高木俊幸

日本のサッカー選手

高木 俊幸(たかぎ としゆき、1991年5月25日 - )は、神奈川県横浜市青葉区出身のプロサッカー選手Jリーグジェフユナイテッド千葉所属。ポジションはフォワードミッドフィールダー

高木 俊幸
名前
愛称 トシ
カタカナ タカギ トシユキ
ラテン文字 TAKAGI Toshiyuki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1991-05-25) 1991年5月25日(32歳)
出身地 神奈川県横浜市青葉区
身長 171cm
体重 64kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ジェフユナイテッド千葉
ポジション FW / MF
背番号 20
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2009-2010 東京ヴェルディ 30 (6)
2011-2014 清水エスパルス 120 (20)
2015-2017 浦和レッズ 47 (4)
2018-2021 セレッソ大阪 84 (10)
2022- ジェフユナイテッド千葉 49 (3)
代表歴
2009 日本の旗 日本U-18
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月3日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴 編集

プロ入り前 編集

神奈川県横浜市出身。幼稚園年長で地元、あざみ野FCに入団。小学校入学時に野球転向のため一時あざみ野FCを退団。その後東京ヴェルディ1969JYに加入し、順調に同チームのユースへ昇格。2009年には2種登録選手としてJ2デビューも果たした。

東京ヴェルディ 編集

2010年から、プロ契約を果たして正式に東京Vトップチームへ昇格。1年目からレギュラーに定着し、2種登録された弟の善朗とともに東京Vの攻撃の要として活躍、6得点を挙げた。9月12日の第25節横浜FC戦では弟の善朗と初の兄弟アベックゴールを達成した。その後も、27節徳島戦、28節の北九州戦でもアベックゴールを達成し、このシーズンだけで3度アベックゴールを決めた。

清水エスパルス 編集

シーズン終了後にJ1の清水エスパルスに完全移籍した。2011年シーズンは3トップの左ウィングとしてコンスタントに起用されている。7月27日にホームで行われたナビスコカップの1回戦甲府戦のセカンドレグで移籍後の公式戦初得点を挙げた[1]

浦和レッドダイヤモンズ 編集

2014年12月13日、浦和レッドダイヤモンズへ完全移籍することが発表された[2]。2016年10月15日、G大阪とのルヴァンカップ決勝戦では2シャドーの一角で先発し、優勝に貢献して自身初のカップ戦得点王に輝いた。2017年9月13日、AFCチャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグ・川崎戦では2戦合計4-4から決勝点を決めて勝利に貢献した[3]

セレッソ大阪 編集

2018年1月5日、セレッソ大阪に完全移籍で加入[4]。2月10日、FUJI XEROX SUPER CUPの川崎戦で途中出場から移籍後初得点を決めて優勝に貢献した[5]。5月20日、第15節の広島戦では2得点を決めて首位撃破に貢献した[6]。続く天皇杯2回戦でも、柿谷曜一朗の鮮やかなアシストから決勝点を記録。絶好調だったが、ワールドカップでJリーグは中断、「僕としては中断してほしくない」と話した[7]。この時期を高木はセレッソで最も活躍をみせた時期として振り返っている[8]

2019年以降は負傷に悩まされた事もあり、初年度のような大きな活躍をみせることはなくなった[9]

2021年12月13日、契約満了による退団が発表された[9]。「4年という大きなチャンスを頂き感謝しています。移籍初年度は自分らしくプレーができたシーズンでしたが残りの期間は怪我が増えチームに迷惑をかけてしまいました。それでも何度も怪我を治しグラウンドに戻し続けてくれたメディカルスタッフ、チームドクターや自分の事を信頼し続けてくれた監督、コーチ、チームメイト、そして応援し続けてくれたサポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ゼロックススーパーカップ、2018年のアウェイの広島戦など皆さんと分かち合った勝利の一つ一つが最高の思い出です。本当にありがとうございました」などとコメントした[8]

ジェフユナイテッド千葉 編集

2021年12月29日、ジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍することが発表された[10]

人物 編集

所属クラブ 編集

個人成績 編集

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2009 東京V 33 J2 5 0 - 0 0 5 0
2010 24 25 6 - 1 0 26 6
2011 清水 13 J1 29 2 4 1 4 1 37 4
2012 30 9 7 2 2 0 39 11
2013 30 6 4 0 3 2 37 8
2014 11 31 3 4 1 4 2 39 6
2015 浦和 31 21 2 2 0 2 1 25 3
2016 13 14 2 5 4 1 0 20 6
2017 12 0 2 0 3 1 17 1
2018 C大阪 30 6 2 1 2 1 34 8
2019 19 2 7 0 2 1 28 3
2020 16 1 1 1 - 17 2
2021 19 1 1 0 3 0 23 1
2022 千葉 20 J2 29 3 - 0 0 29 3
2023 20 0 - 1 0 21 0
通算 日本 J1 251 34 39 10 26 9 316 53
日本 J2 79 9 - 2 0 81 9
総通算 330 43 39 10 28 9 397 62
  • 2009年はユース所属

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2015 浦和 31 4 0
2016 13 2 0
2017 6 1
2018 C大阪 4 0
2021 4 0
通算 AFC 20 1

タイトル 編集

チーム 編集

浦和レッドダイヤモンズ
セレッソ大阪

個人 編集

  • Jリーグカップ 得点王:1回(2016年)
  • AFCチャンピオンズリーグ 最優秀ゴール賞:1回(2017年)

代表歴 編集

脚注 編集

  1. ^ 【清水】高木移籍後初ゴール/ナビスコ杯 - 日刊スポーツ 2011年7月27日付
  2. ^ 高木俊幸選手 完全移籍加入のお知らせ - 浦和レッズ公式サイト 2014年12月13日
  3. ^ 浦和10年ぶりVへ初戦1-3から4発!最後は高木 日刊スポーツ(2017年9月14日)
  4. ^ 高木俊幸選手 完全移籍のお知らせ セレッソ大阪(2017年1月5日)
  5. ^ C大阪がゼロックス杯制す 山口、清武、高木で3発 日刊スポーツ(2018年2月10日)
  6. ^ 独走に待った!広島が今季2敗目…“休養十分”C大阪が高木俊幸の2発で快勝 ゲキサカ(2018年5月20日)
  7. ^ C大阪高木アゲアゲ2戦連発、W杯中断しないで~!”. 2023年1月22日閲覧。
  8. ^ a b C大阪MF高木俊幸が契約満了、メディカル陣にも感謝つづる「何度も怪我を治し…」”. 2023年1月22日閲覧。
  9. ^ a b 高木 俊幸選手 契約満了のお知らせ セレッソ大阪(2021年12月13日)
  10. ^ 高木俊幸選手の加入について』(プレスリリース)ジェフユナイテッド市原・千葉、2021年12月29日https://jefunited.co.jp/news/2021/12/top/164076120015206.html2022年1月4日閲覧 
  11. ^ a b “【清水】高木俊、タレント金子織江と結婚”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2014年1月17日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140117-1245459.html 2020年8月4日閲覧。 
  12. ^ “高木豊氏、おじいちゃんに!長男・俊幸のモデル妻・金子織江が男児出産”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年2月7日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/07/kiji/K20150207009767421.html 2015年2月7日閲覧。 
  13. ^ 高木 俊幸選手の入籍について”. ジェフユナイテッド市原・千葉 (2023年7月20日). 2023年7月21日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集