香港仔海浜公園(ホンコンしかいひんこうえん、中国語: 香港仔海濱公園英語: Aberdeen Promenade)は、香港にある海浜公園であり、香港島香港仔の湾の北岸に位置する。1992年に完成し、香港娯楽・文化局が管理している。

香港仔海浜公園
2014年のリニューアルでできた帆船のモニュメント
2014年のリニューアルでできた東屋
2014年のリニューアルでできたステージ
海浜公園の端には観光用サイパンの埠頭が設置されている
香港仔海浜公園の海側にある「艇仔粉」

歴史 編集

1970年代中頃、香港仔の海の埋め立て工事が始まり、その土地は主に香港仔中心香港仔海傍道の建設に使用された。香港仔海旁道以南の土地は、憩いの場とするべく海浜公園が建設された。公園は1992年に完成し、尖沙咀海浜花園荃湾海浜公園に次いで香港で3箇所目となる海浜公園となった。

施設 編集

香港仔海浜公園の西端は、香港仔海旁道と香港仔大道の交差点の近くにあり、それより先は湾に沿ってのびる香港仔魚類卸売市場となっている。東端は香港仔海旁道と觀海徑の交差点の近くにあり、逸港居香港仔テニス&スカッシュセンターに接している。全長は約800メートルある。

香港仔海浜公園には、屋外の広場、児童向けの遊具、バスケットボールコートなどが設置されている。海沿いには多数の埠頭が設置されており、鴨脷洲南丫島蒲台島長洲島といった各島や、ジャンボキングダム(2020年3月以来閉鎖)への船が出航している。

ギャラリー 編集

将来の計画 編集

南区の協議会は、区の「重点プロジェクト」として觀景台付近に海鮮レストランの建設を提案した。レストランチェーン「稻香集團」のグループの資金で運営し、8,000万元を要するこのプロジェクトは、多くの議員が反対の立場をとり、最終的に保留となった[1]

喫煙 編集

喫煙区域以外は禁煙となっている。

周辺施設 編集

出典 編集

関連項目 編集

座標: 北緯22度14分50秒 東経114度09分14秒 / 北緯22.2473度 東経114.154度 / 22.2473; 114.154