顕徳町
大分市の町
顕徳町(けんとくまち)は、大分県大分市中心部にある地区の地名である。現行行政地名は顕徳町一丁目から顕徳町三丁目。住居表示実施済区域[4]。
顕徳町 | |
---|---|
デウス堂跡 | |
北緯33度13分51.44秒 東経131度36分55.8秒 / 北緯33.2309556度 東経131.615500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大分県 |
市町村 | 大分市 |
地区 | 本庁地区 |
町名制定 | 1964年(昭和39年)4月1日 |
人口 | |
• 合計 | 1,460人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
870-0025[2] |
市外局番 | 097(大分MA)[3] |
ナンバープレート | 大分 |
地理
編集北及び東を国道10号、南を九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線及び豊肥本線、西を大手通りに囲まれた地区で、北で金池町、錦町に、東で錦町に、南で六坊北町に、西で金池町に隣接している。地区内は、西から東に1-3丁目に分かれる。
歴史
編集大友宗麟が1553年(天文22年)に建立したキリスト教の教会堂がこの地にあったとされる。この教会堂はデウス堂または天徳寺(後に転訛して顕徳寺)と呼ばれたことから、この地区は顕徳寺町と呼ばれるようになり、1964年(昭和39年)4月1日の住居表示実施によって顕徳町となった[5]。
近年、町域の東部で中世の大友氏の館跡が発掘され、大友氏遺跡として史跡に指定されている。大分市では、2019年度までに庭園を、また、2029年度を目途に館の中核施設(主殿)を復元し、歴史公園として整備する方針である[6]。
世帯数と人口
編集2022年(令和4年)3月31日現在(大分市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
顕徳町一丁目 | 378世帯 | 665人 |
顕徳町二丁目 | 261世帯 | 364人 |
顕徳町三丁目 | 203世帯 | 431人 |
計 | 842世帯 | 1,460人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 1,753人 | [7] | |
2000年(平成12年) | 1,667人 | [8] | |
2005年(平成17年) | 1,605人 | [9] | |
2010年(平成22年) | 1,380人 | [10] | |
2015年(平成27年) | 1,157人 | [11] | |
2020年(令和2年) | 1,581人 | [12] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 783世帯 | [7] | |
2000年(平成12年) | 763世帯 | [8] | |
2005年(平成17年) | 809世帯 | [9] | |
2010年(平成22年) | 755世帯 | [10] | |
2015年(平成27年) | 685世帯 | [11] | |
2020年(令和2年) | 916世帯 | [12] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年4月時点)[13]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
顕徳町一丁目 | 全域 | 大分市立金池小学校 | 大分市立上野ヶ丘中学校 |
顕徳町二丁目 | 全域 | ||
顕徳町三丁目 | 1・2番 4・5番 | ||
3番 | 大分市立長浜小学校 |
事業所
編集2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
顕徳町一丁目 | 20事業所 | 93人 |
顕徳町二丁目 | 20事業所 | 148人 |
顕徳町三丁目 | 27事業所 | 199人 |
計 | 67事業所 | 440人 |
交通
編集道路
編集施設
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “「町丁別年齢別人口・世帯数(5歳刻み)」※住民基本台帳人口” (XLS). 大分市 (2022年4月7日). 2022年5月3日閲覧。 “(ファイル元のページ)”
- ^ a b “顕徳町の郵便番号”. 日本郵便. 2022年4月30日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “住居表示実施地区一覧表”. 大分市 (2022年1月11日). 2022年5月3日閲覧。
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 44 大分県』角川書店、1980年1月、p.894
- ^ 大友氏遺跡PR強化 観光面の魅力高める 大分市教委 大分合同新聞、2017年8月22日
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “大分市立学校通学区域一覧”. 大分市 (2020年8月31日). 2022年5月3日閲覧。 “(ファイル元のページ)”
- ^ “平成28年経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ デウス堂址 - おおいた観光スポット検索|ツーリズム大分
- ^ “郵便番号簿 2021年度版” (PDF). 日本郵便. 2022年2月28日閲覧。