『写真集 明治大正昭和 静岡』ふるさとの想い出 13、小川龍彦著、図書刊行会、昭和53年、国立国会図書館蔵書、2019年3月22日閲覧
  10. ^ 静岡県文化・観光部文化政策課 2011, p. 32.
  11. ^ 静岡庁舎新館・本館・葵区役所 各階のご案内”. 静岡市ホームページ. 静岡市 (2018年4月1日). 2018年5月27日閲覧。
  12. ^ 静岡市民ギャラリー”. 公益財団法人 静岡市文化振興財団ウェブサイト. 公益財団法人 静岡市文化振興財団. 2018年5月27日閲覧。
  13. ^ 中村興資平展実行委員会 1989, p. 15.
  14. ^ 静岡県文化・観光部文化政策課 2011, p. 33.
  15. ^ a b 田辺千代 2005, p. 77.
  16. ^ 広報静岡No.991 平成8年(1996年)12月15日号 P3
  17. ^ 静岡新聞 1996/11/16 朝刊 1P
  18. ^ 日本経済新聞 1996/11/16 朝刊 38P
  19. ^ 静岡市指定文化財一覧 静岡市指定文化財一覧

参考文献編集

  • 『静岡市史 近代通史編』静岡市、静岡市、1969年。
  • 山内, 政三『静岡市の百年 明治』静岡市百周年記念出版会、1986年。
  • 『写真集 静岡市いまむかし』山内政三/監修、静岡郷土出版社、1988年。
  • 『静岡市の100年写真集』小川龍彦・稲森道三郎/監修、静岡新聞社、1988年。
  • 櫻井, 廣『駿府の歴史』静岡市観光協会、1989年。
  • 『ドームをぬける蒼い風』中村興資平展実行委員会、中村興資平展実行委員会、1989年。
  • 田辺千代「静岡人物誌 天窓に虹をかけた芸術家 小川三知」『季刊 静岡の文化』第81巻、静岡県文化財団、2005年。
  • 『静岡県のすごい産業遺産:静岡県の近代化をささえてきた歴史ある文化資源を巡る!』2、静岡県文化・観光部文化政策課、静岡県文化・観光部文化政策課、2011年。
  • 『日本のテラコッタ建築:昭和・震災復興期の装飾』INAXライブミュージアム企画、LIXIL出版、2012年。

関連事項編集

外部リンク編集