韓 悳洙(ハン・ドクス、韓国語: 한덕수1949年6月18日 - )は、韓国政治家。同国国務総理(第38代・第48代)。

韓 悳洙
한덕수
(2022年)
生年月日 (1949-06-18) 1949年6月18日(75歳)
出生地 大韓民国の旗 大韓民国 全羅北道全州市
出身校 ソウル大学校
ハーバード大学大学院
現職 政治家
サイン

内閣 第2次韓悳洙内閣
在任期間 2022年5月21日 -
大統領 尹錫悦

大韓民国の旗 大韓民国
第38代 国務総理
内閣 第1次韓悳洙内閣
在任期間 2007年3月9日 - 2008年2月24日
大統領 盧武鉉

在任期間 2005年3月 - 2006年7月

大韓民国の旗 大韓民国国務総理権限代行
内閣 韓悳洙暫定内閣
在任期間 2006年3月16日 - 2006年4月19日
大統領 盧武鉉

大韓民国の旗 在アメリカ合衆国大韓民国大使
在任期間 2009年2月16日 - 2012年2月16日
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韓悳洙
各種表記
ハングル 한덕수
漢字 韓悳洙
発音: ハン・ドクス
日本語読み: かん とくしゅ
ローマ字 Han Duck-soo
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来歴

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全羅北道出身。本貫清州韓氏[1]ソウル大学校経済学科卒。ハーバード大学大学院卒。1996年特許庁長官を務めた事を皮切りに、2001年経済協力開発機構(OECD)大使を務め、2005年に副首相や財政経済部長官を兼任。2006年3月15日李海瓚国務総理(首相)が辞職し、同年4月19日まで代行を務めた。そして2007年3月9日から盧武鉉大統領が退任する2008年2月24日まで第38代国務総理を務めた。2006年には米韓自由貿易協定(KORUS FTA)の締結支援委員会委員長兼韓米FTA特別補佐官を務めた。2009年2月に駐米韓国大使に就任した。2012年2月、駐米韓国大使を辞任し、韓国貿易協会会長に就任した。

2022年4月3日、尹錫悦次期大統領は韓悳洙を次期国務総理に指名した[2]。2022年5月20日の国会の認証を受け、尹大統領は2022年5月21日に韓を国務総理に任命した[3]。国会が少数与党の状態の中、ソウル梨泰院雑踏事故世界スカウトジャンボリーでの混乱、福島第一原子力発電所事故に伴うALPS処理水海洋放出、水害中の海兵隊兵士殉職事件などを理由として2023年9月18日に野党が国務総理からの解任を求めて国会に建議案を提出し、9月21日の採決では賛成175、反対116、棄権4票となり可決された。国務総理解任建議が可決されたのは憲政史上初のことであったが、拘束力はなく職務は続行[4]。2024年4月10日に執行された第22代総選挙で与党は大敗し、翌11日に国務総理からの辞任を表明した[5]。しかし尹大統領が野党も同意するような首相候補の選定に慎重になったこともあり、一向に後任が指名されず首相の座に留まり、5月21日には在任2年を迎え、通算の首相在任期間が民主化後で最長となるに至った[6]

更迭

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2002年金大中大統領の経済首席秘書官を務めているときに、中国ニンニクの緊急輸入制限の発動を撤廃するという合意を隠していたために一度更迭された。

家族

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子女がいない。歴代の国務総理の中でも唯一子供がいない人物である[1]

脚注

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公職
先代
権五奎(権限代行)
秋慶鎬(権限代行)
  大韓民国国務総理
第38代:2007年 - 2008年
第48代:2022年 -
次代
韓昇洙
現職
先代
李海瓚
  大韓民国国務総理
(代理)2006年
次代
韓明淑
先代
李憲宰朝鮮語版
  大韓民国財政経済部長官
第51代:2005年 - 2006年
次代
権五奎
外交職
先代
楊秀吉
 経済協力開発機構大韓民国代表部大使
第3代:2001年
次代
李景台
先代
李泰植
 アメリカ合衆国大韓民国大使
第22代:2009年 - 2012年
次代
崔英鎮