飯綱高原スキー場

長野県長野市にあるスキー場

飯綱高原スキー場(いいづなこうげん-じょう)は、長野県長野市にあったスキー場1998年長野オリンピックの際には、エアリアルモーグルの競技会場となった。経営難のため2020年2月16日に営業を終了した。

飯綱高原スキー場
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所在地 長野県長野市大字富田1-1
標高 1,480 m - 1,080 m
標高差 400 m
最長滑走距離 1,500 m
最大傾斜 34
コース数 9本
索道数 6本
テレインパーク キッカー、レール
ボックス、テーブル
公式サイト www.iizuna-kougen.com/
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概要編集

北信五岳のひとつでもある飯縄山の南斜面に開かれており、長野市街地からも近く、初心者から上級者まで楽しめるバラエティに富んだコースを持つスキー場である。

昭和40年(1965年)営業開始、開始以来所有、営業共に長野市が行う市営スキー場である。

1980年代の全盛期は毎年20万人前後の利用客を誇ったが、地球温暖化により降雪が減少気味でありまた南斜面にあるため高気温による融雪が進みやすくいいづなリゾートスキー場戸隠スキー場に比べ営業日数が著しく減少するシーズンが多い(逆に南斜面のため晴れた日は目の前に広がる長野市内の遠景が楽しめる)。

2019年、赤字経営が続く中で民間の事業者に譲渡することを決め、公募を開始するも応募者がなく、2020年をもって営業を終了することとなった[1]

コース編集

  • クワットリフトを含む5基のリフトが設置され、9本のコースが設定されている。
  • 里谷多英コースと命名されたモーグルコースも備えていたが、2008年に閉鎖され、2010年には無整地バーンながら復活した。
  • なんちゃってスノーボードパークといわれる、子供でも楽しめるキッカーなどが用意されている。
  • リフト券が安価(一日券3100円は長野県北信エリアのスキー場では最安)

存続問題とスキー場の今後編集

前述の通り飯綱高原スキー場はピーク時で7基の索道11本のコースを持ち84年に23万人の動員、1998年の長野五輪でもフリースタイルスキーのモーグル、エアリアルの競技が行われたスキー場であったが、ここ数年は3万人前後の動員かつ下記の理由から長野市はスキー場の今後の運営について数年前検討を重ねていた。

  • 降雪量の減少によりオープンできる日が極端に減った(地球温暖化による飯綱高原エリアの高気温化、積雪量の減少、スノーマシンの未導入など)。
  • 平成17年のいわゆる平成の合併により戸隠スキー場が長野市の市営スキー場として運営開始、長野市として複数のスキー場を運営することとなり市の負担が増えた。
  • 飯綱エリアには飯綱高原スキー場のほかに前述の戸隠スキー場、隣の飯綱町にいいづなリゾートスキー場とスキー場が複数あり、そちらを選択するスキーヤーが増えた。

これらの相乗的な理由によりここ数年飯綱高原スキー場は慢性的な赤字経営で毎年長野市が1億前後の補填をしている状態だった。 そこで長野市は平成30年に飯綱高原スキー場について下記の決定をした。

  • 長野市の市営としてのスキー場の運営は2019-2020シーズンで終了する。
  • 飯綱高原スキー場はプロポーザル公募によってで民営企業に譲渡する(条件として10年は存続させること、年間230万の土地代を負担すること)。売却額は0円で期限は2019年12月末。
  • 譲渡先が見つからない場合はスキー場は閉鎖、植林をして国有林に戻し、飯綱高原エリアはスキー場の「冬主体」から、キャンプ場の「夏主体」とした再開発を行う。

アクセス編集

脚注編集

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関連項目編集

外部リンク編集